名前：藤春食堂
場所：〒013-0051 秋田県横手市大屋新町堂ノ前22-3
地図はこちらからどうぞ
交通手段：JR奥羽本線 柳田駅 徒歩5分
営業時間：11:30～14:00 毎週月曜日
また行きたい度：＝☆☆☆＝レトロな雰囲気の店内で正統派横手焼きそばを楽しめる横手焼きそば四天王連続11年選出の実力派横手焼きそば専門店
外部リンク：藤春食堂の食べログページへのリンク
備忘録：
（2023/04/16記載）
2023年2月下旬の休日の昼食に利用。
週末を利用して横手エリアにある日本酒の酒蔵を訪れたのだが、その際にこのエリアにあるランチスポットを探していると、ふと「横手焼きそば」というB級グルメがあることを思い出した。
急いで候補となる店を探し、折角ならばハシゴをしてしまえということで色々検索していると、2022年の横手焼きそば四天王となったこちらの店を発見。
調べてみるとこちらのお店は横手焼きそば四天王に11年連続で選出されている横手焼きそばの名店のよう。
酒蔵からも近かったのでまずは1店舗目として行ってみることにした。
＜お店の場所はどこ？＞
場所はJR奥羽本線の柳田駅から徒歩5分程度と公共交通機関でもアクセスしやすいところにある。
駅を降りたら目の前の細い道を進み、国道13号線にぶつかったら道路を渡って左折して13号線を横手方面に進む。
150メートルほど進むと信号のあるT字路があるのでそこを右折し、さらに50メートルほど進むと左側に「横手焼きそば」や「四天王」と書かれたのぼりの出ている建物がある。
今回は車で来店したのだが、その場合は目の前にある公民館の駐車場を利用することも可能。
こちらが店舗外観。
味のある建物に「四天王」や「横手やきそば」と書かれたのぼりが立っているので見逃すことは無い。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
今回は休日のランチタイムの利用だったが、民家の居間や倉庫のスペースを継ぎ足して作ったような味のある店内にはテーブル席や小上がりなど計30席超。
店内は12時過ぎでほぼ満席で我々で完全に席が埋まった状態となり、その後はしばらく待ち客が出るような状況で、我々が食事を終えた13時前でもひっきりなしに客が出入りしているような状況であった。
観光客だけでなく地元民の胃袋も満たしているお店のようで、昼しか営業していないということもあってか大行列まではならないものの常に混雑しているようなイメージであった。
こちらが店内の雰囲気。
年季の入った家を増改築してスペースを増やして行ったような感じ。
建物内なのに段差があったり、テーブルの代わりにビールケースを使ったりと、とても味のある雰囲気。
我々が通されたのはその不思議なエリアの先にある居間のようなスペース。
普通に田舎の家にお邪魔したような感じで、このスペースだけ何か特別感がある。
＜オススメのメニューは？＞
こちらのお店は横手焼きそば専門店ということでメニューは焼きそばのみ。
のせるトッピングの種類とそばの量の組み合わせで10種類以上のメニューがある。
ただ、特製焼きそばだけ豚ロースがトッピングされているということでオーダーしようか迷ったが、そばが2玉ということでこの後のハシゴのことを考えて「肉玉焼きそば（500円）」をオーダー。
なお、メニューは400円から700円というレンジで、お財布にも優しいのがとても嬉しい。
こちらがメニュー。
メニューはシンプルに焼きそばのみ。
のせるトッピングとそばの量で10種類以上のラインアップとなっている。
なお、テーブルには青のりと追いソース用にソースが置いてあるので好みに応じて使える。
スタッフの方にオーダーしてから待つこと20分超で料理が提供された。
厨房の人数が少ないのか、一つ一つ丁寧に仕上げているのかはわからないが、他の客も提供までに同じくらい時間がかかっている印象なので、時間に余裕を持って来店するのがおすすめ。
こちらが「肉玉焼きそば」。
たっぷりとソースに絡められた麺の上には目玉焼きが鎮座。
そして福神漬けがトッピングされているとてもシンプルなビジュアル。
まずは一口頂くが、ソースはまろやかなウスターソース。
見た目はガッツリとかかっているように見えるのだが、実際に味わってみると見た目ほどソースの味わいはキツくなく、万人受けするような味わい。
写真では見えにくいが、小さい肉そぼろも入っており、味わいのアクセントというよりはそばと一緒に食べると食感にアクセントが加わるという印象。
トッピングの目玉焼きを崩してそばに絡めるともともとのソースの味わいが甘めということもあってか、より一層マイルド感が増すような印象。
こちらが麺。
横手焼きそば王道の角麺を使用。
中細ストレートタイプの麺はいわゆるラーメンの麺とも異なり、市販品の焼きそばの麺とも異なる、なんとも不思議な食感。
ふわふわでしっとりとした食感のそばは水分多めのソースをよく吸い込む。
＜まとめ＞
横手焼きそば四天王に11年連続で選出されている横手焼きそばの名店の一つということで、いわゆる純粋な横手やきそばを提供しているという印象のお店であった。
見た目はガッツリとかかっているように見えるソースは実際に味わってみると見た目ほどキツくなく、むしろほんのり甘味を感じるタイプで万人受けするような味わい。
それに合わせる麺も特徴的で、いわゆるラーメンの麺とも市販品の焼きそばの麺とも異なるふわふわでしっとりとした食感。
そして最後にトッピングの目玉焼きを崩してそばに絡めると、もともとのソースの味わいが甘めということもあってか、より一層マイルド感が増すような味変も楽しめる。
まるで田舎の親戚の家で昼食を食べているかのような錯覚に陥る料理もお店の雰囲気も味のあるスタンダードな横手焼きそばを楽しめるお店。
「藤春食堂」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply