(2016/08/27追記)
・過去の投稿を整理
・表示フォーマットを変更
(2016/06/22記載)
2016年5月上旬に、クウェートからドーハを移動する際に利用した。
通常、この便は787が設定されているが、今回は半月ほど前に機材変更が実施され、A330-300へ変更となった。
と同時に、これまでは設定の無かったファーストクラスも設定され、今回はファーストクラスシートの3Kをアサインされた。
搭乗して驚いたのがファーストクラスのコンパートメントの広さ。
座席に自体を表す言葉として、もはや「広い」という単語以外に思い浮かばない。
イメージとしてはQR便の777ビジネスクラスの座席のピッチをさらに拡張したような感じ。
加えて、窓側席(AとK)について言えば、座席の通路側に40センチ幅程度の荷物置きが設定されており、機体中央の2席よりも更に広く設定されている。
こちらについてはもはや個室レベルであった。
こちらは窓側K席の様子。
座席横の仕切りの高さもかなりあるので、もはや個室。
また、A・Kについては、かばんが普通におけるほどのスペースがシート横にある。
一方で、機体中央の2席については窓側程は横にスペースがない。
その分、中央のデバイダーを下げると隣の席と会話が出来る。
一方のシートピッチもやはり半端ない。
シートピッチはもはや説明しようのない程の広さで、窓の数にして4つ程度強を専有する。
窓側にもテーブルが配されていて、物を置くのには全く困らない。
こちらは座席に座った感じ。
写真に写っているオットマン、食事の時にその使い方に気付いたが、どうやら向かい合って食事をするために設定されている模様。
人が座った状態で横から見ると、その恐ろしいまでのシートピッチが一目瞭然。
普通に向い合ってもう一人座れる程。
一方で、座席自体の設計はかなり古さを感じた。
基本設計は777ビジネスクラスそのもので、そのシートピッチとシート幅を拡張したようなイメージ。
TVモニタも777ビジネスクラスと大差なく、シートピッチが拡張されている分、相対的に小さく感じてしまう。
座席は電動だが、動かせる箇所が最新のものに比べて少ない。
この辺りは最新の機材と比べるとかなり設計の古さを感じてしまう。
また、座席のコントローラーも基本機能のみであり、最新型の787ビジネスクラスのようなきめ細やかな設定は出来なかった。
食事については通常のビジネスクラスのもとのとそこまで大差はなく、また、1時間半程度のフライトということもあってかなり忙しく食べることとなった。
こちらは朝食メニュー。
アペタイザーとメインの記載があるが提供時はワンプレート。
テーブルは777ビジネスクラスと同様に、サイドから引き出して準備するタイプ。
食事の際にはテーブルクロスが引かれる。
テーブルがやけに縦長なのが気になる。
テーブルが大きいせいか、普段と同じワンプレートメニューにも関わらず非常に小さく見えてしまう。
食事を取りながら隣の席に目をやった時にふと気づいたのだが。
この異常なまでに縦長なテーブルと、足が届かないオットマン。
実は向かい合って食事をとるための仕組みなのでは?
写真を見る限り、どう見てもオットマン側にもう一人座れる気がする。。。
ビジネスクラスまでは贅沢な「飛行機の」旅を想像すればなんとなく予想がつくが、やはりファーストクラスはその常識を遥かに超えている。
1時間半の短いフライトではあったが、やはり個室感覚のシートはとても優雅。
例えるなら東海道線のボックス席を更に縦長に拡張したような空間を一人で使っているようなもの。
これに一度乗ってしまうと、ビジネスクラスのシートすら狭いと錯覚してしまうほどであった。
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