購入場所 |
うきうきワインの玉手箱(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年10月08日 |
購入金額(税込み) |
1097円 |
テイスティング日 |
2020年10月27日 |
ワインデータ:
国名 |
南アフリカ |
地域 |
ウェスタンケープ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
ソーヴィニヨンブラン90%、セミヨン10% |
コメント:
ネットでニューワールドのお手頃ソーヴィニヨンブランを探していた時に見つけて購入したもの。
色は比較的はっきりとしたグリーンのニュアンス。
温度が低いながらもグラスの縁にはしっかりとした脚が多数出ており、粘度はなかなか高そう。
スワリングすると華やかでジューシーな香りが辺りに広がり、なかなか濃厚なイメージ。
その香りは少し香っただけでソーヴィニヨンブラン、しかも南国系のものとわかるはっきりとした輪郭を持っている。
パッションフルーツのような苦みを感じる香りとまだしっかりと熟しきっていない酸味のニュアンスを感じさせる南国のフルーツの香り、そこに加えてはっきりとした青臭さを感じる、いかにもソーヴィニヨンブランという香り。
口に含むと香りから受ける印象程の濃厚さやソーヴィニヨンブランらしさは感じられない。
とはいえ、口の中にはジンワリとジューシーな果実感に加えてソーヴィニヨンブランらしい苦みがじわじわと広がっていくものの、酸味は控えめ。
中盤でもその果実感はジューシーに感じられるも、若干ボディーの厚みは薄いという印象。
余韻も優しく、やはり2020年ヴィンテージということでまだ落ち着いていないのか、ポテンシャルとしては高そうな印象はあるのだがまだ十分に活かしきれていないという味わい。
紹介文をよく読んでみるとカタール航空のビジネスクラスでも搭載履歴があるとのことだが、香りはまさにビジネスクラスに搭載されそうなニューワールドのソーヴィニヨンブランと言ったところ。
ヴィンテージの問題なのか、熟成期間の問題なのか、この造り手のワンランク上のワインを飲んでみたいと思わせるワインであった。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
やや強い |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
グリーンイエロー |
香り |
強さ |
華やかな |
果実感 |
青りんご、ライム、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、パッションフルーツ |
植物 |
ピーマン |
香辛料 |
バジル、レモングラス |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
少ない |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★ |
この日はホワイトソースのグラタンと合わせてみた。
チーズたっぷりとホワイトソースの濃厚な味わいのグラタンとの相性は思った程悪くない。
ホワイトソースの味わいがソーヴィニヨンブランの薄いと感じていた味わいを引き立ててさえいるような感じ。
抜栓後の時間の経過とともに味わいがしっかりしてきたのか、それとも料理との相性なのかはわからないが、食中酒として頂くのに向いているワインなのかもしれない。
これで1000円なのであればコスパとしては十分。
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