1日弾丸 クウェート観光コース =Souk Sharq Central Fish Market=


既にこの国に滞在してかなりの時間が経つが、観光立国でもないので全く「観光」という単語とは無縁であった。
が、折角なので「クウェート滞在時に1日休みがあったら何が出来るか」という視点でモデル観光プランを作ってみた。

なお、この国は公共交通機関がタクシー以外は皆無、かつそのタクシーも信用ならない(インド人のno problemほどプロブレムになる可能性が高いものはない)ので、移動の際にはくれぐれも注意をして頂きたい。

「1日弾丸 クウェート観光コース」のコース概要はこちらからどうぞ

名前Souk Sharq Central Fish Market

場所:Arabian Gulf St, Al Kuwayt, Kuwait
地図はこちらからどうぞ

交通手段:クウェート中心部から車で20分程度

営業時間:08:00~12:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=市街地からのアスセスも良くとりあえず押さえておきたい観光スポット

外部リンクSouk Sharq Central Fish Marketのトリップアドバイザーへのリンク(英語)

備忘録

(2017/07/26記載)
中東に位置するクウェート。
なんとなく「肉食」のイメージだが、実際はかなりの「魚食」。
近海には豊富な漁場があり、市内のスーパーでもかなりの種類の魚が売られている。
しかし、日本のように生食の文化は一切なく、基本的には「焼く」、「フライ」等の調理方法のみ。

そんなクウェートなので当然の如く「魚市場」があるが、このSouk Sharq Central Fish Marketはクウェートの中でも市街地にありかなりの規模の魚市場である。
クウェートに住んでない限り、この魚市場で魚を買って調理なんて事はないと思うが、それでも観光スポットが数少ないクウェートにおいて訪れるべき場所である。

魚市場と言っても、中規模のショッピングモールが併設されているので、外見は日本のそれをは大きく異なりちょっとオシャレ。


しかし、建物の前にはしっかりと「Souk Sharq Central Fish Market」の看板が出ている。


一歩中に入ると、3階か4階分の吹き抜け構造となっており、とにかくだだっ広い。
その中には魚を山のように並べる店がいくつも軒を連ねる。


曜日・時間帯によっては、魚を買い求める地元民等で広い場内はかなりごった返す。


種類はよくわからないが、日本でいうところのスズキやタイ、ボラなど、とにかく種類が様々。


これはウチワエビ。
伊勢海老よりも美味しいとされ、日本ではそこそこのお値段で出回っているようだが、ここではこんな感じでドーンと売られている。


朝早めの時間に行くと、水揚げされたばかりの魚がバケツでそこらじゅうに並べられている。


店の前にも種類毎にズラッと並べられているが、値段が書いてないので買ってみないと分からない。

また、日本のように「魚をさばく」という文化はなく、大きな魚の場合はでっかい出刃包丁のような包丁で骨ごと輪切り状に叩き切って「一切れ」という単位になっている事が多い。

こちらは「魚市場」という名前だが、魚以外にも野菜や肉などが併設された建物で売られている。


こちらは中東人のソウルフード「デーツ」の専門コーナー。


肉屋の肉の売り方もなかなか豪快。
カウンターの上に置かれている羊のぬいぐるみがなかなかシュール。


こちらは鶏肉屋。
「肉屋」というよりも鶏そのものを売っている感じだが、注文すると店の奥で鶏肉に「加工」してくれる。。。


また、釣りも盛んなようで、釣具屋も魚市場の中にある。

観光目的で来ているのに「魚市場見学」と侮るなかれ。
日本の魚市場とはまた違った面白みがあるので、是非観光コースに組み入れて頂きたい。

オススメの時間帯はやはり朝早めの時間帯、かつ出来れば5月~10月は気温も高く魚市場内のそれなりに魚臭いので避けたほうが無難。
なお、見学時間としては魚市場は20分あれば十分、隣接したショッピングモール内にある「スルタンセンター」(日本でいうところヨーカドーを小さくしたようなスーパー)でお土産を購入することも出来る。

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  1. 1日弾丸 クウェート観光コース | キムラのメモ

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