アトリウム (2023/07)


名前アトリウム

場所:〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村泉川133
地図はこちらからどうぞ

交通手段:新千歳空港から車で約90分

営業時間:7:00~9:30、10:00~16:30、17:00~20:30 無休

また行きたい度:=☆☆☆=ボイルズワイガニや北海道産牛のしゃぶしゃぶなど20種類以上のメニューが提供されるホテルのディナービュッフェ

外部リンクアトリウムの公式ページへのリンク

備忘録

(2023/11/16記載)
2023年7月上旬の平日の夜に利用。
この日はこちらのレストランが入っているウェスティンルスツリゾートに宿泊していたこともあり、レストランの前を通った際にスタッフの方から「ズワイガニや海の幸、ルスツ高原豚や北海道産牛のしゃぶしゃぶなどが食べ放題」と言われ折角ならばホテルのレストランで夕食を、ということで利用してみた。

<お店の場所はどこ?>
こちらのお店はウェスティンルスツリゾートの1Fにあるレストラン。
ホテルのメインエントランスを抜けると目の前に吹抜けの解放感のある広いスペースがあり、そのエリアの一角および奥がレストランとなっている。


こちらが店舗外観。
パッとみた感じはその開放感からレストランっぽさをあまり感じられず、どちらかというとカフェスペースという印象。


日中は朝食会場であったりカフェスペースとして利用されているが、夜はディナービュッフェが開催されており、レストラン入口にはその旨が記載されている。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日ということもあり、また夕食もどこで食べるかを悩んでいる状況であったので予約はせずにレストランへ向かった。
平日、かつ19時という少し遅めの時間帯ということもあってかトータル200席近いキャパのある店内は4割程度が埋まっているという状況であった。
レストラン内は天井が開けたカフェスペースと、全面ガラス張りのレストランエリアに分かれており、流石に席が十分に空いていることもあってレストランエリアに案内された。
今回は平日ということもあり特に予約せずとも入店出来たが、ディナータイムの営業時間が17:00~20:30ということもあるのであまり遅い時間に行って満席の場合はそもそも入店すら出来ない可能性もある。
週末やトップシーズンに利用する際は事前予約をした方が無難という印象であった。


こちらが店内の雰囲気。
レストランのエントランスを抜けてすぐのエリアは開放的なカフェエリアになっている。
見た感じ、ディナータイムはこのエリアには基本的にはアサインしないよう。


一方で、レストランの奥の方は間接照明がオシャレさを演出する全面ガラス張りのエリアとなっている。
こちらの方がちょっと優雅に夕食を楽しめるような雰囲気ではある。

<オススメのメニューは?>
こちらのレストランはディナータイムはビュッフェがウリのよう。
季節によって推しのメニューが変わるようだが、この時期はボイルしたズワイガニが推しメニューであった。
また、その他にはマグロやサーモンなどの刺身、ルスツ高原豚や北海道産牛のしゃぶしゃぶなどの目玉メニューに加えて、一般的なビュッフェで楽しめるようなメニューが豊富に準備されており、大人1人6600円という価格設定。
その他に大きくは宣伝されていないが、ビュッフェ以外にも一品物のメニューも提供しており、主菜で2000~3000円台とそれなりの金額設定なので、ビュッフェを楽しむほどはお腹は減っていないが夕食はそれなりに食べたいという場合でも利用可能なよう。


こちらが単品のディナーメニュー。
前菜・主菜・デザートの一通りがしっかりと準備されているという印象。

席に案内されビュッフェの大まかな仕組みの説明を受け、早速料理を取りに行く。


こちらが目玉メニューのボイルしたタラバガニや刺身コーナー。
ボイルしたタラバガニの他には北海道サーモンやマグロ、甘えびが準備されている。


その横にはサーモンのエスカベッシュや生ハム・サーモン・平目のタルトレットをはじめとして冷菜などが提供されている。


その他には小鉢系料理として蕎麦も準備されていた。


サラダコーナーは葉物野菜をはじめとして、朝食ビュッフェで提供されていそうな野菜たちが準備されており、ディナービュッフェとしては十分な品揃えという印象。


少し場所を移すと、温菜系のメニューが10種類以上準備されていた。


一般的なフライドポテトや揚げ物などは一通り揃っており、その他にはソイのポワレ、ラタトゥイユ、カレーなど、様々な国の料理が準備されている。


また、キッズコーナーには北海道らしく北海道伊達鶏のザンギやミニハンバーガーなどが準備されていたが、こちらは大人でも十分に楽しめそうなメニューであった。


温菜コーナーの近くにはライブクッキングコーナーが設置されている。
こちらではルスツ高原豚や北海道産牛、ズワイガニのしゃぶしゃぶをその場で調理して提供する場所や、パン・ご飯なども準備されている。


