秋田比内地鶏や (2019/07)


名前秋田比内地鶏や

場所:〒010-0001 秋田県秋田市中通7-1-2 JR秋田駅ビル・トピコ3F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR線 秋田駅直結 徒歩2分

営業時間:11:00~22:00 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=噛めば噛むほど味が染み出る比内地鶏を使った料理を秋田地酒と一緒に楽しみたいお店

外部リンク秋田比内地鶏やの公式HPへのリンク

備忘録

(2019/09/04記載)
2019年7月上旬の週末、秋田に旅行に来た際に利用した。
今回は秋田空港から男鹿半島の水族館を経由して十和田湖の老舗ホテルに泊まるというルートでの移動。
一泊二日での旅行ということもあり、初日は秋田駅周辺に行けず。
翌日秋田空港に向かう途中に秋田駅近くにある日本酒専門店に立ちよりがてらこちらの店で昼食をとることにした。

店舗は秋田駅直結の「トピコ」という駅ビルの3Fにある。


こちらは店舗外観。
比較的モダンな造りで、外から見えるテラス的な席もある。

今回は週末の利用であったが、時間が15時前という事もあり店内はガラガラ。
ただ、ランチ時は待ち客がでるのか、店先にはウェイティングリスト用の名簿も置かれている。
週末のランチ時は時間に余裕を持って行ったほうが良さそう。


さて、店内だが入口側のテラス席的な場所に加えて、店内奥の方にはテーブル席にもある。
キャパ的には計70席程度とそれなりの規模感の店舗。


メニューだが、比内地鶏専門店という事で、さすがに親子丼のメニューが多い。
但し、秋田郷土料理であるきりたんぽ鍋や稲庭うどんなども食べることが出来る。
このほかにも一品料理として比内地鶏を使った料理が数多くある。


こちらはドリンクメニュー。
日本酒は流石に秋田の地酒が豊富に取り揃えられている。

比内地鶏専門店ということなので、ここはやはり比内地鶏の親子丼をチョイスしたいところ。
ただ、それだけだと物足りないので、今回は「比内地鶏の究極親子丼(1580円)」と親子丼と稲庭うどんがセットになった「鶏夢セット(1780円)」をオーダーした。
そして、折角なので「比内地鶏の唐揚げ(850円)」もオーダー。
なお、「鶏夢」は実際には「鶏」に濁点が打たれており、「ドリーム」と読ませるらしい。

さて、注文して待つこと10分弱で着丼。
両方とも全ての料理が1つのお盆に乗せられて提供された。


こちらが「比内地鶏の究極親子丼」。
なお、メニュー的にはこちらの親子丼より300円安い「比内地鶏の極上親子丼」もあるが、違いは使っている玉子にあるとの事。
究極親子丼は比内地鶏の玉子を、極上親子丼はいわゆる一般の玉子を使用しており、その違いが300円となっている。


丼のふたを取ると、湯気と共に出汁と玉子の香りが辺り一面に広がる。
また、この極上親子丼は丼にヒノキを使っていることもあってか、ほのかにヒノキの香りも感じられる。

まず最初に玉子を頂くが半熟加減が絶妙。
フワフワの食感と共に、濃厚な比内地鶏の玉子の味わいが口一杯に広がる。

続いて鶏肉を頂くが、こちらは食べた瞬間にその弾力に驚く。
固いのではなく、モチモチとした弾力があり、かみしめればかみしめるほど肉の旨味があふれ出来る。
玉子同様に火の通し方が絶妙で、比内地鶏のうまさが引き立てられている。


こちらが「鶏夢セット」。
親子丼と稲庭うどんがセットになった、秋田の郷土料理と食材をまとめて楽しめるお得なメニュー。


稲庭うどんはキレイに盛られており、玉を1つ1つつけダレに入れて食べると1つで2~3口程度のボリューム。
量にすると半人前より少し多いという感じ。
氷と一緒に盛られており涼しさも感じるが、最後までとっておくとうどんの表面が乾いてカピカピになってしまうので要注意。


そしてこちらが親子丼。
「究極親子丼」とは違い、器はいわゆる一般的なものを使用。
玉子も比内地鶏のものではなく普通の玉子との事だが、比内地鶏そのものの味わいや出汁などの味付けの影響もあってか、正直そこまで「究極親子丼」との味の差は感じられない。
比較して食べてみると、「確かに究極親子丼の方が玉子の味わいが濃厚だったかなぁ」という程度の違いなので、リーズナブルに済ませるのであれば「極上親子丼」でも良いかも知れない。


そして親子丼を食べていると提供されたのが「比内地鶏の唐揚げ」。
想像していたものはもっと肉々しくコロコロとしたいわゆる「唐揚げ」であったのだが、出てきたのは完全に酒のつまみメニュー。
メインは鶏皮でそこに身が少しついているというスタイルのものが6個程。

ちょっと驚きながらも食べてみると、その味に驚いた。
皮は親子丼の身同様にとても弾力性があり、揚げられていることもあってとてもジューシー。
皮であれば普通はパリパリと頂くが、こちらは肉のような食感で、かつ脂もしっかりとある。
肉の部分は当然ながらジューシーで噛めば噛むほど旨味を感じられる。

これはこれで非常に美味しいが、間違いなく秋田の地酒と共に食べたくなる一品なので要注意。
「地鶏の竜田揚げ」というメニューがあったので、もしかするとこちらがいわゆる「唐揚げ」に近いのかもしれない。

いずれのメニューもクオリティーは間違いなし。
ただ、お値段が少々高めなのが悩ましいところ。
秋田駅直結、かつ秋田の郷土料理や美味しい食材を食べられる店なので週末の夜やランチ時は混む事は間違いなし。
時間に余裕を持っていきたいお店であった。
なお、車の場合はトピコの専用駐車場であれば駐車券サービスがあるとのこと。

「秋田比内地鶏や」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

秋田比内地鶏や郷土料理(その他) / 秋田駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.