購入場所 | こちらから購入可能 |
購入日 | 2021年11月23日 |
購入金額(税込み) | 1182円 |
テイスティング日 | 2021年11月23日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | ぎんさん |
好み度(MAX五つ星) | ★★★☆ |
コメント:
いつも立ち寄る日本酒店でたまたま見つけたもの。
山本の中でも黒ラベルの「ど辛」は比較的見かける頻度が高いのだが、この白ラベルは見たことがなかったのでよく見てみると「セクスィー山本酵母」を使って仕上げた日本酒のよう。
生原酒ということで抜栓するとシュッという心地よい音が聞こえる。
色はクリアで艶やかだが、グラスの縁には細かい気泡が多く付着する。
香りは控えめながらフルーティーかつシャープなアルコール感を感じるタイプ。
若干青さが残った若々しい果実感たっぷりの青リンゴのようなニュアンス。
味わいはかなりシャープ。
口に含むとキレのある爽やかな味わいが一気に口の中に広がる。
続いてジューシーな米の旨味と甘味が続くが、フレッシュな酸味が「日本酒度+15」の通り、程よいボリューム感とともに締まりとキレのあるシャープな味わいに仕上げている。
余韻は比較的キレがよく日本酒感はすぐに喉元を抜けていくが、不思議とアルコール感と甘味が比較的長めに舌と喉の奥にその味わいを残す。
ラベルの色のようにシャープでキレのあるストレートな味わいながら日本酒感はそこまでガッツリでない味わいはシンプルな辛口の日本酒が好きな人におすすめの一本。
この日はノドグロの刺身と焼き魚があったのでそちらと合わせてみた。
冷凍物なのでどうしても解凍がうまくいかないのが頭の悩ませどころ。
刺身はノドグロのコクと脂感はしっかりと感じるものの、どうしても身の締まりが足りずに少し水っぽくなってしまうのが残念なところ。
一方でノドグロの焼き物はジューシーな味わいとふわっとした舌触りがノドグロの味わいをよく表現している。
いずれの調理方法も魚の脂感がガッツリと感じられるが、その味わいとシャープでパンチのある日本酒の味わいがなかなかマッチする。
ノドグロの名産地も日本海側が多いので、もしかしたら同じ日本海側の秋田県のお酒との相性が良いのかも知れない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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