購入場所 | (こちらから購入可能) |
購入日 | 2022年03月09日 |
購入金額(税込み) | 1925円 |
テイスティング日 | 2022年04月08日 |
日本酒データ:
地域 | 佐賀県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
鍋島は比較的色々な種類を飲んでいる方の酒蔵だが、まだ飲んだことのないものを発見したので4合瓶で2000円と少々高めではあるが試してみることにした。
色はクリアで艶やか。
わずかに発泡感があるのか、グラスの内側に細かい気泡がついている。
粘度はそれなりにあり、しっかりとした脚がグラスの縁に出る。
香りは山田錦の純米吟醸らしく、とても華やか。
優雅で上品な甘味がしっかりと感じられ、そこにほんのわずかに酸のニュアンスが見え隠れ。
日本酒好きなら嫌いな人はいないのではと思うほど上質な香り。
口に含むと、丸みのある米の豊かな甘味と旨味が一気に広がり、とてもボリューム感のあるアタックを感じる。
ただ、その後中盤には舌先に弾けるような刺激とフレッシュな酸が一気に主張をし、ボリューム感のある甘味を引き締めてくれる。
終盤にはその酸の刺激とわずかに感じられるアルコール感がそれまでの甘味をキレイに流しつつも程よい余韻を残してくれる。
ボリューム感があり甘味をしっかりと感じる一方で酸のバランスも良く、程よい刺激の発泡感が全体を引き締める上質な純米吟醸酒。
<アルコール度数16%>
この日は鯛の塩焼きをメインに砂肝のレモンネギダレ串などと合わせてみた。
若干の塩が強めに効いている鯛の塩焼きはほどよく脂が乗っており、その淡白な味わいもあっていくらでも食べられてしまう。
その塩味と鯛の身の淡白な味わいと何の違和感もなくスッとマッチし、お互いの味を全く邪魔せずに引き立てる。
砂肝のレモンネギダレ串はネギとレモンとごま油というなかなか個性派揃いの味わいで比較的自己主張が強い。
この個性的な味わいとは流石に「ガッツリマッチ 」とまではいかないが、それでも普通に違和感なく合わせることが出来る。
お酒単体でも楽しめ、幅広い料理ともなんなくマッチする味わいはさすが鍋島。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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