いばらき地酒バー 水戸 (2024/05)


名前いばらき地酒バー 水戸

場所:〒310-0015 茨城県水戸市宮町1-1-1 水戸駅ビル エクセル2F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 水戸駅 直結

営業時間:10:00~22:00 不定休

また行きたい度:=☆☆☆☆=30種類近い茨城の地酒をおつまみと共にリーズナブルに楽しめる県が運営する改札隣接の酒屋兼角打ち

外部リンクいばらき地酒バー 水戸の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/08/08記載)
2024年5月上旬の平日に利用。
この日は所要で水戸エリアに来ており、水戸と言えば納豆ということで途中下車して駅隣接の駅ビルで2種類の藁納豆を購入。
ただ、折角なので水戸グルメを味わってから帰ろうと色々探したものの、夕方4時くらいだと地元の店は丁度昼休憩の時間帯となっており全く見つからず。
納豆を買って帰ろうと諦めていたところ、改札横で「地酒角打ち」と大きく書かれたお店を発見。 
予約した電車まで40分弱あったのでとりあえず行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
お店はJR線・水戸駅に直結しており、改札を出て左側にあるみどりの窓口の隣にある。
お店から東京方面に向かう列車のホームまで、普通に歩いて2分弱という好立地にあるのだが、調べてみるとどうやら茨城県が県内の地酒のPRのために出している店のよう。
それもあっての好立地なのかも知れない。


こちらが店舗外観。
改札を出た左側、みどりの窓口に隣接しており風景に溶け込んでいるので気にしないと通過してしまう。
が、店先に出ている日本酒の瓶をかたどったオブジェが目印となる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の17時前ということもあり、店内はそこまで混雑していなかった。
こちらは店舗入ってすぐの場所に100種類近い地酒を販売している酒屋スペースと、右側には30種類くらいの地酒を楽しめる角打ちコーナーがある。
角打ちコーナーはハイチェアーで座って楽しめる席、スタンディングの席がそれぞれ10席ずつ、最大で20名程度のキャパという印象。
流石に平日の17時前ということと、いわゆる居酒屋ではないこともあってか店内は4割程度の客入りという感じ。
また、本格的に飲むという人ではなく、どちらかというと出張や旅行で水戸駅を利用している人が電車の時間までちょっとお酒を楽しむというような使い方という印象であった。
角打ちというとちょっとディープな雰囲気もあるが、店内は木をベースとしたオシャレでモダンな内装となっているので、女性同士でも気軽に入れる。


こちらは日本酒販売エリア。
茨城の地酒を中心として100種類近い日本酒が取り揃えられている。
改札すぐ横の場所にこれだけの日本酒が取り揃えられているので、お土産購入に困った際には有効活用できそう。


こちらはお酒販売コーナーの反対側にある角打ち用に提供されている日本酒たち。
30種類以上の茨城の地酒がストックされており、どれでもコイン1枚で60mlの日本酒を楽しむ事が出来る。
日本酒の名前は記載があるものの、種別や精米歩合、使用米品種が体系的に記載されていないこともあり、一つずつしっかりと見ていく必要があるのはちょっと辛いところではある。


こちらが角打ちスペース。
比較的広々と座席間の間隔が取られており、ハイチェアーのカウンター席もある。


こちらが立ち飲みエリア。オシャレな造りでそこまで窮屈感はない。


また、角打ちスペースでは「茨城酒蔵マップ」と題されたパネルが展示されている。


改めてみると、大小35の蔵があるというのは驚き。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は酒屋兼角打ちということで、メインは当然日本酒となる。
日本酒は1枚300円のコインを購入し、30種類以上の日本酒があるサーバーから1コインで60mlの日本酒を楽しむ事が出来る。
また、日本酒に合わせるつまみも地元のお店が提供しているものを300~500円程度で提供しており、日本酒の試飲という感じではなく日本酒をおつまみと一緒に楽しみながら飲めるというスタイルになっている。
今回は40分という時間だったので、日本酒コイン3枚とおつまみがセットになった「地酒呑みくらべおつまみセット(1000円)」と「イカめし(450円)」をオーダーした。


