おでん 俺のだし (2019/03)


名前おでん 俺のだし

場所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-6-6 ギンザメトロビル1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:地下鉄線 銀座駅 徒歩6分

営業時間:17:00~22:00(火~金)、16:00~22:00(土日祝) 無休

また行きたい度:=☆☆☆☆=しっかりとした食材を確かな腕の料理人がリーズナブルに提供してくれるおでんを超えたのおでん店

外部リンクおでん 俺のだしの公式HPへのリンク

備忘録

(2019/04/04記載)
2019年3月下旬の週末に所用で銀座を訪れた際に利用。
この日は皇居周辺で花見をしていて、歩き疲れた夕刻に丁度有楽町界隈に到着。
とても寒かったこともあり付近の飲食店で温かい和食を出してくれる店を検索してくれたところこちらの店がヒット。

週末という事もあり念のために電話すると、当日席は空いているものの先着順かつ予約は不可、という事で急いで店舗に向かった。
もちろん事前予約も可能だが、2時間での入れ替え制になっていることもあり、好きな時間帯を自由に予約することは出来ないので要注意。


こちらが店舗外観。
店舗は銀座六丁目と七丁目の間、並木通りよりも一本中央通り側にある。
雑居ビルに入っているので気を付けないと見逃してしまう。

到着したのは18時半前。
店内はほぼカウンター席となっているが、この時間で9割程度の席が埋まっている状態。
流石、俺のシリーズ。


店内は奥に細長い造り。
基本的にカウンター席のみ20席程度となる。


店舗の外から見える2名掛け2席のみがテーブル席。
こちらもテーブル席ではあるが幅は小さめ。

当日席の空席があるかどうかを確認するとまだあるとの事。
今回はカウンター席の中央付近のスペースに案内された。
店内の写真からもわかる通り、非常に細長い造りになっており特に冬の時期はコートもあるので、案内された席にたどり着くのも一苦労。
なお、ハイチェアーの下の部分が荷物置きになっており、狭いスペースを有効的に活用している。

席に着くとまずはドリンクのオーダーから。
オススメは並々注がれた「俺の泡(780円)」という事であったので、まずはビール替わりにこちらを注文。


グラスを移動させることが出来ないくらいの表面張力で提供されるので少し飲んでしまったが、それなりのサイズのグラスにたっぷりと注がれる。
目の前で職人が手際よく調理する様を泡を飲みながら楽しむ。


こちらが料理のメニュー。
一番安いおでんのメニューだと100円からと、コンビニのおでんと変わらない値段。


こちらが飲物のメニュー。
「雨後の月」、「澤屋まつもと」、「伯楽星」、「黒龍」など、なかなかレベルの高い日本酒をそれなりの金額で提供している。
他にも「俺の」シリーズのワインも取り揃えている。


レギュラーメニュー以外にも数量限定で珍しい日本酒も取り揃えている。

おでん以外にも美味しいそうなメニューがたくさんあったので、「のど黒と金目鯛炙り(1580円)」、「ホタルイカ天ぷら(980円)」、「鴨と野菜お浸し(680円)」をまずは注文。
しばらくするとお通しが提供された。


こちらがお通し。
アイスクリームのように見えるが実は豆腐。
しっかりとした食感の豆腐の上にはワイン塩が振りかけられている。


その後しばらくすると「のど黒と金目鯛炙り」が提供された。
この店の中では金額た高めのものであったのでどのような料理が提供されるかと思っていたが、予想以上のものであった。
厚く切られたのど黒と金目鯛は程よく炙られており魚の旨味や脂がしっかりと感じられる一方で、刺身の食感もしっかりと残っている。
ワサビも目の前ですりおろしたものを提供しており、食材へのこだわりはかなりのもの。
「つまみ」というよりもしっかりとした料理というボリューム感であった。


次に提供されたのが「鴨と野菜お浸し」。
写真ではわかりにくいが、こちらもかなりのボリューム感。
野菜は那須・レンコンをはじめ大きくカットされたものが数種類、鴨は厚くスライスされており、食べやすいように隠し包丁が入れられている。
野菜・鴨ともに出汁がしっかりと効いており、こちらもとても美味しく頂いた。


そして、タイミングを見て提供されたのが「ホタルイカの天ぷら」。
料理の名前からするとホタルイカのみが提供されるのかと思ったが、タケノコやゼンマイなどの春野菜の天ぷらも合わせて提供された。
ホタルイカは程よい感じで火が通されておりジューシー。

お腹が満たされる前にメインのおでんを注文することにした。
流石に1人で1つだと色々な種類のおでんを試せないので、「大根(100円)」、「玉子(100円)」、「はんぺん(100円)」、「しらたき(180円)」、「春菊(280円)」、「湯葉(380円)」


こちらはおでん第一弾の「大根」と「はんぺん」。
おでんという事でまとめての提供かと思ったら、注文した内容に応じて提供する内容とタイミングをしっかりと考慮してくれている。
ダシは味自体は決して濃いわけではないが、しっかりと昆布などのダシの味わいを感じられる。
また、そのダシがしっかりと素材に染み込んでいる。


続いて提供されたのが「春菊」。
どうやって提供されるのかと思っていたが、スープのような形での提供。
しっかりとした春菊の苦みを感じ、それを程よく柚子を使ってまろやかにしている。


この次に提供されたのが「湯葉」。
湯葉のおでんという事でどのようなものが提供されるのか楽しみであったが、湯葉を巻いて(?)揚げたものにおでんのダシをかけて提供するというスタイル。
「煮込む」という点からするともはやおでんではないが、外側はカリカリ、内側はしっとりと仕上げられているこの料理はもはや立派な和食の一品料理という印象。


そして締めに提供されたのが「しらたき」と「玉子」。
玉子はやや硬めの半熟に仕上げたものにダシを絡めたような雰囲気。

おでんも美味しかったのだが、どちらかというと湯葉のおでんを含めた、いわゆる定番のおでん以外の料理のレベルがとても高かった。

今回は一品料理を3品、おでんを6種類、さらに飲み物は2名でそれぞれ3杯ずつ頂いてお会計が1万円。
使っている食材や手間暇から考えると料理の単価は低めでコストパフォーマンスは非常に高い。
ドリンクも提供しているものを考えると決して高い金額ではなく、さすが「俺のシリーズ」の店と言ったところ。
ただ、混雑しているためフラッと当日の利用が難しいことと、1名あたり600円(お通しと席料でそれぞれ300円ずつ)がプラスされることには注意しておきたい。

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おでん 俺のだしおでん / 銀座駅新橋駅東銀座駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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