名前:Brasserie du Quai
場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2 ウェスティンホテル横浜 3F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:各線 桜木町駅 徒歩6分
営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=オシャレな雰囲気と濃い目の味付け好きにオススメのレベルの高いホテル系ブラッズリー
外部リンク:Brasserie du Quaiの公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/01/23記載)
2023年9月上旬の平日の夜に再訪。
ウェスティン横浜内にあるこちらのレストランは2023年4月にもディナーで利用しているのだが、少し濃いめの味付けとレストラン内の雰囲気とプライベート感が気に入り、再びウェスティン横浜に宿泊した際にディナーを頂く事にした。
<お店の場所はどこ?>
こちらのお店はウェスティン横浜の3Fということで、ホテルまでのアクセスは桜木町駅から徒歩となる。
桜木町駅を降りて線路沿いに横浜駅方面に歩いていくと見える。
最寄駅は横浜市営地下鉄線の高島町となるのだが、そこからでも4分程度はかかるので、利便性を考えると桜木町駅からの方が良いかも知れない。
こちらが店舗外観。
ホテル全体が木の質感と間接照明をベースとしたモダンで洗練された雰囲気になっており、こちらのエリアもそれに習って同じニュアンスになっている。
なお、レストランはホテル内からでも外からでも入店することが可能だが、こちらはホテル内からの入口の写真。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回も前回と同様に17時半の営業開始時間に予約、平日ということもあって先客は無し、我々が食事を終えて帰るまでの間に計2組程度が来店したのみ。
ホテルの宿泊客が夕食を食べに来ているような雰囲気で、平日ということも影響してか集まり等で利用している客は無かった。
こちらのレストランの無駄のない洗練された雰囲気は個人的にはかなりお気に入りで、レストランが建物の角に位置していることもあって2方向が窓となっているので開放的。
4名掛けのテーブルとなってはいるが、基本的にはそのテーブルを2名で利用するような設定になっている。
こちらが店内の雰囲気。
天井の間接照明やフローリングの床など、モダンな雰囲気と少しレトロな感じが絶妙に調和している雰囲気がお気に入り。
<オススメのメニューは?>
今回は事前に予約、ディナーの4品コース(7800円)ということで前菜、セカンドディッシュ、メイン、デザートの4品となっていた。
前菜は「カツオのグリル ビーツ、サワークリーム、黒ニンニク」、セカンドディッシュは「北海道産帆立のポワレ 根セロリ、トリュフ、チャイブ」、メインは「サワラのムニエル アンディーブ、アプリコット、ケッパーベリー、山椒」もしくは「牛フィレのロースト サツマイモキャラメリゼ、ペコロス、カンポットペッパーソース」からのチョイス、そしてデザートは「シナモンクリームブリュレ 林檎、マンダリンクリーム、ショコラパウダー、レモンソルベ」というメニューであった。
他にも5品コースなどもあるので、予算に応じて色々と選ぶことが出来る。
料理はコースで決まっていたのでそれに合わせるドリンクは横浜の地ビール「横浜ペールエール(1600円)」をセレクトしてみた。
こちらがドリンクメニュー。
ノンアルタイプのカクテルである「モクテル」をはじめとして、グラスのワインや横浜の地ビールなどを取り揃えている。
なお、90分でラストオーダーの飲み放題プランはスパークリングワイン・ビール・ワイン・ウィスキー・ソフトドリンクが選べる4000円コースとスパークリングワインがシャンパンに変わる8000円のコースがある。
ボトルのワインはブラッズリーだけにフランスのものをオンリスト。
価格はおおよそ市価の3倍とホテルのレストランの定番の価格設定。
オーダーしてから待つこと5分弱でまずは飲み物が提供された。
