購入場所 | カクヤス |
購入日 | 2020年11月26日 |
購入金額(税込み) | 550円 |
テイスティング日 | 2020年12月06日 |
ワインデータ:
国名 | イタリア |
地域 | ヴェネト州 |
地区 | N/A |
ヴィンテージ | NV |
ブドウ品種 | グレーラ |
コメント:
色は輝きのある少し薄めの黄金色。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁に脚が見える。
抜栓時は余り感じなかったが、泡はそれなりにボリューム感があり、グラスに注いだ後もほどほどのサイズの気泡が絶え間なく沸いている。
香りはそこまで強くないが、キンモクセイなどの花の香りやはちみつのような甘い香りも感じられ、全体的にシャープ感というよりは丸く柔らかい香り。
口に含むと瞬間的に「フレッシュなリンゴ」をかじったようなイメージが頭をよぎり、甘くも酸味があるシャキっとしたアタックを感じられる。
そのイメージは中盤でも非常にクリアに感じ、程よいボリューム感の優しい泡とシャープな酸味がバランスよい飲み口になっている。
余韻にはその中でも酸味が口の中に残るがキレが良く、クリーミーな泡とともにあっという間に消え去っている。
甘いインパクトのあるアタックではあるが、その後はフレッシュな酸味が主張し、スッと飽きなく飲み切れてしまうタイプの泡であった。
味の良し悪しではなく、久しぶりに口にした瞬間にはっきりと具体的なイメージを感じられるワインに出会った気がする。
これで550円であればコスパはかなり高い。
インプレッション:
外観 | 清澄度 | 輝いている |
色の濃淡 | 中庸 | |
粘度の高さ | 涙が出来る | |
発泡度 | ほどほど | |
気泡大きさ | ほどほど | |
色調 | ゴールド |
香り | 強さ | 控えめ |
果実感 | かりん、あんず | |
花 | キンモクセイ |
味わい | アタック | 爽やか |
甘辛度 | やや辛口 | |
酸味 | 適度な | |
タンニン | 少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★☆ |
コスパ | ★★★★ | |
総評 | ★★★★ |
この日はムール貝の白ワイン蒸しと合わせた。
ニンニクたっぷりにエシレバターを少し加えた濃厚な味わいの白ワイン蒸しが泡に合わないわけない、と思っていたが、実際に合わせてみるとムール貝の臭みが少々強調されてしまった。
ムール貝自体が少し長期間冷凍庫に眠らせた置いたものということもあるかも知れないので何とも言えないが、若干甘めの味わいの泡とムール貝の相性が悪いのかは謎。
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