名前:ヒルトン京都
場所:〒604-8006 京都府京都市中京区下丸屋町416
地図はこちらからどうぞ
交通手段:地下鉄東西線 京都市役所前駅 徒歩2分
また行きたい度:=☆☆☆☆=2024/9/12に開業した京都の和とヒルトンらしいモダンさを併せ持つラグジュアリーホテル
外部リンク:ヒルトン京都の公式ページへのリンク
備忘録
(2024/09/15記載)
ヒルトンの日本国内の新規開業をチェックしていると、京都エリアに続々とヒルトンブランドが開業しており、その中の「ヒルトン」ブランドとしてこちらのホテルが2024年9月に開業という情報を発見。
特に京都を訪れる予定は無かったのだが、折角ならばということで開業1か月程度前から開業当日の予約を入れてみた。
すると意外にもまだ多くの客室タイプが空いていたので、まずはブッキングしてみた。
施設編のインプレはこちらで掲載。
客室編のインプレはこちらで掲載。
エグゼクティブラウンジ編のインプレはこちらで掲載。
今回は素泊まりでの予約ではあったが、ダイヤモンドメンバー特典として朝食が無料となるため、朝食はエグゼクティブラウンジか1Fにある「テオリ」のいずれかを選択可能。
ラウンジよりもメイン朝食会場の方が当然広さもメニューも豊富なので、今回は「テオリ」での朝食をセレクト。
レストランは1Fの建物向かって右側の奥にある。
このエリアにバーラウンジなども集められており、「テオリ」は一番建物の外側に位置している。
こちらがレストラン内の雰囲気。
程よくカジュアルな感じもありつつ、落ち着いた色合いとなっている。
ホテル唯一の開けた幹線道路沿いの面を活用して明るい雰囲気となっている。
ビュッフェエリアはその反対側に位置しており、洋食や温菜コーナー(写真手前)と和食コーナー(写真奥)に分かれている。
温菜コーナーではホテルビュッフェ定番のベーコンなどが提供されている。
ただ、プレゼンテーションは他のヒルトン系ホテルとは異なり、ハムもベーコンも塊のままでディスプレイし、その場でスライスして提供するライブクッキングスタイル。
ヒルトンでこのレベルの提供方法はなかなか他ではない。
そしてその奥にはトマトやビーンズ、温野菜なども用意されている。
温菜系はその他に和牛コロッケや豆腐ハンバーグ、セルフサービスで作るポットパイなどとなかなか充実している。
洋食コーナーには定番のエッグスタンドがライブクッキングコーナーとして設置されていた。
選べる具材もなかなか多い。
和食コーナーにはご飯のお供の他にも京都らしく漬物が数多く準備されている。
また、ご飯は京都産のコシヒカリ以外にも油揚げ入りの炊き込みご飯も用意されている。
和食以外にも焼売や揚げパン、チャーハンなどの中華料理も取り揃えられている。
そして和食のライブクッキングコーナーでは「抹茶入りうどん」と「京風ラーメン」を提供している。
ビュッフェエリアの後ろ側にはダイニングエリアとの間の壁となるようにサラダ類が準備されている。
野菜系はそこまで種類は多くないもの、葉物含めて一通り用意されており、サラミや生ハム、スモークサーモンはラグジュアリーホテルらしいしっかりとしたクオリティーのものが用意されている。
その並びには和食系の冷菜メニューが用意されている。
納豆をはじめ、大根おろしいくらの小鉢であったり、温泉玉子やちらし寿司、おばんざいが数種類とかなりの充実度。
パンコーナーでは食パンやバゲット、クロワッサンやデニッシュなど比較的豊富な種類のパンが準備されている。
飲み物はコーヒーや紅茶などに加えてヒルトン横浜と同様にオシャレなサーバーに入ったオレンジジュース・アップルジュース・デトックスウォーターが用意されている。
デザートはカットフルーツやスイスの朝食で食べられているベルハーミューズリー(オートミールにドライフルーツやナッツなど混ぜたシリアルに牛乳やヨーグルトを加えてふやかしたもの)も置かれている。
そしてその他にも京都らしく抹茶を使ったものが豊富に取り揃えられている。
毎度サラダプレートから。
上質な食材を用意していることもあって、見た目もやはり華やか。
また、他のヒルトン系ホテルでは見られないライブクッキングスタイルで提供しているハムやベーコンもビジュアルだけでなく味もワンランク上。
ライブクッキングコーナーで作ってもらった京風ラーメン。
生麺を使用しているとはいえ、専門店ではなくホテルのラーメンということでそこまで期待していなかったのだが、極細の麺と京風ラーメンにしては少し濃いめの醤油スープはなかなかのレベル。
他の朝食ビュッフェではあまり見ないフィンガーサンドも玉子サンド的なものながらなかなか美味しい。
和食コーナーからはおばんざいや漬物などを少しずつ色々とセレクト。
若干固めに炊きあげられた白米と共に頂く。
そして、京都定番のちりめん山椒を白米と共に。
山椒のピリ辛の刺激とちりめんの食感や塩分が白米にパーフェクトにマッチする。
こちらは炊き込みご飯。
油揚げやひじきなどが入っており、シンプルに美味しい。
中華料理も少し頂いてみたが、こちらはいたって普通という感じ。
デザートには定番のカットフルーツと、こちらのホテルで初めて見たスイスの朝食であるベルハーミューズリーも頂いた。
オートミールやドライフルーツなどとヨーグルトの味わいが程よく混ざり合い、意外と癖になる味わい。
折角なので抹茶を使ったシフォンケーキなどのスイーツも堪能。
抹茶の風味がかなりしっかりと効いており、甘味は控えめで大人な味わい。
開業初日ということで、施設案内の用紙にレストラン開店時間が実際よりも30分早く記載されていたりとドタバタはあったものの、京都らしく和食が充実していたという印象。
普段は洋食系を選ぶことが多いのだが、こちらのホテルではおばんざいや漬物などがとても充実していたので、トータル的に見て和食メニューを選んでいたような感じであった。
もちろん洋食メニューも充実しており、特にライブクッキングスタイルで提供するハムとベーコンは国内のヒルトン系ではあまり見たことがなく、ビジュアル的にも味わい的にもかなりレベルが高かった。
総じて満足度が高い朝食だったのだが、個人的には多くのヒルトンで提供している「カレー」が無かったのが唯一物足りなかったポイント。
とは言え、イメージ的には和のカラーが強い京都なので、折角京都に来たのならば和食を十分に楽しむというのもアリかも知れない。
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