Andreas Keller Extra Dry NV（アンドレアスケラー）

ワインデータ：

コメント：

ワイン系は何となく敬遠してしまうのだが、ふらふらっと立ち寄ったカクヤスで「500円スパークリング」と大々的に宣伝されていたので思わず買ってしまった。
一応イタリアのスプマンテなので、それが500円ならビール2本分と考えれば安いもの？というノリでチャレンジ。
「Millesimato」と記載があったのでヴィンテージものかと思い記載を探してみたが見つからず。
ボトル裏側に「2018」と小さく書いてあったので、もしかするとこれがヴィンテージ？
色はしっかりとした黄金色、輝きもある。
グラスに注いだ直後からしっかりとした泡が出ており、グラスに注いでからしばらくの間は豊かに湧き出る。
泡のサイズ感こそ少し大き目だが購入金額を考えれば十分。
粘度もそこそこあり、脚が出てくる。
香りはそこまで香り立つというイメージではない。
甘いニュアンスが最初に感じられ、果実系の香りというよりははちみつや花系の香りに近い。
口に含むと優しい酸味とともに、熟した感実感を思わせる甘味を感じさせるが、アタックとしてはそこまで強くはない。
泡は見た目よりもかなりきめ細やかでボリューム感がありスムーズ。
余韻はそこまで感じられないが、泡の優しい刺激とほのかな苦みを感じられる。
香りやアタックという点では正直物足りなさもあるが、泡の口当たりは非常に柔らかい。
「ワンコインスプマンテ」という意味では十分に楽しめる。
ボトルもオシャレなので、箱買いして気軽に飲める泡として常備しておきたい。

インプレッション：

この日は鶏そぼろと長ネギを使った和風ピリ辛パスタと合わせた。
スパゲッティーを切らしていたことを忘れ、急遽カッペリーニで代用。
できた料理はどう見てもチャンプルーかビーフン…。
味わい的には醤油を弱めにしてとエシレバターと唐辛子を効かせたこともあってか、スプマンテとの相性は悪くない。
ピリ辛の刺激をスムーズな泡が包み込んでくれる。
全般的に料理との相性はなかなかよさそう。