ヒルトン京都宿泊記 (2024/09)=客室編=


名前ヒルトン京都

場所:〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町416
地図はこちらからどうぞ

交通手段:地下鉄東西線 京都市役所前駅 徒歩2分

また行きたい度:=☆☆☆☆=2024/9/12に開業した京都の和とヒルトンらしいモダンさを併せ持つラグジュアリーホテル

外部リンクヒルトン京都の公式ページへのリンク

備忘録

(2024/09/12記載)
ヒルトンの日本国内の新規開業をチェックしていると、京都エリアに続々とヒルトンブランドが開業しており、その中の「ヒルトン」ブランドとしてこちらのホテルが2024年9月に開業という情報を発見。
特に京都を訪れる予定は無かったのだが、折角ならばということで開業1か月程度前から開業当日の予約を入れてみた。
すると意外にもまだ多くの客室タイプが空いていたので、まずはブッキングしてみた。

施設編のインプレはこちらで掲載。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルは低層階のゲストルーム(40平米)・上層階のデラックス(40平米)・建物の角の広めのプレミアム(52平米)の3種類がベースとなっており、これらに加えてエグゼクティブラウンジが使える高層階指定のエグゼクティブやスイートなど、計5つのカテゴリーにわかれている。
それぞれの部屋にはツインとキングのベッドタイプがあり、デラックスとエグゼクティブには眺望が良いシティービューの部屋もある。
そしてスイートは80~120平米の広さ別の3タイプが用意されており、計5カテゴリー15種類の客室タイプとなかなか種類が多い。
ただ、建物の角に配されているプレミアムと、そもそもの客室が広いスイートを除くと実際には客室の階層と一部のアメニティー(ダイソンのドライヤーやネスプレッソマシーンがおかれている)でグレードが異なるだけなので、こだわりが無ければゲストルームでも十分かも知れない。

今回は予め「ゲストルーム キング」の部屋を予約していたが、ヒルトンダイヤモンドメンバーの特典として最終的には部屋の広さは同じながらエグゼクティブフロアのシティービューの部屋にアップグレード、アサインされたのは9階の921号室であった。
建物は9階建てなので、最上階のラウンジのある部屋がアサインされた。


レセプションは1F、エグゼクティブラウンジは9Fとなっており、ラウンジへのアクセスを含めて各階移動時はカードキーをかざして階数をしているする方式となっている。


エレベーターを降りると部屋に向かう廊下は落ち着いた雰囲気。
京都らしい木と間接照明を使った上質ながら和を感じさせる。


こちらのホテルは一番シンプルな長方形の建物の両サイドに部屋がアサインされるタイプ。
9階についてはラウンジがあるため変則的なつくりとなってはいるが、建物下側が眺望の開けたシティービューの部屋、両サイドは建物が隣接しているため、特に低階層は眺望というよりも常にブラインドを閉めておく必要がある。


客室に入ると、廊下と同様に京都感のある木を基調とした雰囲気の踊り場があり、その途中に水回りがアレンジされている一般的な客室タイプ。


客室側にはミニバーコーナーが設けられており、カウンターの上には350mlの瓶詰の水のボトル(ヒルトン横浜と同じ神奈川県足柄群のミネラルウォーター)やネスプレッソのコーヒーマシーン、紅茶などが準備されている。
なお、追加の水は各フロアにあるウォーターサーバーで注ぐセルフサービスとなっている。


最近はあまり見ないミニバーコーナーもあり、ワイン(泡・赤・白)や京都ウィスキーなども準備されている。


金額的にはホテルのミニバーの価格という感じで高くも安くもない印象。


グラス類は、水用のタンブラーとステムレスのワイングラス、コーヒーセットが準備されている。


こちらが客室エリア。
40平米ということもあって、180センチのキングベッドが入り、窓側にカウチソファーとコーヒーテーブルも置かれているが、それでも十分なスペースが確保されている。


ベッド両サイドにはコンセントと充電用のUSB(AとC)ポートがある。
また、こちらで窓のブラインドの開閉も可能。


こちらが部屋の奥側からの写真。
55インチクラスのテレビがベッドと反対側に壁掛けで配さているので、ベッドで寛ぎながらテレビを見ることが出来る。
一方で、テレビは角度を変えられないこともあり、窓側のソファーに座って見ると若干違和感がある。


窓側には部屋の左右すべてを使った長いサイズのカウチソファーがおかれている。
ちょっと寛いだりものを置いておいたりと何かと便利。


また、そのほかにはコーヒーテーブルと1人用の椅子も置かれている。
それなりに大きなサイズ感で、パソコンを出して作業をできる
またコンセントも壁側に2口設けられているので、充電しながらの作業も可能。


この日は開業初日ということで、ダイヤモンドメンバーにはヒルトン京都のパティシエが作ったお菓子やフルーツが準備されていた。


こちらが窓からの景色。
今回アサインされたのは最上階、かつ唯一「シティービュー」とビュー指定された部屋ではあるが、さすがに開けた眺望とまではいかない。
周囲には道路を挟んで雑居ビルが建ち並ぶこともあり、眺望を期待するホテルではなさそう。

さて、水回りだが、こちらは少し特徴的なつくり。
いわゆる水回りを壁で仕切るタイプではなく、通常は解放されておりプライバシーを保ちたいときは引き戸で囲んで疑似的に部屋にするという運用。


こちらが洗面・シャワーエリアの写真。
デフォルトでは扉が開け放たれており開放的。


両サイドから引き戸を引くことによってこのエリアを個室にしてプライバシーを確保することが出来る。


洗面エリアはおしゃれに作られており、バスエリアはその横に確保されている。


こちらが浴室エリア。
シャワーに加えてレインフォールのシャワーも準備されている。
ただ、バスタブはそこまで大きなものではなく、大人1人が普通に足を伸ばせるかどうかというサイズ感。


こちらがトイレ。
扉を開けて入る完全個室タイプ。
手洗い用の洗面台もトイレ内に設置されている。


こちらがアメニティー。
歯ブラシや髭剃りはあるものの、それ以外のアメニティーはあまり充実しておらず、他のヒルトン系のエグゼクティブフロアの客室だと用意されていることの多いマウスウォッシュやバスソルト、ボディータオルなどの準備はない。


シャンプー類はヒルトン系でよく見かけるJTB商事が取り扱っている「クラブツリー&イヴリン(Crabtree&Evelyn’)」のもの。
香りは外資系ラグジュアリーホテルでよく見かけるウッディー感を感じられるタイプのもの。
爽やかなウッディー感のあるタイプで個人的にはなかなか好みであった。
シャンプー単体だと洗いあがりは若干キシみがあるが、コンディショナーも合わせて使えば全く問題なし。

2024年9月12日の開業初日に宿泊したが、やはり新しいホテルということもあり部屋の設備は最新のもの、雰囲気も京都の和とヒルトンの洗練された雰囲気をバランスよく取り込んでいる。
ただ、部屋自体はスイートや一部の部屋をのぞいて間取りや広さは同じで、異なるのは階層および眺望と一部のアメニティーのみ。
また、値段もそれなりに高い感じもあるが、京都にはダブルツリーブランドも展開していることもあってそれらとの差別化を考えれば妥当かもしれない。
京都駅から徒歩でのアクセスはできない場所ではあるが、鴨川や先斗町などの観光名所へのアクセスは徒歩圏内、かつホテル内のルーフトップバーやプールなどの施設も充実しており、ホテルでゆったりと過ごしつつもしっかりと観光をしたいという時には間違いなく一番最初に宿泊候補になるラグジュアリーホテルであった。

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