大甚 本店 (2024/05)


名前大甚 本店

場所:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-5-6
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 名古屋駅 直結

営業時間:15:45~21:15 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=陳列されている小鉢料理セルフで選び会計はそろばんという超昭和レトロな味のあるコスパ居酒屋

外部リンク大甚 本店の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/08/06記載)
2024年5月中旬の平日の締めで利用。
この日は所要で名古屋を訪れており、伏見付近で夕食の場所を検索。
急遽名古屋行きが決定したため事前にチェックする余裕が無く、また、金曜ということで居酒屋系は間違いなく混雑する中でいくつかピックアップした候補な中の一つがこちら。
第一候補は愛知の酒蔵が経営するオシャレな和食店だったのだが、予想通り満席で空く時間も未定という事で、そこからそこまで遠くないこちらの店にアタックしてみた。

<お店の場所はどこ?>
店舗は地下鉄線の伏見駅からのアクセスがよく、本来であれば7番出口を出て、右側に片側2車線道路の「広小路通」見ながら20メートルほど進めば店舗にたどり着く。
ただ、2024年5月現在、7番出口は改修工事のため閉鎖されているので、反対側の8番出口から出たうえで「広小路通」をファミリーマート側に渡り右折していく必要がある。


こちらが店舗外観。
コンクリートのビルが立ち並ぶ一角に、レトロな外観の建物と共に「酒」の暖簾がかかった外観はなかなか目立つ。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日ではあるが金曜日、また時間も19時過ぎということで、人気の居酒屋であれば予約無しでは入れない時間帯。
急遽名古屋行きが決まったこともあり、予約はおろか、店も決まっていない中でこちらのお店に向かったが、店舗前について愕然。
居酒屋なのに店のまで待ち客が5組という状況。
ということで、とりあえず列に並びながらどうするか検討しようということで列に接続すると、5分程度で1組が入店。
その後も10分程度で2組が入店したのでそのまま待ち、結局20分程度の待ちで入店。
我々が入店後も待ち客の列は絶えることなくむしろ増え、最大では10組程度が待っている状況であった。
店内は超昭和レトロな雰囲気となっており、そのまま映画やドラマのセットとして使えそうな感じ。
座席はテーブル席と小上がり席があるのだが、相席は当たり前という感じで、とにかくきっちりと詰め込むような感じ。
見知らぬ人と一つのテーブルを囲んで和気あいあいと飲む、というような雰囲気が苦手な人にはちょっとキツい空間かも知れないが、これだけ昭和レトロな雰囲気の居酒屋はある意味今どき珍しい。


こちらが店内の雰囲気。
味のある店内に所せましと配された長テーブルを相席で利用するという、まさしく居酒屋という雰囲気。


こちらは今回案内された2Fの席。
1F同様にテーブル席、小上がり席がある。

<オススメのメニューは?>
店内の昭和レトロな雰囲気も今どき珍しいが、メニューやオーダー方法もかなり珍しい。
お酒のメニューこそテーブルにあるのだが、食事のメニューは無し。
料理は大きく刺身、おばんざい的なつまみ、そして揚げ物に分かれており、全ての料理は1Fでスタッフの方に直接オーダーする方式。
刺身とおばんざいは陳列している棚から好きなものを自分で取っていくという、学食的な方法になっており、揚げ物は都度オーダーして席まで持ってきてもらう。
なお、刺身や揚げ物は金額が書いてあるのだが、小鉢に盛られているおばんざいは金額の記載無し。
更に、通常はスタッフの方がオーダー票にメニューを記載して注文した品を管理していくのが多いが、こちらの店は回転寿司方式で器の色や形などで金額を計算するので、食器類はお会計の時まで一切下げないようになっている。
今回は勝手が全く分からずに混乱したが、一度覚えてしまえばお酒以外はスタッフの方に注文する必要なく自分の好きなタイミングで好きに取りに行けるのである意味なかなか効率的。
色々見てみて、今回は「本マグロ赤身(1200円)」、「明宝ハム(400円)」、「手羽からあげ(600円)」と小鉢を2品セレクトした。


こちらが日本酒メニュー。
愛知県では定番の「蓬莱泉」をはじめ、色々な地酒を準備している。
こちらには金額が書いていないが、1杯で750円、4合瓶で2600円での提供のよう。


こちらはその他のお酒メニュー。
お酒類はそこまで安いという印象はない。

食事メニューはスタッフの方にオーダーする方式ではなく、自ら1Fにあるものを見に行ってセルフで自席まで運ぶスタイル。


刺身はこちらの陳列棚に準備されており、セルフもしくはスタッフの方に出してもらう方式。


刺身や焼魚などはメニューに金額と共に記されているが、16時から営業しているということもあってか19時半になると売り切れとなっているメニューが大半。


そして、こちらのエリアでスタッフの方が予め仕込んだ小鉢料理を手際よくお皿に盛っていく。


準備された小鉢料理は隣のエリアに陳列されているので、気になるものを自らお盆に乗せて自席まで運んでいく。


なお、揚げ物メニューなどはオーダー制となっている。


その横では大将が樽酒を徳利に移し替えており、こういう雰囲気も飲兵衛にはたまらない。


こちらが今回オーダーした日本酒。
日本酒は4合瓶からの提供となり、1合は入ろうかというグラスになみなみ+受け皿にもしっかりとこぼしてくれる。
これで750円ならばなかなかお得。


こちらが今回選んだ小鉢たち。
マグロの刺身と明宝ハム以外に、タコの煮ものと小魚の佃煮をセレクト。


こちらは「本マグロ赤身刺身」。
5切れで1200円とこちらのお店の中ではなかなかの金額だが、厚く切られてたマグロは旨味たっぷり。


こちらは名古屋では有名なハムである「明宝ハム」。
それを厚くカットしたもの。


そして、揚げ物メニューとしてオーダーした「手羽からあげ」。
名古屋の手羽唐揚げなので、いわゆる某有名手羽先チェーンのようなものを想像していたが、手羽中のフライという雰囲気。

<まとめ>
今回は2名で日本酒グラスを1杯ずつと1合徳利をオーダー、その他に刺身と唐揚げ、小鉢を2つオーダーしてトータルで5000円程度。
1名あたり2500円とまあまあな金額ではあるが、刺身がそれなりの金額であることと、日本酒がグラスと言いつつも1合程度入っていることを考えれば決して高いという感じはない。
とにかく店内が昭和レトロ絵にかいたような感じで、そのままドラマや映画で使えそうな味のある雰囲気なのと、混雑時は相席が前提という感じも飲兵衛にはたまらない。
準備されている小鉢の総菜系メニューもリーズナブルで酒飲みにはたまらないものばかり。
ただ、人気店のようで、週末の19時になると店先で待ち客が出るほど混雑するので、事前予約(電話のみ)か早めの時間に行くのが確実。
また、遅い時間になると刺身類含めて品切れとなるメニューもたくさん出てくるので、時間が許せば早めからスタートして二次会に向かうという流れが良さそうな感じではあった。

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大甚 本店居酒屋 / 伏見駅丸の内駅大須観音駅

夜総合点★★★☆☆ 3.6

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