名前：鼎泰豊 恵比寿店
場所：〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-6-1 アトレ恵比寿西館 7F
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交通手段：JR線 恵比寿駅 直結
営業時間：11:00～23:00 無休
また行きたい度：＝☆☆☆＝恵比寿駅直結！眺望の良い高層階のオシャレな雰囲気で頂く有名小籠包
外部リンク：鼎泰豊 恵比寿店の公式HPへのリンク
備忘録：
（2019/04/20記載）
2019年4月中旬の平日、所要で恵比寿に行ったものの、時間も遅かったこともあってあまり長いしないような場所でかつオシャレで美味しいものを食べられる店を慌てて探した。
周辺には何店舗か候補があるものの、どうしてものんびりと食事を楽しみすぎてしまう店ばかり。
この日は翌日の事も考え1時間程度で切り上げようと色々考えたところ、アトレ恵比寿西館にこちらのお店が入っていることを思い出した。
前々から行こうとは思っていたもののなかなか行けなかったこともあってこちらに即決定した。
場所は恵比寿駅から少しだけ離れているアトレ恵比寿西館の7F。
改札口階の4Fからであれば渡り廊下を伝って西館に行ける一方で、駅前のバスターミナルからであれば建物向かって左側にあるエレベーターでもアクセス可能。
こちらが店舗外観。
とてもオープンな造り。
駅ビルの中にあるお店にしてはなかなか雰囲気が良い。
店全体が窓側に面しており、特に窓側のカウンター席とテーブル席はオシャレな雰囲気がある。
また、カウンター席はちょっとしたバーカウンターのようなエリアもあり、「小籠包を出す中華のお店」という雰囲気ではない。
この日は平日の20時近くという事もあってか、店内はほぼ満席ではあるものの待ち客は無し。
待ち時間無しで席に案内された。
なお、20時を過ぎるとディナーを楽しむ人は少しずつ帰っていき、その代わりに「ビール・小籠包」的な食べ方をするひとりでの利用が増えてくる。
我々もあまり遅くまでいられない時間帯であったので、今回は軽めに前菜・小籠包・葉物料理・チャーハンをオーダー。
まず最初に提供されたのは「蒸し鶏（700円）」。
提供されてファーストインプレッションは同行者ともに「小さくない？」。
お値段の割にはサイズは小さく、一般的な中華料理店と比べると若干さみしさを感じる。
ただ、味は上品ながらもしっかりとした味わいで、ビールがどんどん進んでしまう。
前菜を食べ終えたころに提供されたのが「三種小籠包（1160円）」。
かなり大き目のせいろで提供され、席にせいろをおいてから蓋を開けるスタイル。
提供時にも「大変冷めやすいのでお早めにお召し上がりください」と一声かけてくれるほど。
テーブルに書かれている食べ方に従って、専用のタレと黒酢、生姜を絡めて頂く。
流石に小籠包をメインに出しているだけあり、皮の薄さや餡の味付け、さらには小籠包の中に閉じ込められた旨味たっぷりのスープのバランスは良い。
今回注文したのは豚肉・ほたて・カニ味噌の三種盛りであったので、それぞれの旨味がしっかりと凝縮されており納得の味わい。
そして次に提供されたのが「菜肉餃子（640円）」。
餃子は「焼き」と思っているのだが、こちらは小籠包しかり「蒸し」がウリの店なので注文してみた。
皮は小籠包よりもしっかりとしており、箸でつかんでもそう簡単に穴は開かない。
口に入れると、焼き餃子とは違って、フカフカながらジューシーな餡が口一杯に広がる。
パリパリ感こそないものの、これはこれでまた新しい味わい。
その後は「A菜の炒めニンニク風味（1000円）」が提供された。
いわゆる青菜炒めもあったが、こちらは台湾の青菜という事もあって少々割高だが試してみた。
提供時は食欲をそそるニンニクとごま油のいわゆる青菜炒めの香りそのものが辺りに漂った。
肝心のA菜も、見た目は普通の青菜と大差なかったが、食べてみると青菜よりもほんのり甘く香ばしい印象。
例えるなら甘いトウモロコシのような味わいを感じる。
青菜らしさを求めるのであれば少々系統が違うが、この不思議な味わいは一度試してみる価値あり。
そして、最後は締めの「豚肉入りチャーハン（1000円」。
チャーハンは何種類かあったが、一番シンプルに豚肉入りをオーダー。
提供された量をみて驚いたが、これ一皿で一食分以上の量はあろうかという雰囲気。
これだけを1人で食べるのであれば適量だが、色々食べた締めであれば2名で食べても十分な量であった。
味わいは比較的しっかりとしており、パラパラ感はほどほどという印象。
ただ、豚肉自体にしっかりと味付けがされていることもあり、ベースの味付けがそれなりにしっかりしていることもあってか、締めに持ってくるにはぴったりの一品であった。
デザートには定番どころの「杏仁豆腐（300円）」。
杏仁豆腐はお店によって味わいの方向がかなり異なるが、こちらはアーモンド感はそこそこの味付け。
食感は寒天程固くなく、どちらかというとプリンのような滑らかなタイプ。
フルーツは乗せられておらず杏仁豆腐そのもので勝負していたが、甘味も控えめで個人的には好きな味わいであった。
料理一品一品は比較的少な目で若干割高感もあるが、その分小人数でも色々な料理を楽しめるのは魅力的。
とはいえ、チャーハンはお値段の割にはそれなりのボリュームがあるので、締めに注文すれば間違いなく満腹になる。
また、接客も非常にレベルが高くお店の雰囲気や眺望もよいので、単に夜ご飯を食べに行くという使い方以外でも色々活用できそうな店であった。
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