（2018/04/29記載）
KLMオランダ航空が新たに日本～アムステルダム線のビジネスクラスで開始した「Anytime for you」というミールサービスの紹介イベントを2018年4月中旬に開催、そちらに参加した際のインプレを掲載。
KLMオランダ航空は機内の日本食を「ホテルオークラ アムステルダム」内の「山里」というミシュラン一つ星を獲得している和食レストランとコラボしており、この日は総料理長の富川シェフを交えてのイベント。
そのようなこともあり、会場は「ホテルオークラ」であった。
会場内には機内食サンプルが展示されており、KLMオランダ航空の本社役員によるプレゼンテーションや、富川シェフから料理の説明などがあり、KLMオランダ航空の日本路線への力の入れようがうかがえる。
こちらが2018年3月26日から新たに日本～アムステルダム路線に導入された「Anytime for you」のメニューサンプル。
このサービスは、搭乗中にいつでも何度でも好きなものを好きなだけ食べられるというシステム。
この他にももちろん通常の機内食も提供されるのだから、かなりのボリューム感。
料理は「チーズバーガー」、「生ハム入りサラダ」、「シーザーチキンサラダ」、「和風弁当」、「とんかつ」など8種類、他にもデザート2種があるよう。
こちらが「チーズバーガー」。
サイズも高さもかなりのもの。
こちらは「和風弁当」。
俵ご飯もセットになっていて、近距離国際線であればこれがメインで提供されそうなボリューム感。
こちらは「生ハムサラダ」。
野菜が不足しがちな機内食にはうれしいメニュー。
そしてこちらが「とんかつ」。
俵ご飯とのセットでの提供で、とんかつもなかなかのもの。
デザートについては「チョコレートムース」が準備されていた。
こちらも機内食のメインコースのデザートと言われても全く違和感がない。
この他にも機内で提供されてるメインコースの料理の案内もあった。
こちらが展示されちえたビジネスクラスの和食提供料理の全メニュー。
前菜プレートは日本らしさを出しつつも、食材に鶏肉やサーモンなどを織り交ぜることにより外国人でも楽しめるような工夫がされている。
こちらは主菜のプレート。
搭乗客からの「機内ではご飯が乾いてしまう」というフィードバックを受け、日本らしさを出すために炊き込みご飯にしさらには乾燥を防ぐためにタケノコ等をトッピングしたとの事。
実際に富川シェフが準備した機内食の和食コースの各メニューとAnytime for youのメニューの試食も行われた。
こちらは和食メニューの「炊き込みごはん」と「焼き鮭の木の芽味噌添え」。
いずれも「日本人が作った和食」という味わいで、とても自然で美味しい。
また、アメニティーを入れてあるポーチは「ヤン・タミニュ」デザインのもの。
実際に展示品を手に持ってみたが、他社ビジネスクラスのものよりもしっかりと出来ており、これをちょっとしたポーチとして持ち歩いても全く違和感のない仕上がり。
同梱されているアメニティーも近日中にオランダの有名コスメブランドの「Rituals」に変更になるとの事。
こちらのブランドはカタール航空ラウンジのシャンプー等でも提供されている。
今回紹介のあった「Anytime for you」のサービスは成田発アムステルダム線（KL862便）では既に提供開始、2018年7月からは関空発アムステルダム線（KL868便）でも提供開始予定との事。
ビジネスクラスで移動する楽しみの一つは食事でもあり、このような充実したサービスを搭乗客のペースで提供してもらえる事は非常にありがたい。
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