名前:支那蕎麦屋 藤花
場所:〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町4800-6
地図はこちらからどうぞ
交通手段:第三京浜港北インターから車で約5分
営業時間:11:00~14:30、18:00~21:30(平日)、11:00~15:00、18:00~21:30(土・日) 毎週月曜日、毎月第一・第三火曜日
また行きたい度:=☆☆☆=まるで更科のようなツルツル麺を上質で丁寧に仕上げられた鶏ダシが効いた塩スープで楽しめるこだわりのラーメン店
外部リンク:支那蕎麦屋 藤花の食べログへのリンク
備忘録:
(2022/09/20記載)
2022年8月上旬の平日のランチタイムに利用。
この日は車を利用してランチを食べようと思っていたので公共交通機関だと少しアクセスが悪い駐車場完備のラーメン店で検索。
すると以前からブックマークだけしておいて行けていないこちらのお店の存在に気付き、そう遠くもない場所だったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は第三京浜港北インターから車で5分強、緑産業道路を中山方面に向かい1.5キロほど走ると右手にある。
梅田橋の交差点手前なのだが、車で来ると看板が見えにくいこともあり要注意。
また、アコムの看板が目印だが、港北インター方面から来た場合は反対側になるので注意が必要。
公共交通機関だとバスの他、JR横浜線の鴨井駅から徒歩20分程度で行くことが出来る。
こちらが店舗の写真。
ラーメン店というよりは消費者金融の看板が目立っており、建物自体も消費者金融と共有している不思議な造り。
写真に写っているのが店舗前の駐車スペース。
そこまで狭くはないので、SUVやワンボックスタイプの車でも停めることが可能。
<混雑状況・店内の様子は?>
平日の11時15分到着で店内は既に満席、外で1組待ちの状況であった。
店舗前の5台分の駐車スペースは公共交通機関でのアクセスが非常に悪いため既に満車の状態、入庫待ちの車がウロウロしているような状況であった。
300メートルほど港北インターに戻った辺りにコインパーキングがあるので、満車時はそちらを利用しても良いかもしれない。
先に食券を購入して店先で並ぶ方式なのでまずは店内の券売機で食券を購入、外の座席で待つこと10分程度で入店。
11時20分頃を過ぎるとファーストロットで入った客が帰りだすので、車で行く際にはこのタイミングを狙って行くとタイミングがよければ駐車場も確保できるかも知れない。
なお店内は8名程度がかけられる大きなテーブル席が1つ、厨房を囲むようにカウンター席が8席とこぢんまりとした造りになっている。
こちらが店内の雰囲気。
カウンター席は隣席との間隔を比較的広めに取っているので窮屈感はない。
こちらがテーブル席。
テーブル席というより窓側に寄せた大きなテーブルをコの字に囲むように席を配したカウンター席もどきという感じ。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は塩と醤油をベースに、煮干しや生姜などを使った派生メニューやつけ麺等もありメニューは豊富。
またサイドメニューとしてご飯ものであったり、替え玉ならぬ「合え玉」もあるのでお腹が空いているときにはこれたを頼むのも良さそう。
こだわり食材を使っていることもあってか、価格帯は最安で900円と一般的なラーメン店と比較すると少し高めの印象を受けた。
醤油、塩いずれも評判は良さそうなのだが、久しぶりに塩系が食べたかったので今回は「特製塩らぁめん(1200円)」をオーダーすることにした。
こちらが店内にある券売機。
入口を入った場所にあるのですぐに気付く。
オススメは上段の大きなボタンのメニューたちで、基本的にはこちらが「全部入り」のメニュー。
その他にも派生メニューやサイドメニューなど色々なメニューがあるので事前に決めておいた方が迷わない。
券売機にはないが、いわゆる替玉的なメニューとして「追辛玉(350円)」もあるよう。
単なる替玉ではなく、それ自体に味を付けたもので、こちらをそのまま単品メニューとして楽しむ事が出来る。
また、その他にも写真付きでご飯ものも紹介されているので、お腹に余裕があれば試してみたい。
外で待っている間に食券の確認を受け、席に案内されてから5分少々で着丼。
こちらが「特製塩らぁめん」。
塩ラーメンにしては少々濃いめの琥珀色をしたスープの上には味付け玉子、チャーシュー、穂先メンマ、ワンタン、刻みネギに三つ葉が乗り、トッピングで麺が見えないほど。
まずはスープを一口頂くが、予想していたほどの塩感でなく、イメージとしては鶏ガラを強くきかせた塩ラーメンに少し醤油の風味を加えたというような感じ。
個人的には魚介系がガッツリ効いた塩スープを期待していたので少し拍子抜けしたが、スッキリながら油の程よいコッテリ感と鶏ガラ系の味わいによる力強さもあり、スープとしてはとても美味しく頂けた。
ただ、塩ダレがとても上質でまろやかな味わいだったので、鶏ガラ系の風味を抑えたスープも味わってみたかったのが正直なところ。
そしてトッピングを頂くが、チャーシューは一口サイズのものが3種類入っている。
薄くスライスされた肉の旨味をしっかり感じられるローストポークとスモーク感を強く感じられるいわゆるチャーシュー、そして鶏もも肉と思われるジューシーな鶏肉チャーシューで、サイズ感も小さいことがあり、どれももう少し食べたいと思わせるボリューム感であった。
味付け玉子は丸々一つ入っているがやや固めの半熟感。
煮汁での味付けの控えめでスープと絡めて食べてちょうど良い味わいであった。
そしてワンタンは大ぶりの餡が入ったものが2つ。
餡はジューシーな肉汁の味わいと共に生姜がピリっと効いたタイプでボリューム感もなかなかのもの。
流石に特製だけあってトッピングの量はかなり充実していた。
一方の麺は細めストレートタイプ。
全粒粉入りの白めの麺はまるで更科蕎麦のようなしなやかでツルツルと食べられるタイプ。
程よくモチモチ感があり濃厚な味わいのスープと喧嘩すること無くすっきりとマッチする。
<まとめ>
今回頂いた特製塩らぁめんは1200円とそれなりの価格ではあったが、チャーシューが3種類と大きめのワンタンが2個、そして味玉がまるまる1つと言うことで、ボリューム感も味わいも満足度は高かった。
ただ、スープは魚介の旨味が効いた「ザ塩ラーメン」を想像していくとちょっとイメージと違うかも知れない。
鶏ガラの風味がかなり強め主張していることもあって魚介系の風味は抑えめ。
油のコッテリ感と鶏ガラの風味がスープに力強さを与えているのでスープとしては美味しいのだが塩ラーメンと言われると?が付くようなイメージであった。
次回はこの塩の味わいがつけ麺になるとどうなるか試すべく、「塩つけ蕎麦」にチャレンジしてみたい。
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