名前:伊那ワイン工房
場所:〒396-0111 長野県伊那市美篶上川手5795
地図はこちらからどうぞ
交通手段:中央道伊奈インターから車で約15分
営業時間:09:00~17:00 毎週水曜・木曜
また行きたい度:=☆☆☆=シードルや地元伊那の檜で作った樽熟成ワインなどを販売する元病院の建物をそのまま使った独創的なワイナリー
外部リンク:伊那ワイン工房の公式HPへのリンク
備忘録:
(2022/12/11記載)
2022年5月にこちらのエリア周辺を訪れた際に、エリア内にあるワイナリーを探していたところ偶然発見したワイナリー。
色々調べてみると、ご夫婦お二人がやっているワイナリーで以前は病院?だった建物をそのまま居ぬきで使っているワイナリーということで、色々な意味で面白そうなので行ってみることにした。
場所は中央道の小黒川スマートインターもしくは伊那インターから車で約15分程度の距離。
それぞれのインターの丁度中間地点くらいを東西に走っている国道361号線(信州伊那アルプス街道)を伊那・諏訪方面に走っていく。
ワイナリーは道路右側にあるので中央道方面から来た場合には右折して入ることになるが、ワイナリーのほぼ向かいの左側にある「日野自動車」の営業所が目印。
元々病院であった建物なのでワイナリー自体目立たないので行きすぎないように注意。
こちらがワイナリーの建物。
ワイナリーとして建てられたものではないのでいわゆるワイナリーのような雰囲気は一切ないが、それがある意味面白い。
建物の前には駐車スペースも数台分あるので、車でも安心していくことが出来る。
入口の前には立て看板があり、ドアが開いている場合にはそのまま、閉まっている場合にはインターホンを押すよう案内が書かれている。
入口を抜けると、以前は病院の待合室として使われていたような雰囲気の、吹抜けがある広い場所にソファーやワイン樽、販売中のワインの見本などが置かれている。
左側を向くとレジや試飲コーナーがあるのだが、その奥には窓があり、「薬局」と書かれている。
ワイナリーと病院がコラボしている一面を感じ取れる場所。
また、写真には撮っていないが、少し奥まったところを見せて頂いたときに、天井に「レントゲン室」と書かれた案内札が張られており、なんとも不思議気分になった。
さて、こちらがこの時に提供されていた無料の試飲ワイン。
長野らしくシードルをはじめ、ナイヤガラや山ぶどうを使ったワイン、ヒノキの樽で熟成させたメルローなど、なかなか特徴的なものが揃っていた。
ナイヤガラは甘味をしっかりと感じられアルコール度数も10%と控えめなので、しっかり冷やしてジュース感覚で飲めてしまう味わいであった。
特に地元伊那のヒノキ樽で熟成させたメルローはオーク樽の樽香に慣れているととても新鮮な香りと風味。
日本酒の樽酒で感じるあの風味が意外とメルローとマッチしなかなかの味わい。
病院の建物を使ったワイナリーということでとても不思議なセラードアであったが、対応頂いた奥様らしき方が話好きでとても丁寧に色々と教えて下さり、大規模なワイナリーでは味わえないアットホームなひと時を過ごせた。
今回はナイヤガラの白ワインと富士の雫という山ぶどうとカベルネソーヴィニヨンをかけ合わせて作られた品種を使った赤ワインのハーフボトルを購入したが、計2500円程度と国内の小規模ワイナリーにしてはとてもリーズナブルな金額。
通販対応もしているようなので、お気に入りのワインを見つけたらセラードアだけでなく通販も活用して楽しんでいきたいと思えるワイナリーであった。
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