ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ宿泊記 (2022/10)=客室編=


名前ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ

場所:〒049-5722 北海道虻田郡洞爺湖町清水336
地図はこちらからどうぞ

交通手段:新千歳空港から車で約120分

また行きたい度:=☆☆☆=洞爺湖と噴火湾を見下ろす山の上にあるクラシカルな雰囲気を感じさせるG8サミット会場にもなったラグジュアリーホテル

外部リンクザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの公式ページへのリンク

備忘録

(2022/11/20記載)
2022年10月中旬の平日に利用した。

朝食編のインプレはこちらで掲載。

最近は北海道に行っても札幌ではなく少し外れた場所に行くことが多かったのだが、新千歳発着便が比較的安く出ていたこともあって往復のフライトを新千歳にして様々なホテルを検索。
札幌のみの滞在だと食以外に楽しめることも少なさそうなので少しエリアを広げて検索してみると、以前サミットで使われて話題になったこちらのホテルが比較的安い金額で出ていたので、札幌からのドライブと周辺観光を兼ねて1泊はこちらのホテルに泊まることにした。
今回はツアーでの予約なのでホテルの部屋はそこまで選ぶことは出来なかったが、客室としては大きく「カジュアルスタイル」と「プルミエールスタイル」の2タイプに分かれる。
カジュアルスタイルがいわゆる一般的な客室でスーペリア、ハイフロアダブル、デラックストリプルの3タイプがあるよう。
客室の広さは33平米からということで、最もリーズナブルなスーペリアタイプでも十分にゆったりと過ごすことが出来る広さは確保されている。
一方のプリミエールスタイルは一番小さいジュニアスイートでも58平米、一番広いG8サミットスイートプライムというベッドルームが2つある一番広いタイプだと174平米とかなりのタイプがある。
なお、プルミエールスタイルの部屋を予約した場合は専用サロンでチェックインやチェックアウトが行えたり、バレーパーキングのサービス等が使えるよう。

今回はツアーでの予約なので当然ながら一番スタンダードなスーペリアでの予約となった。


こちらがホテル外観。
特徴的な外観の建物は地上の豪華客船をイメージした建物のよう。
創業当時の1993年からすると斬新的なデザインのホテルだったのかも知れないが、今見てみると少し時代を感じられる外観という印象。


こちらがロビーエリアの写真。
通常の建物であれば3階分はあろうかという吹抜けとシャンデリア、そして間接照明など、当時の粋を集めたような造り。


チェックインそのものは通常のカウンターで行うが、それまでの間はこちらのエリアでゆっくりと外の景色を眺めなら待つことが出来る。


空いている席に案内され待っているとウェルカムドリンクとして桃とイチゴを使ったノンアルのカクテルが提供される。


なお、ロビー階の下も広々とした優雅なスペースがある。


通常の建物であれば3フロア分程度ありそうな開放的な空間は全面ガラス張りになっており開放的。


その窓からは雄大な自然を眺めることが出来る。

ウェルカムドリンクを頂きながら10分程待ち、ようやくチェックイン。
今回アサインされたのは5階の529号室であった。
建物は11階建てでそのうち3階から10階までが客室という造りなので、アサインされた部屋はやや低階層。
ツアーでの予約なので致し方なしと言ったところ。


エレベーターには特にセキュリティーはなく、レストラン楷と客室を自由に行き来できるようになっている。


こちらはエレベーターホール。
扇状にエレベーターが配されており、贅沢な造りになっている。


エレベーターを降りると部屋に向かう廊下は落ちついた照明使いになっており趣を感じられる。


こちらのホテルは遠くから見ると大きな客船のような造りになっているが、実際には長方形状の建物を2つつなぎ合わせたような造りになっており、左側がノースウィング、右側がサウスウイングと命名されている。
なお、下側の部屋が噴火湾側、上側の部屋が洞爺湖側に面しており、洞爺湖側の部屋の方が若干価格帯が高め。
エレベーターはノースウィング側にあるが、今回アサインされた部屋はサウスウィング側ではあったものの比較的ノースウィングに近い部屋だったのでエレベーターまでのアクセスにそこまで不便さは感じなかった。
が、建物自体が比較的横長な造りなので、サウスウィングの一番端の部屋からだとエレベーターまでのアクセスは少々厳しいかも知れない。


