(2016/08/21追記)
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(2016/08/06追記)
2016年7月下旬、クウェートへの乗り継ぎの際に利用した。
トランジットの手荷物検査を受けてエスカレーターを下り左手にあるラウンジ直通のエスカレーターを登ってカウンターでチェックイン。
日中はここにラウンジ係員が立って予めチケットの確認を行っている。
エスカレーターを登りきると目の前にはチェックインカウンターが設けられている。
ここでチェックインを行うが、自分がチェックインをしていると、隣にビジネスクラスの搭乗券をもった客もチェックインを行っていた。
担当者がその客に「ビジネスクラスをご利用ですか?」と聞くと「ビジネスクラス利用だがワンワールドのエメラルドステータスだからファーストクラスラウンジが使えるのでは」と担当者に確認していた。
結果、このアルサファラウンジに関しては、「カタール航空のファーストクラス利用客」のみという厳しい制限のため、ワンワールドエメラルドステータスかつエコノミークラスを利用の場合はワンワールドエメラルドステータス用に準備されている別ラウンジを利用することになる。
毎度のことではあるが、ここのラウンジは来るたびに圧倒される。
ラウンジ内にある総合受付カウンターのような場所。
使ったことが無いので何をしてくれるのかは不明だが、恐らく色々なアレンジをしてくれるのだろう。
ラウンジ入室後、前回同様にシャワーを使おうとしたら、既に先客ありということでしばし待つこととなった。
毎回利用する個人毎にパーティションが設置されているスペースで待っていると5分もたたないうちに担当者が来て、「シャワーをお待ちと聞きましたが」と確認をされた。
YESと答えると、「準備出来ましたのでご案内します」と。
案内されたのはいつものシャワースペースではなく、スパの横にある「Quiet Area」と呼ばれる場所であった。
係員に続いて中に入るとそこはまるでホテルの廊下のよう。
ところどころに部屋に通じるドアがあり、案内されたのはそのうちの1つの部屋であった。
非接触式のカードを使いドアを開けると、中はホテルそのもの。
居住スペースの方には小ぶりだがしっかりとしたベッドが用意されている。
奥側から入口を撮ったもの。
これだけの広さがあれば十分すぎる。
また、シャワールーム側も非常にゆったりと作られている。
シャワールームにある洗面台。
一流ホテルのシャワールーム並の広さがある。
シャワーブース。
広々としたブースでフライトで疲れた体を癒せる。
トイレも個室になっている。
ただ、広すぎて少々落ち着かない。
スペースこそそこまで広くないが、シングルベッドが2つと作業用のテーブルとテレビが設置されている部屋に加えて、トイレが別室になっているバスルームも設置されて、品のいいビジネスホテルというようなイメージ。
ここが空港内のラウンジである事を完全に忘れてしまう。
このスペースは長時間の乗り継ぎ等で仮眠を取ったり誰にも邪魔されずに休んだりする為のスペースの模様。
計7~8室程度が準備されており、もちろん利用料はタダなので利用の際はスパ受付でその旨を告げると対応してくれる。
また、折角なのでスパの設備も見せてもらったが、驚くほど本格的。
入口の先の通路を抜けて奥に進んでいく。
こちらがスパコーナーへ続く通路。
右側の木のパーティションの向こう側には小さな池がある。
この通路を抜けると、中は迷路のように入り組んだ構造になっている。
こちらは数あるスパ施術室の一室。
このような部屋が数部屋用意されている。
上記の個室に加えて、オープンスペースのコーナーもある。
このソファーの正面にある壁は全面が滝のようになっており水が流れている。
さらにはジャグジールームまで完備。
もはやどのようにして利用するのかすらわからない。
今回は早朝ということでまた担当者が来ていなかったが、こちらも時間帯を選べば利用できる模様。
Quiet Areaで1時間程休ませてもらった後はラウンジコーナーへ移動。
毎度の如く「テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ」を飲みながらゆっくりと過ごした。
ランチタイムが11時から始まるので、それに合わせてレストランエリアに移動。
ランチ時の11時だが飛行機の離発着時間の影響か殆ど人がいない。
ワインの空きボトルを使ったオブジェもお洒落。
左側のカウンター席からは厨房の様子が見える。
いつも思うことだが、ここが空港内のラウンジだと言うことが信じられない。
メニューはオーダー制。
定期的にメニューが入れ替わっている模様で、前回注文したメニューは全て無くなっていた。
今回も前回と同様にスープとメインを注文。
スープはシーフードスープを、メインはラムシチューをオーダー。
アペタイザーとして提供されプチトマトのカプレーゼを楽しんでいるとシーフードスープが提供された。
魚介の出汁が濃すぎる位しっかりと出ている。
ロブスターとカニの旨味がたっぷりと感じられるトマトベースのスープで、イメージとしてはパスタのペスカトーレのような感じ。
その後10分程度でメインのラムのシチューが提供された。
メインのラムシチューもしっかりと煮こまれて柔らかくなったラム肉にサフランライスが添えられてる。
ラム肉の味は良かったのだが、添えられているサフランライスが日本人には少々柔らかく感じられるのが少しだけ残念なポイントであった。
そうこうしているうちに今回もあっという間に8時間が過ぎてしまったが、ラウンジという様々な制限のある環境にも関わらず8時間を全く苦もなしに過ごせてしまう事に改めて感動した。
「カタール航空 ハマド国際空港 アル・サファファーストクラスラウンジ」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
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