山本 ミッドナイトブルー 純米吟醸



購入場所 キッショウセレクト(こちらから購入可能
購入日 2020年07月11日
購入金額(税込み) 1689円
テイスティング日 2020年07月12日

日本酒データ:

地域 秋田県
タイプ 純米吟醸
使用米種 秋田酒こまち
好み度(MAX五つ星) ☆☆☆☆

コメント:

毎度のこちらの店舗に行った際に新規入荷状況を確認していると、またまた山本の比較的手に入りにくい日本酒があったので購入した。
グラスに注ぐと非常にクリアで輝きのある色合い。
粘度もしっかりと高く、グラスの縁から滴り落ちて脚が出る。
香りだが、抜栓してグラスに注ぐと同時に非常に豊かで甘味のある香りが辺り一面に漂うほどボリューム感がある。
吟醸らしく、完熟したメロンを凝縮したような非常に甘味の強いジューシーな香り。
酸味はわずかに感じられる程度で、とにかくジューシーで凝縮された甘味でぐいぐいと押してくるようなイメージ。
味わいは香りほどグイグイ甘味で勝負するような感じではないが、口に含むとジューシーな甘味が最初に広がる。
その後は厚みのあるコメの旨味、そして余韻には再び果実感のような甘味を比較的長めに心地よく感じられる。
また、若干発泡感を感じさせるようなキリっとした酸味も余韻に感じられ、香り・味わいともにふくよかさのある日本酒という印象。
定価が1700円であることを考えると、非常にコスパも良く、「香りもしっかりと味わいたいボリューム感のある日本酒」が飲みたくなった時にはオススメの一本であった。


この日はもともと飲む予定はなかったのだが、たまたま立ち寄った三崎の鮮魚スーパーでマグロの柵を購入したこともあり漬け丼を作ることに。
漬け丼であれば日本酒、ということになり、たまたま購入していたこの日本酒と合わせることになった。
和食定番の厚揚げに季節もののミョウガとカツオブシをたっぷりと乗せて頂いた。
カリッと香ばしく焼けた厚揚げの皮の味わいは比較的主張する味わいながらも日本酒とは全くぶつからず、なかなか相性は良い。
メインの漬け丼だが、九州の甘口醤油を使って作ったこともあり、醤油のパンチ感はあまりない。
ただ、日本酒との相性はよく、お互いの甘味を意識させず、また魚の生臭さも感じさせずお互いの旨味はそのまま活かして楽しむことができる。
なお、写真には写ってはいないが、ラー油を使ったキュウリの中華風浅漬けとの相性は正直悪かった。
スパイス感の強い味わいとの相性はあまりよくないようであった。

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