購入場所 | |
購入日 | 2023年06月27日 |
購入金額(税込み) | 1973円 |
テイスティング日 | 2023年06月27日 |
日本酒データ:
地域 | 北海道 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 九頭竜 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
最近よく行く酒屋で比較的豊富にラインアップされているこちらの酒蔵のお酒だが、陳列されている中で目を引いたのがこちらのお酒。
九頭竜という酒米を使っているようだが、こちらの九頭竜は一度栽培が中止された過去があるようで、現在でも使用している蔵元はそこまで多くないという若干レアな酒米のよう。
そんなこともあり試してみることにした。
色はほぼクリア、わずかにグリーンのニュアンスが見えるかどうか程度で若干トロみがかった印象を受ける。
粘度はあまりなく、グラスの縁を比較的早いスピードで落ちていく。
香りは熟したメロンのニュアンスを感じらる吟醸香をメインにわずかにサイダーのような爽やかな酸や甘味も感じられる。
一方で、穀類を思わせる香りはほとんどなく、柔らかく優しい果実の甘味を感じられる香りは万人受けする。
味わいはアタックでは甘味をしっかりと感じられるがほのかにトロみを感じられる舌触りもあり、決してパワフルさで押し切るのではなく柔らかく上品。
中盤からは米の味わいや旨みがしっかりと感じられ、日本酒感もほどほどに感じられる。
一方の余韻は比較的キレがあり、甘味はスッと喉の奥に消えていき日本酒感が程よい余韻を残していく。
ジューシーな甘味をしっかりと感じられ酸のバランスも良い日本酒感を抑えた優等生タイプの九頭竜を使った生原酒。
<アルコール度数15%、精米歩合55%>
この日は近所の焼鳥屋で購入した焼鳥と、毎度の野付産のホタテという、つまみばかりのかなり飲兵衛なメニューと合わせてみた。
小ぶりながらもしっかりと炭火で焼いた焼き鳥は程よいこげめと香ばしいタレの風味を纏った本格派の焼鳥。
しっかりとした味わいの焼鳥ともマッチして負けず、思った以上に相性は良い。
一方のホタテとの相性だが、悪くはないのだが若干日本酒の酸味が強調されてしまうような感じがある。
合わせるまではあまり気にしていなかったが、焼鳥店で提供しても全く違和感のないくらい焼鳥との相性は良い。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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