こちらが店内に記載されているメニュー。
基本的には地元のお店で販売しているつまみ類を提供しているとのこと。


なお、角打ちスペースの各席にもメニューが置かれているので、それを見てからの追加オーダーも可能。

入店後、まずはレジでファーストオーダーを済ませ、つまみはものによっては後から提供されるというスタイル。
今回は日本酒の飲み比べセットをオーダーしたので、専用のコインを3枚貰い日本酒サーバーへ向かった。


こちらが今回オーダーした「地酒呑みくらべおつまみセット」。
地元産の食材を使ったつまみが添えられており、写っているコイン1枚をお酒のサーバーに投入することで好きな日本酒を60ml楽しむ事が出来る。


日本酒サーバーの前で散々悩んでセレクトした3種類とセットのつまみ、そして追加オーダーした「イカめし」。
1杯で60mlなので、3杯飲めば1合と、実はそれなりの量がある。


こちらがセットに付いてくるつまみたち。
小松菜のあえ物、ウィンナー、イカ焼き等、一口少々のボリューム感ながら日本酒のアテにはピッタリのもの。


なお、「イカめし」は子供の握りこぶし大という感じで、1人で1つ食べるとそれなりにお腹に溜まるボリューム感。

以下は今回試してみた日本酒たち。


まず一杯目に試したのは結城酒造の純米吟醸「結 ゆい 純米吟醸 雄町 生原酒 三千櫻酒造バージョン」。
元々「三千櫻」は知っていたお酒だったことと好きなお酒だったのでこちらを試してみたが、想像通り豊潤でしっかりと米の甘味を感じられるフルーティーなもの。
後々調べてみると、こちらの酒造の酒蔵が2022年に全焼してしまい、その後こちらの三千櫻と茨城県内の来福酒造にて酒造りをしているため三千櫻という名前が使われていたとのこと。


二杯目は大吟醸ということで、西岡本店の大吟醸「花の井 大吟醸」をセレクト。
何となく「大吟醸」という単語とシンプルなラベルからセレクトしたものだったが、実は販売価格が四合瓶で5500円というもの。
それを60mlで300円という価格で飲ませてくれるのは驚き。


最後に選んだのは木内酒造の純米酒「菊盛 純米」。
こちらの酒造は納豆を購入した駅ビルに直営店が入っていたため気になったので試してみた。
純米らしい力強く穀類の香りを感じられるタイプ。


そして追加オーダーとして剛烈酒造の「剛烈 純米吟醸」。
「醇酒」と書かれていたので試してみたが、吟醸香は控えめで、想像寄りはすっきりとした味わいで飲みやすい日本酒であった。

<まとめ>
今回は事前リサーチなくたまたま駅の改札横にあった「地酒角打ち」の文字が目に入ってお店に吸い込まれたが、結果としては大正解。
つまみと60mlの日本酒を3種類楽しめるセットとイカめしをオーダーして1450円と、普通にお店で日本酒を飲むことを考えるとかなりオトクに楽しむ事が出来たが、県がPRのためにやっているお店という事を考えると納得できるものの、改札横という立地を考えると利益追求型の店舗であれば到底無理なリーズナブルな価格設定。
また、店内は角打ちだけでなく茨城県産の地酒を100種類程度取り扱っており、普通にお土産店として立ち寄る価値も十分にある。
どのお酒を買ったらいいか分からない、という時には試飲を兼ねて1000円で楽しめる「地酒呑みくらべおつまみセット」をオーダーするもよし、普通に茨城の地酒を楽しむのであればワンコインで購入出来る地元産のおつまみと共に1杯(60ml)300円のコインを追加して色々な日本酒を楽しむもよしと、使い勝手はとても良い。
なお、東京方面に向かう特急列車のホームまで普通に向かって2分かからないので、隙間時間が15分もあればちょこっと日本酒を楽しむことが出来る気軽さもとても魅力的。

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いばらき地酒バー 水戸日本酒バー / 水戸駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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