購入場所 | |
購入日 | 2021年12月04日 |
購入金額(税込み) | 3740円(一升瓶) |
テイスティング日 | 2022年01月03日 |
日本酒データ:
地域 | 福島県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 山田錦、五百万石 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
ネットを徘徊していると時々見つける飛喜露の黒ラベル。
今回もたまたま見かけたので即購入。
なかなか手に入らないので飲むタイミングを選ぶが、今回は2022年の日本酒飲み初めということで抜栓することにした。
色はほぼクリアで艶やか。
粘度はしっかりとありグラスの縁をゆったりと落ちながら脚を作っていく。
香りは吟醸らしい熟したバナナのような甘く芳醇な香りをしっかりと持ちつつもどことなく冷涼でフレッシュな酸のニュアンスも感じられ、日本酒感やアルコール臭はほぼ感じられない。
味わいはとても柔らかく、アタックはスッキリ目で上品。
しかし中盤からは豊かな米の旨味とジューシーな果実感が口一杯に広がり、ボリューム感のある味わいとなる。
そして余韻にはしっかりとしたフレッシュな酸とキレの良いアルコール感を感じさせ、ボディーで感じられた豊かな旨味と甘味をスッと洗い流してくれる。
何か特別な特徴があるわけではないが、逆にいうとそれが特徴で、かつ香り高くしっかりとした飲み応えがありつつもガッツリとした日本酒感を感じさせないバランスの良い飲み口でついついすすんでしまう。
<アルコール度数16%>
この日はおせち第二段と写真に写っていないが鍋と合わせてみた。
おせち第二段は数の子や鮑、カニ肉などのお正月ならではのスーパースター達が目白押し。
さまざまな味わいの食材ではあるが、それらの味わいにもぶつかることなく無難にマッチしてくれる。
鍋はシンプルに鶏肉をベースとして生姜味噌味で仕上げたものだが、生姜の味わいが比較的しっかりと効いているが日本酒とのバランスは悪くない。
日本酒単体でも料理と合わせて食中酒としても楽しめる万能な日本酒。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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