カタール航空ビジネスクラス クウェート~ドーハ(1077便)



(2016/11/04追記)
2016年10月初旬、日本に移動する際に利用した。
クウェートからドーハを経由して日本に戻る際、当日中に帰国が出来てしかも羽田に帰れる乗り継ぎ方法がある。
が、この方法だと、ドーハでの乗り継ぎが1時間弱ということもあり、毎回非常にシビアな乗り継ぎを行わざるをえず、前回はクウェート発のこの便が1時間半遅延した影響で乗り継ぎが出来ず、ドーハからバンコク経由で羽田に戻るというトラブルに見舞われた。


今回は定時より少し早い出発、到着も10分程度早着であったので、トータルの乗り継ぎ時間は1時間10分確保出来たので余裕で乗り継げた。
一方で、直前になって機体変更があった模様。
予約画面確認時(前日)の時点でアサインはファーストクラス設定のあるA330-300であったのだが、最終的にはB787であった。
よって、シートインプレ等は羽田便と全く同じであるので割愛する。

個人的にはA330-300のファーストクラスシートが座席設計は古いものの、あの圧倒的なシートピッチが好きであった。
が、CA曰く「B787のシートが一番快適」とのこと。


ドーハ=羽田間を飛んでいるB787のビジネスクラスと全く同じ配列。


もちろん、このシートピッチでも十分ゆっくりと寛げる。


搭乗するとウェルカムドリンクとともに、朝食メニューを渡される。


ドリンクメニュー。
禁酒国ながら、機内は治外法権ということで、アルコールもオーダー可能。


毎度のワンプレートメニュー。
ラウンジで控えたこともあり、しっかりとオーダーした。


今回のメニューは比較的ヘルシーで野菜が多めの印象。
早朝4時過ぎとということもあり、これくらい軽めの方がありがたい。


ハマド国際空港に近づくに連れて夜が空けていく。
このような景色が見られるのは早朝便ならではの特権。


(2016/03/25追記)

2016年2月上旬にクウェート~ドーハ間で利用した。
この区間はB787かA320での運行になるが、今回はB787に当たった。


A320とは違い、ビジネスクラスコンパートメントは長距離国際線と同様の配置。
加えて早朝便ということもあり混雑率は見た目の通り。


機内側の2席配列のシートでもデバイダーがしっかりと設置されている。
ビジネスマンの一人旅にとってはとても有難い。
機体の運用開始タイミングが異なるので仕方ないといえば仕方ないが、A320と比べると、シートピッチやUSB充電等の設備、靴入れ等の小物入れスペース等、B787の内装がいかに実用性を重視して作られたのかを感じ取ることが出来る。

ただ、1時間程度のフライトということもあり、靴入れの中にはスリッパは準備されておらず、当然ながらアルマーニのアメニティーも準備されていない。


搭乗するとウェルカムドリンクの提供もしっかりとされる。
流石にこの時間からシャンパンは自粛した。

無事に定刻で出発。
余談だが、この便が定刻で飛ばないと、この後のドーハでの羽田乗り継ぎが非常に危なくなる。


北風の影響もあり、離陸が北方向となった。
離陸後に右旋回して南下するので、眼下にはクウェートシティーの夜景が広がる。


朝食メニュー。
前菜・主菜等の記載はあるが、全てが1つのプレートに載せられて提供される。
ラウンジで何も食べなかったこともあり、朝食には「チキンとハーブのフリッタータ」をオーダーした。


こちらが朝食プレート。
朝から食べるには十分な量。
味自体はなんともコメントが難しいが、機内でしっかりとしたものが食べられるというのは非常に有難い事。
頼めばお酒も飲めるが、流石に早朝便ということで自粛した。


(2015/08/14記載)
2015年7月、滞在先のクウェートから日本に戻る際に利用。

前回はエティハド航空であったが今回はカタール航空を利用した。
定刻が早朝の04:05発のドーハ行きの便は、空港の外れのスポットからの出発であった。
前回のエティハド航空と同様にバスでの移動となったが、ビジネスクラス(クウェート~ドーハ間はファーストクラスのみの設定)利用客はスポットから機体まで専用のバスで案内される。


本日お世話になる機体。
レジNoはA7AHYであった。

機体自体はドーハ~クウェートと同様にエアバス320であったが、シートは新型であった。


2・2の3列設定で、逆ハの字の配列ヘリンボーンタイプで、エコノミーは6~7割り程度の搭乗率の印象であったが、ビジネスクラスは私を含め2名のみであった。


座席を後ろから見ると、全ての座席が僅かに外を向いて配列されているのがわかる。
最初は若干違和感があるが、慣れてしまうとなんてことは無かった。


機内全景。
さすがに大きな座席を狭いスペースに入れているだけあって、見た目は圧迫感がある。


座席自体は2人掛けだが、比較的プライベート感も確保されている。
ただし、窓側の場合は通路に出るときにはアクセスが確保されていないので苦労する。

今回のフライトの1時間半では不要だが、シートは電動でフルフラットになるタイプのもの。


設計自体も比較的新しく、小物入れやテーブルへのアクセス、隣シートとのプライベート感もしっかりと配慮されている。


ほぼ貸し切り状態であったため、センターテーブルも独り占め。
一方で、今回は通路側の3Cを指定したが、もし窓側を選択した場合だと、通路へのアクセスの際には隣の席の乗客に一旦動いてもらわないと通路に出られない。
比較的狭いスペースにしっかりとしたシートを入れた影響なので仕方ないが気になる所ではあった。


こちらは朝食メニュー。
結構しっかりとしたものが準備されている。

離陸後しばらくするとオーダーした朝食が提供される。


ワンプレートながら、ボリュームたっぷり。
さすがに早朝という事もあり、アルコールのオーダーは遠慮した。


窓の外は夜明け。
朝焼けの光がウイングレットに映える。

ハマド国際空港に到着すると、沖止めスポットの場合はビジネスクラス客は専用のバスでターミナルまで案内される。


エコノミークラス用のバスと違い、各個人ごとに皮のシートが準備されている。

1時間少々の短い旅ではあるが、今回の新型シートは非常に快適に過ごすことが出来た。
感じとしては、中距離国際線に導入されているようなレベルのもので、クウェート=ドーハ間の短距離路線に導入するのはもったいない気もする。