購入場所 |
JAL国内線ファーストクラス提供 |
購入日 |
2022年07月25日 |
購入金額(税込み) |
- |
テイスティング日 |
2022年07月25日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
ラングドック・ルーション |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
シャルドネ100% |
コメント:
JALの国内線ファーストクラスを利用した際に提供されていたもの。
機内食が和食なので相性は微妙な感じではあったが最近は日本酒ばかり飲んでいるので久しぶりにワインを試してみることにした。
調べてみると、あまり一般には流通していないようだが、同じサイズのミニボトルで大体400円弱と、フルボトルに単純換算すると1600円くらいの金額のもののよう。
色は機内が暗いのであまりしっかりとは確認できなかったが、それなりに濃さを感じる柔らかいグリーン。
グラスはガラスのステムレスタイプを使っており、粘度はほどほどでグラスの縁に脚が出る程度で程々粘度があるタイプ。
香りは優しく控えめではあるが、色々な匂いや気圧が地上とは異なる環境なのでそのように感じているのかも知れない。
シャルドネらしい爽やかな酸やパイナップルなどの南国系の果実感を感じるが、比較的繊細なので機内で頂くとそこまではっきりとした印象ではない。
一方、味わいはそれなりはっきりとした骨格があり、果実感と酸のバランスが良くそれなりにボリュームがある。
口に含むと、香り同様に程よく熟して酸と果実感のバランスが良いまだ若々しさを感じさせるパイナップルのニュアンスや心地よいミネラル感など比較的存在感のある味わいを感じられる。
中盤からは酸とタンニンがしっかりと存在感を出し、飲みごたえがあるタイプ。
そして余韻にはパッションフルーツの種を想像させる程よい苦味を感じさせる。
味覚や嗅覚が鈍る機内でもフランスらしい繊細さと共に南国感を感じさせるジューシーな果実感を楽しめるセレクトに納得のしっかりと骨格のある味わいのシャルドネ。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
グリーンイエロー |
香り |
強さ |
控えめ |
果実感 |
グレープフルーツ、パパイヤ、パイナップル、パッションフルーツ |
化学臭 |
ミネラル感 |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★ |
コスパ |
- |
総評 |
★★★ |
分かってはいたがこの日の機内食との相性はまあまあという感じ。
粉山椒でアクセントを加えた「すき焼き能登牛ハンバーグ」は能登牛のジューシーな脂をスッキリ流してくれると言う意味ではそれなりにマッチしている。
ワインそのものの味わいもそれなりに骨格がありはっきりとしていることもあり、洋食全般との相性は良さそうではあるが、甘味のある和風のダシやタレ、酢の物とのコンビネーションは苦手そうな印象。
和食に合わせるなら焼き鳥の塩あたりとは相性が良さそうなイメージであった。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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