食べたいメニューを伝えると、その場でスタッフの方が調理をして提供してくれる。
ただ、こちらのコーナー含め多くの場所で外国人スタッフの方が働いていることもあり、提供される際のボリューム感はその時の気分でかなりばらつきがある。
ある時はほんの2~3枚であったり、ある時は丼から溢れんばかりの量を提供したりという状況なので、オーダー時は食べたいものとその量を指定した方が無難。


そしてこちらがスイーツのコーナー。
カットフルーツは5種類提供されており、全てがフレッシュフルーツというのはありがたい。


ケーキ系もそれなりに充実しており、6種類程度のケーキやタルトなどが準備されていた。


ジュース類もしっかりとした果汁100%ものが提供されており、スムージーなども準備されている。


まずは推しのボイルズワイカニと刺身から。
ズワイガニは物によって身の入り具合が違うが、全体的にはたっぷりとした身入りでジューシー。
刺身はいたって普通のレベル感のものという印象。


なお、ボイルしたズワイガニは食べやすさ優先なら脚、ボリューム感を求めるなら爪と部位を自由に選ぶことが出来る。


一通りメインのボイルズワイガニを食べたあと、まずは前菜系メニューを盛ってみた。
冷製メニューがそれなりに豊富に準備されているので、少しずつ盛るとそれなりにオシャレな雰囲気になる。


こちらは温菜コーナーからちょこちょこっとつまんできたアイテム達。
全体的に可もなく不可もなしという感じで、いわゆるビュッフェで提供される温菜メニューという印象であった。


そして、海鮮の次は肉系ということで、北海道産牛のしゃぶしゃぶをオーダー。
提供はスタッフの方がライブクッキングコーナーでしてくれるので火の通し加減を調整することは不可。
ただ、そこまでガッツリと火を通しすぎていないのと、元々の肉質が柔らかいこともあって味はなかなかのもの。
これが食べ放題というのは嬉しい。


そして同じくしゃぶしゃぶコーナーにはズワイガニも準備されているのでこちらもオーダー。
オーダー時に特に本数は聞かれることなく、その時の気分で湯通ししてくれる。
ボイルとしゃぶしゃぶを両方楽しめるのはなかなかの贅沢。


こちらのホテルは中東エリアのスタッフの方が非常に多く、ホテルとしてもカレーを推していたので試してみることにした。
味わいとしては良い予想が的中し、いわゆる日本のホテルで提供しているカレーとは異なり、様々なスパイスが絡み合うなかなかのレベルの味わいであった。


そして最後はフルーツとスイーツで締め。
スイーツはそれなりのレベル感ではあったが、意外と甘さは控えめでレモンソースの酸味がしっかりと効いており、口の中をスッキリとさせて食事を終えることが出来た。

<まとめ>
推しのボイルズワイカニやルスツ高原豚、北海道産牛のしゃぶしゃぶなどの目玉メニューがそれなりにあり、かつ一般的なビュッフェメニューで提供されているような温菜・冷菜が計20種類以上と、料理のバラエティー的にはとても満足の行くものであった。
また、サーモンのエスカベッシュや生ハム・サーモン・平目のタルトレットをはじめとして冷菜はオシャレなものが提供されていたり、中東エリアのスタッフの方が非常に多く、ホテルとしても推していたカレーはいわゆる日本のホテルで提供しているカレーとは異なり、様々なスパイスが絡み合うなかなかのレベルの味わいであったのも好印象。
ただ、それ以外のメニューについてはそこまでレベルが高いという印象ではなく、目玉のズワイガニやしゃぶしゃぶなどが無ければ6600円という価格設定は少々高めという感じはあった。
なお、マリオットボンヴェイ会員であれば会員ステータスに関係なく一律15%オフとなるので5600円程度になることを考えれば許容範囲かも知れない。

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夜総合点★★★☆☆ 3.2

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