ビスタラ航空エコノミークラス デリー~ハイデラバード 879便 A320 (2023/03)



(2023/07/07記載)
2023年3月下旬、久しぶりに海外に行った際に利用した。
今回の最終目的地はインドのハイデラバードだったのだが、ハイデラバードまでは直行便が出ていないこともあって羽田~インディラガンディー空港(ニューデリー)まではANAで、その後ビスタラ航空で国内線を乗り継いでハイデラバードへと向かった。
インディラガンディー空港での乗り継ぎは2時間弱だったのだが、到着が若干遅延し、更にはインディラガンディー空港で入国審査を通過しなければいけないこともあって、なんだかんだでそこまで余裕のないスケジュールではあった。
ただ、幸いなことにターミナルそのものは同じだったのでひたすら歩いて移動すれば乗り継ぎが出来た。


今回はギリギリのタイミングで予約したのと、ビスタラ航空はANA(スターアライアンス)のステータスが効かないこともあって、座席はかなり後ろの方をアサインされた。
また、機体はA320の国内線仕様ということで、3-3配列でシートピッチはかなり狭め。


見ての通りシートピッチは窓1つ分程度。
今回はラッキーなことに隣席が空いていたので助かったが体格の良いインド人が隣に座ってきたらハイデラバードまでの2時間の移動はなかなか辛いものになることが容易に想像できる。

また、国民性の違いか、離陸前はそこら中から携帯の着信音が聞こえてきたり、スマホで音楽を爆音で流したり、離陸後シートベルトサインが消えると子供が通路を走り回ったりと、なかなか壮絶な状況になる。
日本の国内線ではありえない光景なので、初めて乗ると少々驚くかもしれない。

一方の機内食だが、個人的にはかなりレベルが高いと感じた。
そもそもエコノミークラス、しかも国内線なのに機内食が出るというのが驚きだが、メニューはVegとNon Vegの2種類のみ。
往復共にNon Vegをオーダーしてみた。


こちらがNon Vegの機内食。
ココナッツベースで味付けられた鶏の胸肉がビーフンのようなもの(名前失念)と共に提供された。
鶏肉はしっかりとココナッツの風味を感じつつも程よいスパイス感があり、これが国内線エコノミークラスの機内食なのか?と思う程、個人的にはレベルが高いと感じた味わい。


こちらはハイデラバードからインディラガンディー空港への移動の際の機内食。
名前はよくわからないがビリヤニのような感じでチャパティと共に提供された。


往路同様にしっかりとスパイスの味が効いており、決して辛味ではなくスパイスの深みを感じられるもの。
我々からしてみると、機内食でありながらスパイスの深みが日本で食べる料理とは全く異なり新鮮でかつ美味しい。


なお、降機の際は効率性?を重視してか、後ろのドアも開放という、日本ではほぼない運用。
当然のことながら、ターミナルまではバスで移動であった。

国民性もあってか機内でのマナーは全く日本人とは違うが、それはある意味郷に入っては郷に従えの精神で我慢。
とは言えかなり賑やかなのは間違いないのでヘッドホンをして過ごすのが無難という感じではあった。
一方で機内食は日本のインド料理専門店で食べるような味わいかそれ以上のものがエコノミークラスながら提供されるので、こちらは十分にエンジョイしたいところ。

なお、予約クラスによっては搭乗日が近づくと有償アップグレードの案内が届く。
今回はプレミアムエコへのアップグレードが約5000円、ビジネスクラスへのアップグレードが約1万円程度で可能という案内がメールで送られてきたのでクレジットカードで決済しようとしたが決済可能なブランドを色々試しても決済できず。
調べてみると、インド国内で発行されたものしか対応していないようなので、日本から移動した場合はインド国内発行のカードを持っていない限り実質アップグレードは不可という残念な状況であった。
余談だが、街中のお店でもクレジットカード対応しているマークをよく見かけるのだが、同様にインド国内で発行されたカード以外は基本的には受け付けてくれないので要注意。

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