さかばやし (2019/05)


名前さかばやし

場所:〒658-0044 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
地図はこちらからどうぞ

交通手段:阪神電車 石川屋駅から徒歩10分

営業時間:11:30~14:30、17:30~22:00 年末年始

また行きたい度:=☆☆☆☆=豊富なお酒と美味しい和食を優雅な空間で楽しめる神戸の酒蔵直営のレストラン

外部リンクさかばやしの公式HPへのリンク

備忘録

(2019/05/28記載)
2019年5月下旬の週末、神戸を訪問した際に訪れた。
こちらのお店は知っていたわけではなく、たまたま日本酒店で販売されていた日本酒の製造元を見たら神戸という事で、地元の知人に聞いたところ「酒蔵がやっている店がある」とのことで紹介してもらった。
週末という事で数日前に予約をしてもらったが、大混雑で辛うじて席の予約が出来たという感じ。
実際当日店舗に行ってみると「予約のお客様で大変混雑している」と記載があり、週末のランチ利用は事前予約が必須の店舗。
さて、店舗へは阪神石屋川駅が最寄り駅だが、今回は特急に乗ったこともあり、その一つ隣の阪神御影駅からタクシーを利用。
お店へは5分強で到着。


こちらが店舗入口。
レストランというよりも酒蔵に入っていくようなイメージ。

門をくぐって左手に行くと今回の目的地である「さかばやし」、右手に行くと酒蔵直営の売店がある。


こちらがレストラン入口。
和の雰囲気たっぷりで、なんとなく敷居が高い雰囲気すら感じられる。


入口にはメニューがあり、金額的にはそこまで高いという感じではない。
また、この日は週末という事もあり「予約で大変混雑している」旨の張り紙が出ていた。
今回は一週間弱前に予約をしてもらったが、それでも最後の1席という混雑っぷり。
利用日が決まった際には早めに予約したほうが無難。


さて、店内に入ると入口同様に非常に和の雰囲気がたっぷり。
天井が高く、昔の日本の建物を感じさせる。
写真は二階席へ続く階段。
二階は個室となっているよう。


今回は普通にランチを予約したので1階席に案内された。
写真に見えている「ご予約席」の札がある席が今回案内された席。


こちらが店内の様子。
予約で混雑しているとの記載通り、見る限りでは店内はほぼ満席。
店内にはテーブル席とカウンター席があり、天井が高く窓が大きいこともあり非常に開放感がある。
今回は4名での利用であったのでテーブル席を案内された。

メニューだが、焼き魚やお造り等を使ったセットメニューとそば系の単品メニューがあったが、この日は夕食も食べることが決まっていたのでそば系の単品を注文することにした。
また、酒蔵直営のお店なので日本酒も頂くことにした。


こちらは日本酒のメニュー。
ボトル、グラス、グラス小と選ぶことが出来るので飲み比べも可能。


定番メニューの他にも季節限定メニューも用意されている。


また、吞兵衛向けには飲み比べセットも提供されている。

酒のメニューに興奮しすぎて食事のメニューの写真は撮っていないが、今回注文したのは「酒そば(1100円)」、その他には酒のつまみとして「すくい豆腐と湯葉(600)」と「酒肴珍味三種(930円)」。
日本酒はボトルやグラスで様々なものを選べるのだが、折角なので色々な種類と試したいという事で「生酒きき酒セット(1430円)」を注文。

待つこと5分少々でまずはきき酒セットが提供された。


左側から蔵直採りの純米生酒、大吟醸生酒、そして大吟醸。
それぞれ60ミリとそれなりの量で提供されて飲みごたえもある。
純米と大吟醸は当たり前だがその味わいや甘味が大きく異なるが、生酒の大吟醸と通常の大吟醸でも味わいは大きく異なる。
それらのお酒を少量ずつ飲み比べできるのは酒好きにとっては非常にありがたい。


きき酒をしているとまず提供されたのは「そばチップ」。
見た目の通りカリカリっと香ばしく仕上げられているが、別に蕎麦の味がガッツリするわけではなく、その食感を日本酒と共に味わいたい。


その後提供されたのが「すくい豆腐と湯葉」。
お値段の割にはかなりしっかりとした量で、4人で食べても十分。
味わいは出汁ベースながらしっかりとした味付けになっていて日本酒との相性もとても良い。


続いて提供されたのは「酒肴珍味三種」。
こちらは左からクリームチーズと塩から、魚卵、ホタルイカの沖漬け。
酒肴と銘打ってあるだけあり、日本酒との相性は抜群。
特にホタルイカは醤油の味でごまかさず、ホタルイカの味わいもしっかりと感じさせるタイプ。
生イカっぽい味わいが苦手な人にはあまり向かないかも知れない。

その後に酒そばが提供された。
初めて聞くタイプの蕎麦だったのでどのようなものなのかを聞いてみたところ、なんとざるそばに日本酒をかけて頂くスタイルとの事。


こちらがその日本酒。
量にして30ミリ程度の日本酒、当然ながら福寿のお酒が提供された。


こちらがざる蕎麦。
自家製のものという事で、そば粉の味わいがしっかりと感じられ力強いワイルドな味わい。
コシはそこまでないものの、個人的には好きな味わい。

つけダレは関西らしく、出汁の旨味を強くだしたタイプ。
醤油の風味は抑えられているが、それでもしっかりとした出汁の風味を感じられるので、味わいに物足りなさは感じない。

さて、実際に日本酒をそばにかけて頂いたが、日本酒をかけると芳醇な香りが辺りに一面に漂う。
そばはザルに盛られて提供されているのでかけた日本酒が下の皿まで抜けていかないか気になったが、そばがすぐに日本酒を吸収するようで、日本酒をゆっくりと回しかければ意外と下まで抜けていかない。
まずはつけダレにはつけずにそのまま頂いたが、既に日本酒を飲んでいることもあってかそこまで日本酒の味わいは感じない。
しかし、日本酒をかけると蕎麦の甘味や風味が増したような感じがする。

こちらの酒そばはあくまで酒蔵が酒好きのために提供する変わりネタという印象で、そこまで日本酒が好きというわけでなければ通常のざるそばか天ぷらせいろ等を注文した方が無難かも知れない。

お店の造りや店内の雰囲気、料理のレベルと比較するとお値段的にも非常にリーズナブルで味わいも満足度が高い。
また、酒蔵が経営しているだけあり日本酒の種類は半端なく、日本酒好きにはたまらないお店。
日本酒もお店で飲むような金額ではなく量り売りのような金額でとてもリーズナブルに提供してもらえるので、気に入ったものは併設されているショップで購入して帰ることも出来る。
今回はランチでの利用であったが、夜の懐石料理と日本酒を食べにまた訪れたいお店であった。

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さかばやし懐石・会席料理 / 石屋川駅新在家駅御影駅(阪神)

昼総合点★★★★ 4.2

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