名前:高安
場所:〒606-8185 京都府京都市左京区一乗寺高槻町10
交通手段:叡山鉄道 一乗寺駅 徒歩約5分
営業時間:11:30~24:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=巨大唐揚げと美味しいラーメンが食べられるが、混雑っぷりと市街地から遠いのがマイナス、かな
外部リンク:高安の公式ページへのリンク
備忘録:
2013年3月上旬、半年ぶりに京都を訪れたが、その際に知り合いに勧められて始めて行くことにした。
場所は叡山電鉄の一乗寺駅から徒歩5分。
この叡山電鉄、京都から貴船等に行く際に使う観光路線でもあるが、電車はワンマンで非常に味のある路線。
その一乗寺駅から歩くこと5分程度で着くのだが、事前のウワサ通り、開店してからまだ30分しか経っていないと言うのに、既に10人以上が待っている。
色々なblog等を見てみると、一番待つ時で30分程度の待ち時間らしい。
今回は土曜のお昼12時少し前に行ったが、それでも15分程度は待った。
ちなみに、我々が食事を終えて出てきたのが12時半頃だが、その時には20人以上が待っていた。
店内はちょっとしたお洒落なカフェ的な作りになっていて、カウンター席がメインで30席程度。
去年店内を改装したらしい。
事前情報によると、この店はラーメン店ながら唐揚げも有名なよう。
と言う事で、中華そばと唐揚げ3個とご飯がセットになっている「唐揚げ定食(950円)」を150円追加でチャーシューメンに変更。
ちなみに、ご飯は大・中・小のどれを選んでも値段は同じだが、一人で唐揚げ定食を食べるのであれば小で十分。
小と言えども普通のラーメン屋さんの中程度のサイズほどある。
注文してから待つこと5分、揚げたての唐揚げとアツアツのラーメンが運ばれてきた。
まずはラーメンから。
見た目は白濁した九州系のトンコツスープだが、表面の脂の層はなく、ギトギト感は想像出来ない。
実際、スープを口にしてみると、獣臭さの無いまろやかな味わいのトンコツスープが口一杯に広がる。
とはいえ、トンコツの濃厚さは十分にあり、一言で言うと、コテコテの九州トンコツスープから、ギトギト感を取って滑らかにした感じ。
味わいとしては非常に優しさがあり、女性でも十分に食べられるレベル。
その味わいに少し飽きてきたら、テーブルに置いてあるニラゴマを少しスープに入れて食べると一気に味わいに締りがでる。
このニラゴマ、ニラを辛い香辛料(ラー油など)で和えたもので、ご飯にのせて食べる事も出来るが、かなり辛いので要注意。
チャーシューは薄くスライスしたタイプのもので、食感も柔らかく非常に美味しい。
醤油ダレの風味もしっかりとしみ込んでおり、ラーメンの箸休めにもってこい。
一方、麺は少々物足りなさを感じた。
正確には、物足りないというよりも、普通過ぎると言った方が良いのかもしれない。
九州系のラーメンに使われている麺と比べるとやや太目のストレートタイプの麺だが、全く特徴が無く、デフォルトでも少し柔らかめで出された。
さて、この店のもう一つの名物の唐揚げだが、これがまたとんでもない。
ケンタッキーのオリジナルチキンを少し小さくしたような唐揚げが3個、山盛りになって運ばれてくる。
出来たてでアツアツ、ジューシーなので、食べる時にはやけどをしないように要注意。
トンコツの味わいをリフレッシュしてくれるようなカレーパウダーが軽く掛けられており、ラーメンとの相性も良く考えられている。
ラーメン単品や唐揚げ単品でみると、正直他にも美味しい店はあると感じたが、この店は何と言ってもトータルで見た時のバランスの良さ。
ラーメンも美味しく、唐揚げも美味しい、そして値段も安いとあれば、売れないわけがない。
観光客に必ず行ってもらいたいラーメン屋というよりは、地元の学生が毎日のように通うような定食屋さん的な雰囲気を持った味かもしれない。
我々が行った土曜の11時半過ぎは、この暖簾をくぐるまでに15分位かかった
メニュー
初めての時には、とりあえずオイシイところを押えられる唐揚げ定食がオススメ
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