こちらは入口側からの写真。
一般的なホテルと同様に、入口すぐ横がクローゼットと水回りに、奥が客室エリアとなっている。


こちらが客室エリア。
良く言えば落ち着いたクラシカルな印象。
ただ、調度品などは少し古さを感じられる。
部屋そのものは33平米あるので十分に寛ぐことが出来る広さになっている。


ベッド幅も140センチ程度あるセミダブルが2台置かれているが、それでも部屋は狭さを感じさせない。
ベッドとベッドの間にはベッドサイドテーブルが置かれてはいるもののコンセントの準備は無し。


こちらが窓側からの写真。
テレビは50インチ近いサイズのものが置かれてはいるが、調度品がそれにマッチしていないような感じもする。


窓が掃き出し窓になっているため外の景色は良く見え、その窓際には椅子が2脚とコーヒーテーブルが置かれている。


こちらは作業用テーブル。
ポット等が置かれているが少しずらせば普通にパソコンを広げて作業出来るスペースは確保可能。
コンセントも準備されているので充電しながらの作業も出来る。


こちらが窓からの景色。
今回アサインされた部屋は噴火湾側(海側)ということで、窓から見える景色は洞爺湖ではないものの、もっと晴れていれば雄大な自然と青い空、そして海が見えるので悪くはない。
洞爺湖ビューにそこまでこだわりがないのであれば若干安く泊まれる海側の部屋もありかもしれない。
但し、洞爺湖側の部屋からであれば時期によっては洞爺湖で行われる花火が見られるかも知れない。
(ホテル内からだと温泉に続く渡り廊下からが一番良く見えるとのこと)


その窓の横にはバーコーナーが用意されている。
ワイングラスはデフォルトでは準備がないものの、いわゆる水を飲むグラスとオールドファッションドグラス、コーヒーカップは準備されている。


バーコーナーにはカートリッジ式のドリップコーヒーマシーンが置いてある。
水とコーヒーは無料サービスとの事。


そして冷蔵庫内には有料のドリンク類も入っている。

さて、水回りだが流石にユニットタイプではないが洗面台・トイレ・バスタブが同じ空間に配されたスタンダードな造りとなっている。


入口を開けると目の前がトイレ、それを挟んで右側が洗面台で左側ばバスタブとなっており、シャワーブースの設置はない。
ただ、さすがに洗面台はかなり広く作られており、目の前は全面ガラス張りになっているので広く感じられる。


こちらは左側に配されたバスタブ。
いわゆるビジネスホテル等で使われているような120センチや140センチのバスタブではなく、160センチ程度のしっかりとした広さは確保されている。


こちらがアメニティー。
歯ブラシやボディータオルに加えて綿棒やボディーローションや化粧水セットなど、十分なアイテムがデフォルトで準備されている。


シャンプー類は「ブルガリ」のものが使い切りサイズのミニボトルで用意されている。
流石にブルガリのアメニティーだけあり、香りは秀逸。
特にボディーシャンプーは体を洗った後のまるで柔らかい香水を纏っているかのような香りがしばらくの間続く。

かつてG8サミットが開催されたホテルということだけあり、建物のサイズ感はかなりのもの。
いたるところに当時の粋を集めた贅沢な造りが垣間見られるが、部屋の調度品や水回りの設備については少し時代を感じられるのが正直な印象。
また、室内の壁紙なども少し傷んでいたり古さを感じられるところもあり、確かに広い部屋でゆったりと寛ぐことは出来るのだが、一泊4万円前後という金額を考えると少々考えてしまう。
一方で少しオリエンタルな雰囲気が好みであればハマるかもしれないホテルであった。

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