まんさくの花 生原酒責め取り 純米吟醸



購入場所
購入日 2023年01月15日
購入金額(税込み) 1870円
テイスティング日 2023年03月05日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 純米吟醸
使用米種 秋田酒こまち
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
お気に入りのインターネット通販サイトを巡回していると、個人的に好きなこちらの酒蔵が一升瓶150本分しか取れない1つのタンクの飲み比べ商品として、荒走り・中取り・責め取りの3種類の日本酒を販売しているの発見。
3タイプ全てが販売されていたのだが、この時は他の日本酒も購入したこともあって、こちらの荒走りとその対極の責め取りを購入した。
色はほんのり黄色っぽいニュアンスを感じ、若干トロみがかった感じがあるような印象。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁には多くの脚が出る。
香りは吟醸香らしいジューシーな果実のような甘味をしっかりと感じつつも、どこか冷涼でシャープな印象も感じられる。
口当たりは香りから感じられるような華やかさは控えめながらもしっかりとしたジューシーな甘味が口一杯に広がる。
若干トロみのある口当たりと共にしっかりとした米の旨味を感じつつ、文字通り責め取りならではの特徴的な凝縮された米の味わいを楽しめる。
一方で余韻はキレがよく、それまで口の中で感じられていた濃厚な味わいが嘘のようにキレイに消えていく。
なお、責め取りということで、醪がボトルの下に沈んでいるので、飲む際には事前に軽く混ぜてから飲んだ方がトータル的に同じバランスの味わいを楽しむ事が出来そう。
しっかりとした果実感は感じられるが全体的に思いのほかスッキリでシャープな独特の味わいを感じる責め取り生原酒。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>


この日は北海道産のいくらと野付産のホタテを使った海鮮丼と合わせてみた。
程よく醤油漬けにされたいくらはその濃厚でオイリーな味わいが印象的。
比較的ガッツリと主張するいくらなので日本酒と合わせるといくらの魚卵感が勝ってしまっている感じもなくはない。
一方のホタテだが、こちらは甘味が強く優しい味わいということもあって日本酒との相性はバッチリ。
お酒はパンチのある味わいではあるが甘味のニュアンスが比較的しっかり出ていることもあってか、魚卵系と合わせるよりは刺身や煮付け、焼き鳥などとの相性が良さそうなイメージであった。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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