前回は「横浜ヴァイツェン」をオーダーしたので今回は「横浜ペールエール」をセレクト。
キンキンに冷えて氷の付いたグラスと共にビールがボトルで提供、最初はスタッフの方がサーブしてくれるのは前回と同様。
柑橘系を思わせるような香りをしっかりと感じられるペールエールらしいビール。
オフィシャル通販サイトで6本4810円(送料込み)で販売されているよう。
ビールを飲みながら会話を楽しんでいると、前回同様に「マリオットボンヴォイ ゴールド会員」の特典として、生ハムとオリーブのプレートがサービスされた。
ボリューム感もそれなりにあり、アペタイザーとして楽しむことが出来るのはありがたい。
こちらがアントレ。
ビールと共につまむとあっという間になくなる。
続いてバゲットが提供された。
バゲットは専用の布袋にアツアツの状態でオシャレに提供される。
バゲットはクラストが少し厚めでクリスピーな食感、クラムはフワフワしたタイプ。
全体的にライトな食感のものであった。
その後しばらくして前菜の「カツオのグリル ビーツ、サワークリーム、黒ニンニク」が提供された。
ビーツやサワークリーム、黒ニンニクなどの濃厚な味わいがしっかりと感じられ、カツオと合わせて頂いても不思議とマッチする。
そしてセカンドディッシュとして「北海道産帆立のポワレ 根セロリ、トリュフ、チャイブ」が提供された。
立体的に盛り付けられた料理はトリュフがトッピングのように盛られている。
ぷりぷりのホタテ、そして風味豊かなトリュフなど、とても贅沢な味わいで白ワインが欲しくなる。
メインは2種類から選べるのだが、今回は前回同様に肉料理の「牛フィレのロースト サツマイモキャラメリゼ、ペコロス、カンポットペッパーソース」をセレクト。
こちらのレストランではどうしても肉料理の方が魅力的に見えてしまうよう。
牛フィレは100グラム程度ながら厚みがしっかりとあり、ミディアムレアに掃きあげられている。
前回の肉料理は比較的ソースに絡めて頂くスタイルだったが、今回はストレートに肉の旨味で勝負するような料理であった。
そしてデザートは「シナモンクリームブリュレ 林檎、マンダリンクリーム、ショコラパウダー、レモンソルベ」と盛りだくさん。
色々なスイーツが少しずつ盛られており、「1種類をたくさんではなく、少しずつ色々なスイーツを楽しみたい」というスイーツ好きのハートをぐっと掴む。
いずれも甘味しっかりというよりは素材の味を濃厚に楽しめるものとなっており、食後のコーヒーとよくマッチする。
<まとめ>
今回オーダーした4品のコースは前回同様にベースが7800円でメインディッシュを「牛フィレのロースト サツマイモキャラメリゼ、ペコロス、カンポットペッパーソース」にアップグレードしたことでプラス800円、ドリンクを入れると1名あたり9000円程度であった。
品数だけ見ると4品と少なめ、かついわゆる食事はメインディッシュのみではるが、前回同様にゆったりと提供されることと優雅な雰囲気の中で頂いたこともあってか、食事を終えた時点ではお腹がしっかりと満たされていた。
もちろん提供される料理もクオリティーは高く、フレンチというと何となくお高く接しにくいイメージが先行するが、こちらの料理はいずれもそれぞれの料理の食材の風味をしっかりと活かした味付けとなっており、全体的に濃い目の味付けが個人的にはお気に入り。
また、今回も前回同様に一番早い時間帯の予約ということもあってか、オシャレな店内をほぼ貸し切りの状態で使えたこともあり、とても優雅な空間で食事を出来たのも良いポイント。
今回リピートしてみて改めてこちらのレストランのホスピタリティーや料理のクオリティーが再確認でき、優雅にオシャレに、そして混雑せずに隠れ家的に食事をしたいときにはとても使い勝手がよく満足度の高いホテル系レストランの一つになった。
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Brasserie du Quai (フレンチ / 高島町駅、みなとみらい駅、新高島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7
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