黒亭


名前:黒亭

場所:〒860-0051 熊本県熊本市西区二本木2-1-23

地図はこちらからどうぞ

交通手段:熊本市電 二本木駅口 徒歩5分

営業時間:10:00~20:30 第一・第三木曜

また行きたい度:=☆☆☆☆=熊本駅近の立地もあり、時間が許す限り必ず行きたいラーメン屋さん

外部リンク黒亭の公式ページへのリンク

備忘録
2013年3月初旬に熊本を訪れた際に訪問した。
九州と言えば濃厚なトンコツラーメンなので、滞在中に一度は行ってみたいと思い、事前にリサーチ。

色々お店の名前は出てくるが、そもそも口コミがあまり良くなかったり、かなり両極端な意見があったりと、お店探しに難航した。
そんな中、比較的万人受けも良く、評判も安定していたのがこのラーメン屋。

立地も良く、熊本駅から徒歩でも15分程度の距離、市電で行くならば、A系統の二本木口駅から徒歩5分程度。
今回は、熊本城の観光帰りに行ったので、市電でそのまま二本木口駅から徒歩で向かった。
アクセスは、市電の駅を降りて、熊本駅方面の横断歩道を右側(大通り側)に渡る。
川を渡りそのまま真っすぐに進むと100メートル程度先に正面に「黒亭」の看板を掲げている店が目に入ってくる。
週末の昼時は、店の外まで大行列しているので、迷うことはまずない。
また、店の近くには専用の駐車場もあるので、阿蘇山周辺の観光帰りに直接レンタカーで行っても問題ない。

今回は日曜日のお昼過ぎに行ったが、店の外には15人程度が待っている状況であった。
店の外にも食欲をそそる濃厚なとんこつスープの香りが漂い、待っている間もお腹が空いてくる。
ただ、店内はテーブル・カウンター席合わせて35席程度あるらしいので、待ち時間は15分~20分程度であった。

今回は2名で行ったので、ノーマルのラーメン(590円)と、もやしラーメン(620円)を注文。
合わせて、豚そぼろ丼(320円)の中サイズも注文し、たまご(50円)をトッピングした。
さすがに店員の手際は良く、席についてから待つこと5分程度で豚そぼろ丼が、続いてラーメンが提供された。

ラーメンは九州トンコツ系らしい、白濁したスープに刻みネギとキクラゲとノリ、チャーシューが乗っておりそのスープには
焦がしニンニクが入っており、スープにアクセントが加わっている。
麺はストレートタイプのもので、デフォルトでは普通の固さで出てくる。
スープは一言で言うと、「インパクトがあり濃厚だが、後味さっぱり」。

口に含むと、濃厚なとんこつの味わいと脂の風味が広がるが、その味は、いわゆる獣臭さは抑えられており、
その影響なのかギトギトっとした後味はあまり感じられない。
一方で、焦がしニンニク油がアクセントになっており、それがスープを飲んだ時のインパクトに繋がっている印象がある。
関東の濃厚家系が食べられない女性でも、ここのスープであればそこまで気にせずに食べられるのでは?

少し残念だったのがチャーシュー。
味付け自体はしっかりとされており美味しいのだが、使っている部位の影響なのか、パサパサとした味わいであった。
チャーシューと言うと、どうしても脂が多めで柔らかくとろけるような味わいを想像してしまうが、それとは少し違う。

ただ、テーブルに張られていたPOPを見ると、どうやらラーメンの種類によって提供されるチャーシューの部位が違う模様。
ラーメンともやしラーメンには少しパサパサとした脂の少ない部位を、玉子ラーメンとチャーシューメンには、脂の多い部位を
使っていると記載されていた。
女性は脂が苦手な人が多いのでノーマルラーメンでも良いと思うが、男性陣は是非玉子ラーメンかチャーシューメンを試して欲しい。

豚そぼろ丼は中サイズにも関わらず、普通の丼の7分目くらいまでご飯が入っており、さらにはその上に1センチ弱はあろうかと
思われる程、たっぷりとそぼろがかけられている。
今回はトッピングで生たまごを注文したが、オーダー時に卵黄のみか全部かを選択出来るのもニクいところ。

味付けは少し甘さが強く感じられるが、ラーメンを食べている時にトンコツの脂やしょっぱさに少し飽きた時に箸休めになる味付け。
更に、トッピングのたまごを割ってそぼろに混ぜて食べると、味わいに一層まろやかさや滑らかさが増し、一度で二度楽しめる。
なお、外で待っている時に渡されるメニュー表には、なぜか豚そぼろ丼が表記されていないので要注意。

休日の昼は観光客でかなり混雑するのでそれなりの待ち時間の覚悟が必要だが、この味わいを
この値段で食べられるのなら決して悪くない。


店舗外観
週末の昼時という事もあり、大行列


店先の暖簾には、大きく「黒亭」と書かれており、遠くからでも目立つ


店舗周辺に専用駐車場があるので、車で行っても問題なし


列に並んでいるときに手渡されるメニュー表
こちらには、豚そぼろ丼の記載がないが、注文は可能


店内はカウンター席・テーブル席合わせて30席強


ゆったりとしたスペースなので、繁盛店ながらもあわてずにゆっくり食べられる


カウンター席にちっちゃく張られている豚そぼろ丼の説明書き


同じく、チャーシューに関する説明書き
ラーメンの種類によって、使っている部位が違うらしい


豚そぼろ丼の中サイズ(320円)
トッピングに生たまご(50円)を載せた


もやしラーメン(620円)
たっぷりのもやしが濃厚なラーメンの味わいにマッチする

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