吉﨑食堂 久茂地本店 (2023/05)


名前吉﨑食堂 久茂地本店

場所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2-5-1 ホテルサンパレス球陽館
地図はこちらからどうぞ

交通手段:ゆいレール線 県庁前駅 徒歩2分

営業時間:17:00~24:00 毎週月曜日

また行きたい度:=☆☆☆=落ち着いた雰囲気で居酒屋メニューも沖縄料理も楽しめる日曜も営業しているオシャレな沖縄料理居酒屋

外部リンク吉﨑食堂 久茂地本店の公式HPへのリンク

備忘録

(2023/08/30記載)
2023年5月下旬の週末の夜に利用。
今回は日曜日ということもあり、日曜は国際通り界隈の飲食店は閉まっている店も多く色々探してみると営業しているこちらの店を発見。
旅行支援クーポンも使えるということで、余っていたこともあったので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は県庁前駅から信号で引っかからなければ徒歩1分程度とかなり便利な立地にある。
駅の改札を出て右側に進み、左側にあるエレベーターを降りて向かうのが最短距離。
エスカレーターを使って降りてしまうと国際通り方面まで行ってしまうので少し遠回りになってしまう。
エレベーターを降りたら目の前の横断歩道を渡り、すぐに左折して川を渡る。
川を渡ったすぐのところの川沿いの道を右折して、20メートルほど先の左側に店舗がある。
こちらのお店は「ホテルサンパレス球陽館」の1Fにある。


こちらが店舗外観。
ホテルの同じ建物に入っており店舗は入口だけが目立つような感じになっている。
ただ、店先には店名の入った看板が出ており、居酒屋らしく赤ちょうちんがぶら下がっているので前を通れば見逃すことはまずない。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の19時過ぎ、かつ周辺の沖縄らしい居酒屋があまり営業していない日曜ということでそこそこ混雑を予想していたが、実際は店内には先客2組のみであった。
店内は厨房を囲むようなL字型に配されたカウンター席が10席程度、主に4名掛けのテーブル席が10席程度と計50席程度のキャパになっており、落ち着いたオシャレな雰囲気となっている。
入店時はガラガラではあったが、その後20時を過ぎると少しずつ客が入り始めて5割程度の混雑であった。
日曜はチェーン店以外で営業している居酒屋が少ないこともあり混雑を予想していたが、観光客が帰ってしまっていることもあってかそこまで混雑しないのは意外だった。


こちらが店内の雰囲気。
厨房を囲むようにカウンター席が配されている。


今回は1名だったのでカンター席を案内されたが、店内はスペースを広く取っておりゆったりとした雰囲気の中で落ち着いて食事を楽しめる雰囲気。

<オススメのメニューは?>
居酒屋ということでいわゆる串ものや焼き物、酒の肴などの居酒屋料理がメインではあるが、その中でもしっかりと沖縄感のある料理が多いのでお酒を楽しみながら沖縄の料理も合わせて楽しむ事が出来る。
また、今回はオーダーしていないが、沖縄そばも提供しているので、居酒屋メニューを楽しみつつ沖縄ならではの沖縄そばも一緒に食べられるという、忙しい出張族にはありがたいラインアップ。
アルコール類もビールやハイボールなどの定番物から泡盛も1合からボトルまで豊富に取り揃えている。
なおボトルは1か月であればボトルキープ可能なよう。
今回はおつまみとして「島らっきょう(600円)」、「天然もずく酢(450円)」、「すくがらす豆腐ハーフ(250円)」をセレクト、その他にガッツリ系メニューとして「ラフテー&半熟たまご(750円)」、「ソーメンちゃんぷるー(650円)」をオーダーした。
なお、大半のメニューはハーフサイズも出来るので、おひとり様でも色々な料理を楽しめるのはとてもありがたい配慮。


こちらがメニュー。
居酒屋らしい串焼きメニューから沖縄っぽいちゃんぷるー系メニューまである。


その他にはあぐー豚を使った鍋料理や「うちなぁむん」として沖縄料理のカテゴリーもある。


そしてこちらはこの日のオススメ料理たち。


ドリンク類はビールやハイボール、カクテルなどもあるが、やはり泡盛の充実度はかなりのもの。


また、日本酒もなかなかのこだわりで、全国各地の地酒が取り揃えられている。

オーダーしてから3分程度でまずはお通しから提供された。


こちらがお通しの「ぶりキムチ」。
言ってしまえば湯通ししたブリとキムチをあえたものなのだが、これが意外と美味しく侮れない。


続いて提供されたのが「島らっきょう」。
仕込みはとても丁寧綺麗。
キレイに切りそろえられており細かい鰹節がまぶされている島らっきょうはその見た目とは裏腹にしっかりとらっきょう感と辛みを感じる。


こちらは「天然もずく酢」。
ウィスキーなどを飲むようなオールドファッショングラスを少し大きくしたような器に入っておりそれなりに量ある
三杯酢は優しめでほんのりシークワーサーの風味がアクセントになっている。


生ビールが空いてしまったのでここで泡盛を1合投入。
「琉球王朝」をオーダーしたが、こちらは氷が製氷機の氷ではなく文字通りかち割氷なのがオシャレ。


そして少しガッツリ系メニューとしてオーダーした「ラフテー&半熟たまご」が提供された。
1人での来店ということでハーフもあると勧められたが、ラフテーは好物なので普通に1人前をオーダーした。
が、3口程度の大きめのラフテーが4つと煮玉子1つとなかなかのボリューム感。
これで750円というのはなかなかのコスパ。
醤油感強めの味付けで食感は肉の繊維感をほどほど残しているタイプ。
煮汁に浸かったトロトロタイプが好きな人からするとちょっと固めという印象かも知れない。


締めの料理の前にもう少しだけ食べたいと思いオーダーした「すくがらす豆腐」。
こちらはハーフサイズにしたこともあり、可愛らしい感じで提供された。
すくがらすとはアイゴの稚魚を塩漬けにしたものということで、可愛らしい見かけによらず結構な塩感がある。
程よく食感のある島豆腐のスッキリ目の味わい塩分のアクセントが加わり、完全に酒の肴といった味わい。


そして締めは定番の「ソーメンちゃんぷるー」。
こちらも1人前をオーダーしたが、立体的に盛られてあることもあってか結構なボリューム感。
もやしとニラ、そして油感のしっかりとあるツナ缶を使って作られたソーメンちゃんぷるーは味付けはシンプルで出汁を使って味付けするというよりは素材とツナ缶の油をしっかりと活かしているタイプ。

<まとめ>
今回は1名で5品をオーダーして生ビールと泡盛を1合頂いて5500円という仕上がりで、金額的には高くも安くもないという感じ。
おつまみ系はオシャレに、メイン系はボリューム感たっぷりに仕上げられており、居酒屋でありながらオシャレな雰囲気の中でそれなりのレベルの沖縄料理を楽しめる雰囲気も重視しているお店という印象であった。
同じ店舗名で恵比寿に展開しているお店があったので調べてみると、どうやらこちらのお店はもともとは東京・祖師谷大蔵で営業を開始してのちに沖縄に本社を移転したようで、なんとなく沖縄の地元の居酒屋の雰囲気ともチェーン店の雰囲気とも違う店内の居心地だった理由として納得。
そういう意味では観光客がわざわざ行くというよりは、地元民がちょっと違ったオシャレな雰囲気でお酒を楽しむというシチュエーションで使われそうなお店であった。

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吉﨑食堂 久茂地本店居酒屋 / 県庁前駅旭橋駅美栄橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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