| 購入場所 | エノテカ(こちらから購入可能) |
| 購入日 | 2020年09月06日 |
| 購入金額(税込み) | 2926円 |
| テイスティング日 | 2020年09月06日 |
ワインデータ:
| 国名 | アメリカ |
| 地域 | ソノマ |
| 地区 | N/A |
| ヴィンテージ | 2017年 |
| ブドウ品種 | ピノノワール100% |
コメント:
御殿場のアウトレットに行った際、毎度恒例のエノテカ巡りで購入したもの。
この日は赤が飲みたいということもあり色々見ていたのだが、ソノマ・ピノ・2017年となかなか魅力的な響きのあるワインが店頭のケースに入れられていた。
値段を見ると税抜きで3800円…。
流石に手が出ないと思ったが、最近行っている30%引きのセールの対象品とのこと。
税込みで3000円以内であれば試してみる価値がありそうということで購入してみた。
ピノというと淡くて軽やかな色合いを想像するが、鮮やかなで輝きのあるブラックチェリーを思わせる色合い。
粘度もしっかりとあり、ゆったりとグラスの縁を伝わり落ちて長い脚が出る。
香りはチェリー系の豊かな果実感と爽やかな酸味、加えてスミレのような花の香りも感じられる。
ピノの特徴はしっかりと出しつつも、カリフォルニアのピノらしく濃厚な色合いと香り。
味わいだが、香りから受ける印象とは違いとても柔らかでソフト。
口に含むとジューシーで厚みのある、熟したチェリーの味わいがゆっくりと広がっていく。
酸味は中盤から少しずつ存在感を感じさせるが、ピノというと思い浮かべるようなキリっと酸味ではなく、こちらもとても優しく穏やかなもの。
果実の甘味と酸味のバランスがとても良く、かつピノのもつエレガントさは香りでも味わいでもしっかりと感じさせるハイレベルなワイン。
カリフォルニアのピノと聞いて想像する濃厚ではっきりとした味わいはありつつ、優しさも兼ね備えるピノであった。
インプレッション:
| 外観 | 清澄度 | 輝いている |
| 色の濃淡 | やや濃い | |
| 粘度の高さ | 脚が出来る | |
| 発泡度 | 無し | |
| 気泡大きさ | 無し | |
| 色調 | ブラックチェリー |
| 香り | 強さ | 十分 |
| 果実感 | ストロベリー、木苺、さくらんぼ | |
| 乾燥果実 | 干しあんず | |
| 花 | すみれ |
| 味わい | アタック | 心地よい |
| 甘辛度 | やや辛口 | |
| 酸味 | 適度な | |
| タンニン | 少ない |
| キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点 |
味わい | ★★★★ |
| コスパ | ★★★ | |
| 総評 | ★★★☆ |

この日は煮込みハンバーグと神戸有名ベーカリーの「サマーシュ」から直送された「パンドゥミ」と合わせてみた。
中濃ソースをアクセントにしたソースとナツメグなどの香辛料でしっかりと味付けされたハンバーグは甘味と肉の旨味がしっかりと感じられる。
その味わいにソノマのジューシーなピノはしっかりとマッチする。
パンドゥミはバターたっぷりの濃厚な味わい。
この濃厚な味わいにもしっかりとマッチし、ワインの味わいは軽やかながらもパンの味わいに負けずにキレイにマッチする。
繊細な味わいながらも料理との相性は意外と幅広そう。







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