購入場所 | 横浜そごう(こちらから購入可能) |
購入日 | 2022年02月21日 |
購入金額(税込み) | 1760円 |
テイスティング日 | 2022年02月25日 |
日本酒データ:
地域 | 富山県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 富の香 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
この日は久しぶりにそごうの日本酒コーナーを巡回していると、お気に入りのこちらの蔵元が作る「富の香を使った特別限定テスト醸造」のお酒ということで、気になって試してみることにした。
色はほんのりグリーンのニュアンスを感じさせ、艶やかで輝きがある。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に脚を作りゆっくりと伝わり落ちていく。
香りはジューシーで果実感をしっかりと感じられるタイプ。
吟醸酒のような熟した果実のようなニュアンスも感じられ、そこに加えてわずかにフレッシュな酸も見え隠れする日本酒感控えめの香り。
落ち着いた口当たりながら、アタックからはしっかりと凝縮された米の旨味や果実のような甘味をずっしりと感じられる。
中盤もそのニュアンスは変わらず、そこに僅かに発泡感を感じさせるようなフレッシュな酸の刺激が加わる。
余韻は比較的スッキリしており、アタックと中盤で感じられた米の旨味と豊かな果実感の風味が心地よく舌に残る。
どっしりと重厚な旨味とほどよく感じられる果実の甘味に僅かな酸がアクセントを加えた優雅で落ち着きのある上品な味わいの数量限定の生酒。
<アルコール度数15%>
この日は肉じゃがと合わせてみた。
二日目ということでしっかりと味が染み込んだ肉じゃがは野菜の旨味や肉の脂感をより濃厚に感じられる。
そんな味わいの肉じゃがとこちらの日本酒の相性はなかなかのもの。
甘味と旨味をしっかりと感じられる日本酒の味わいは肉じゃがの濃厚な味わいともしっかりとマッチ。
お互い邪魔をせず、それぞれの味わいを楽しませてくれる。
なんとなくだが、魚料理よりも肉料理との相性が良さそうな食中酒としてもお酒単体でも楽しめる一本であった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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