Chianti Pratuccio 2019(カステラー二)



購入場所 KYリカー
購入日 2022年02月18日
購入金額(税込み) 550円
テイスティング日 2022年03月01日

ワインデータ:

国名 イタリア
地域 トスカーナ
地区 N/A
ヴィンテージ 2019年
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ

コメント:
カクヤスの「ほぼワンコイン」シリーズの赤ワインで、ヴィンテージものかつコルク仕様のキャンティがあったので試してみることにした。
色はしっかりと濃いめのルビーを思わせる色合い。
粘度もそれなりにあり、グラスの縁には脚が見られる。
香りはグラスに鼻を近づけないとそこまでしっかりとは感じられないが、一旦グラスに鼻を近づけると濃厚でジューシー、かつ凝縮されたチェリーの果実感がしっかりと感じられる。
加えてフレッシュな酸のニュアンスや花をイメージさせる華やかな香りも感じられる。
アタックはそこまでインパクトがあるタイプではないがジューシーで厚みを感じられる。
フレッシュでしっかりと凝縮されたダークチェリーの果実感がじわじわと口の中に広がっていく。
中盤からはその味わいに加えて程よい酸のニュアンスが加わり味わいのバランスを整えている。
そして程よい甘味と僅かな渋みが余韻に加わり、比較的骨格のあるしっかりとした印象を残していく。
キャンティってこんなにガッツリした味わいだっけ?と思わせるくらいの厚みのあるジューシーな果実感や程よい酸味・渋みがバランスよく味わえるコスパの高い一本。
<アルコール度数12%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 濃い
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ルビー

香り 強さ ほどほど
果実感 木苺、黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 レーズン、干しあんず
バラ、ゼラニウム
味わい アタック 心地よい
甘辛度 やや辛口
酸味 適度な
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★★
コスパ ★★★★☆
総評 ★★★★


この日は3日間煮込んだ牛すじの煮込みと合わせた。
2日目で既にトロトロに仕上がっていたが、その舌触りがさらにトロトロになり、もはや掴んだらとろけるような食感。
しっかりとハーブ類が効いた中に牛の脂の風味が溶け込んでおり文句なしの味わい。
その味わいに合わないことは全くないのだが、このキャンティは若干渋みが強めということもあってか、牛の脂の旨味とトマトの甘味がその渋みを強調してしまっている気がする。
合わせるならタリアータのようなシンプルで力強い肉料理系が良いのかも知れない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.