購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年01月22日 |
購入金額(税込み) | 1925円 |
テイスティング日 | 2020年01月23日 |
日本酒データ:
地域 | 山口県 |
タイプ | 大吟醸 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
いつもの酒屋を定期巡回している際に、よく飛行機の機内で見かける「東洋美人」の限定酒が売られていたので試してみることにした。
ブランドの「東洋美人」という名前に加えて「地帆紅」と書いて「ジパング」と読ませるセンスがなかなかオシャレ。
調べてみると年一回の限定醸造かつ流通限定という、なかなかレアなお酒とのこと。
色はクリアで輝きがある。
粘度はそこそこグラスの縁をゆっくりと伝って落ちていく。
一方の香りはとてもはっきりしてる。
ジューシー、フルーティー、フレッシュという言葉がとても似あう香り。
日本酒の米の旨味・甘味を感じさせつつ、柑橘系の果実感と酸味が主張しており、ワインに近いような印象を受ける。
しかし、香りとは異なり口に含むと日本酒らしい米の旨味を最初に感じる。
その後、とてもフルーティーで舌に絡みつくような濃厚な甘味、かなりパンチのあるボディー。
そして最後はまた日本酒らしい味わいで、程よい余韻とともに消えていく。
和と洋の味わいがミックスされた味わいは、世界の首脳に振舞われたり、航空会社の機内搭載日本酒に選ばれる理由がよくわかる日本酒。
この日はコテコテの和食で合わせてみた。
ほうれん草のお浸しと切り干し大根という組み合わせ。
ほうれん草のお浸しは福岡・椒房庵の甘口ダシ醤油で頂いたが、この甘味が意外とよくマッチして、日本酒の甘味をさらに豊かにする。
切り干し大根の濃いめの味付けやしいたけの味わいはさすがに強いが、それでも負けてはいない。
それよりもしいたけとの相性なのか、若干苦味を感じてしまう。
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