| 購入場所 |
うきうきワインの玉手箱(こちらから購入可能) |
| 購入日 |
2020年06月30日 |
| 購入金額(税込み) |
1012円 |
| テイスティング日 |
2020年07月29日 |
ワインデータ:
| 国名 |
イタリア |
| 地域 |
アブルッツォ |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
2018年 |
| ブドウ品種 |
モンテプルチアーノ、カベルネソーヴィニヨン |
コメント:
以前からウマニロンキ社のワインは赤も白もコスパが高く美味しいものが多かったので、たまたまネット通販でセールされていたのを見つけて試してみることにした。
その通販サイトには「モンテプルチアーノに少しだけカベルネソーヴィニヨンを加えてオーク樽で3か月熟成」と書かれており、それでいて1000円という価格帯。
こちらの造り手の「安旨センサー」が働いたので購入。
グラスに注ぐとかなりしっかりとした色合いであることがわかる。
ブラックチェリーに近いような色合いはとても濃く、粘度もしっかりとありグラスの縁をゆっくりと伝わり落ちて脚が出る。
香りは辺りまで漂うような力強さはないが、干しブドウのような凝縮された濃厚な香りを感じられる。
そこにわずかなスパイス香と柔らかな花の香りも見え隠れしている。
口に含むとジューシーで凝縮された感実の甘味のアタックを感じられる。
その味わいは次第に干しブドウのようなしっかりとしたボディーへの変わっていき、続いてフレッシュな酸を感じられる。
最終的にはその酸が心地よい渋みに変わり、干しブドウのような果実感とわずかな樽由来の甘味ともにゆっくりと消えていく。
アタックは強めだが、しっかりとした果実感もありそれなりに親しみやすく飲みやすい味わい。
とはいえ、余韻で感じられる渋みはそれなりに存在感があるので、決して軽い飲み口ではなく、飲みやすいが飲み足りなさのないバランスの取れた味わい。
これで1000円なのであれば買っておいて間違いはない一本。
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
鮮やか |
| 色の濃淡 |
やや濃い |
| 粘度の高さ |
脚が出来る |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
ブラックチェリー |
| 香り |
強さ |
ほどほど |
| 果実感 |
ブラックベリー |
| 乾燥果実 |
レーズン、干しプルーン |
| 花 |
サンザシ |
| 香辛料 |
クローブ |
| 味わい |
アタック |
爽やか |
| 甘辛度 |
辛口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
心地よい |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★ |

この日は色々なジャンルの料理と合わせてみた。
かぼちゃをバルサミコ酢で味付けして焼いたものや、ナスのニンニクバジル炒めオイスターソース風味を準備。
かぼちゃはバルサミコ酢で味付けをしてオーブンで焼き上げたが、酸味はほとんど感じられずかえってかぼちゃの味わいが濃厚に感じられた。
合わせるまではあまりピンとこなかったが、これが意外とマッチする。
かぼちゃの甘味とワインの果実感がなかなかのコンビ。
ナスのニンニクバジル炒めオイスターソース風味はオイスターソースとニンニクを使っていることもあり比較的中華寄りの味わい。
だが、バジルが加わることにより味わいの方向性が少し変わる。
ワインとの相性は少し厳しめ。
ワインの渋みと苦みが少々強調されてしまう印象。
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