アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉宿泊記 (2023/02)


名前アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉

場所:〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通5-25-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:みなとみらい線 馬車道駅 徒歩3分

また行きたい度:=☆☆☆☆=安さ重視のブランドイメージを覆すリゾート感満載の総客室数2300を超えるタワー型シティーホテル

外部リンクアパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の公式ページへのリンク

備忘録

(2023/04/09記載)
2023年2月上旬の平日に所要で宿泊した。
この日はみなとみらいエリア界隈で宿泊できるホテルを探していたのだが、ラグジュアリー系ホテルではなくリーズナブルに泊まれるビジネスホテルの空きがあまりなく、その中でも立地・金額が比較的ニーズに合っていたこちらのホテルがヒット。
以前から気になっていたもの、いわゆるコスパ最優先のビジネスホテルという印象があったのでなかなか泊まる気になれなかったのだが、今回はとりあえず物は試しということで利用してみることにした。

こちらのホテルの部屋はシングル、ダブル、ツイン、トリプル、スイートと大きく5つのカテゴリーに分かれる。
うち、ツインについてはカジュアル、スタンダード、スーペリアの3ランクとバリアフリーがあり、スイートについてはエグゼクティブとインペリアルの2タイプがあり、トータル9タイプの部屋がある。
また、階数と眺望によって同じ部屋でも料金が細かく調整されており、眺望や客室のフロア階がアサイン時の空き状況等で変わってくる一般的な方法ではなく、事前に好みに応じてリクエスト可能なある意味とても理にかなった仕組みになっている。
部屋の広さは一番狭いシングルタイプだと11平米、スタンダードツインで14平米と部屋の広さは比較的狭めに設定されている一方で、最上級のインペリアルスイートは120平米と、かなりメリハリを利かせた設定になってる。
今回は特に部屋のこだわりは無かったのだが、空いていた部屋が眺望・階層指定不可の「スタンダードツイン」であったのでそれで予約をした。


こちらがホテル外観。
「横浜ベイタワー」と名が付くだけあって、35階建てのビルはこのエリアの中でかなり際立った存在になっている。


こちらはホテルの車止めエリア。
黒と金を使ったド派手な雰囲気だが、ここまでやればもはや怖いもの無しという印象。


そしてこちらがホテルのロビーエリア。
車止めの雰囲気からしてある程度は予想していたが、それにしても半端ない派手さ。
シャンデリアが吊られている天井やド派手な照明等、確かにリゾートと言えばリゾートの雰囲気ではある。


フロントにある受付の数も半端なく、何となくだが空港のチェックインカウンターのような雰囲気を感じる。

フロントでチェックインを済ませると、今回アサインされたのは17階の1702号室であった。
ホテルそのものが35階建てなので中層階の部屋ではあるが、眺望・階層指定不可の部屋にしては悪くないアサイン。


エレベーターは特にセキュリティーが無く、普通にどの階にもアクセスが可能。
また、35階建てということもあって、21階までの中・低層階エレベーターと22階以上の高層階用エレベーターに分かれている。
アサインされたフロアに応じてエレベーターを使い分ける必要がある。


エレベーターを降りると目の前には自動ドアがあり、客室エリアに行くためにはルームキーをかざす必要がある。


自動ドアを抜けて客室に向かうが、ロビーエリアとはうって変わって比較的落ち着いた雰囲気になっている。


こちらがホテルの見取り図。
建物自体は長方形になっており、客室は眺望が望める外側と、眺望が無い内側にそれぞれ配されている。
眺望が無い内側の客室については、構造状カーテンを開けると間違いなく他の部屋から丸見えになるので、その分料金設定が安くなるのも納得。
エレベーターホールは建物の中央部にあるのだが通路は一ヵ所のみとなっているため、ちょうど反対側に部屋をアサインされると建物をぐるっと回りこむ必要があるので若干不便かも知れない。
なお、建物下側が北北東、上側が南南西となっており、みなとみらいエリアを臨めるのは建物右側の部分となる。


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。


こちらが客室エリアの写真。
客室は14平米とかなり狭めなので、120センチのセミダブルサイズのベッドが入っていることもあって若干窮屈感はある。


ベッドの間にはコンセントやUSBコネクタ、部屋の照明調整やエアコンの設定が全て集中的に配されているのでスイッチを探す必要が無くシンプルでわかりやすい。


こちらが窓側からの写真。
見ての通り、ベッドとその後ろにある作業用テーブルの間隔はかなり狭いのだが、部屋の広さを考えると致し方なし。


こちらが窓からの景色。
今回はラッキーなことに眺望ありの部屋がアサインされた。
北北東方面の眺望ということでワールドポーターズやハンマーヘッド方面を臨む事が出来る。


こちらが作業用テーブルだが、狭い空間を有効に活用できるようしっかりと工夫がされている。
テレビは50インチ程度の大型の物ではあるが壁掛け式にすることによってテーブルの空間をフルに活用できるようになっている。
テーブルそのものは奥行がたっぷりとあるわけではないが、PCを広げて作業するには何とかなるレベル。


なお、テーブルにはコンセントが2口設けられているのでPC用とスマホ用にそれぞれ使いながら作業が可能。

さて水回りだが、一般的なビジネスホテルでよくみられるユニットタイプのものが設置されているのだが、狭い空間を有効に使うための細かい工夫が随所にみられた。


入口手前からトイレ、洗面台、バスタブと配されており、正直バスタブは大人だと軽く膝を丸めないと湯舟に浸かれないサイズ感。
そのような狭い空間ではあるが、洗面台とバスタブを一部交差させてを立体的空間を活用して、出来る限りそれぞれのアイテムのサイズを小さくしないようにしている。
また、ビジネスホテルだと意外に無い事が多いのだが、タオル掛けが2つあるのも2名で宿泊するときにはありがたい。


こちらがアメニティー。
歯ブラシや髭剃りなどに加えてシャワーキャップやヘアゴム、綿棒などのものがある程度備え付けられている。
なお、洗面用のグラスは使い捨ての紙コップのものが置かれていた。


シャンプーやリンス類はボトルタイプのものが設置されている。
アパブランドのもののようで、恐らく他のアパホテルも同じものが置かれているような気がする。

これまではいわゆる「コスパ最優先のビジネスホテル」という印象があったが、こちらのホテルに限って言えば全くそんなことはなく、下手なビジネスホテルに宿泊するよりは満足度は高いという印象。
確かに部屋そのものはスタンダードツインだと14平米と狭めで水回りもかなり効率的にスペースを縮めているが、その狭い空間をいかに有効活用して快適なベッドや大きいテレビを入れようとしているかが見て取れる部屋のアレンジはなかなかのもの。
また、部屋の階層や眺望によって同じタイプの部屋でも価格設定を変えているのもなかなか好感が持てる。
みなとみらい線の馬車道駅からであれば徒歩3分、JR線の桜木町や関内駅からでも徒歩10分程度なので、みなとみらいエリアを散歩がてらアクセスできる使い勝手の良い大型リゾートホテルであった。

「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.