Fina Kik Cantine Fina Vini 2022（カンティーナ　フィーナ　ヴィニ）

ワインデータ：

コメント：
コストコを巡回している時に、期間限定で通常価格1498円から300円引きの1198円で売られているのを発見。
見た目やボトルの感触的に1200円クラスではなさそうだったのでとりあえず購入してみたもの。
調べてみると普通にネット等で販売はされているものの、おおむね2000円少々という価格帯なのでほぼ半値で購入出来たよう。
色は少ししっかり目のグリーン主体で輝きがある。
粘度はあまりなく、グラスの縁からサッと伝わり落ちていく。
香りはジューシーでしっかりとした果実由来の甘味を感じられるもの。
ソーヴィニヨンブランらしいハーブ感やパッションフルーツのような香りがしっかりと感じられ、トロピカルなニュアンスがある。
そこにほんのりとミネラル感と濃厚なはちみつのような香りも見え隠れする。
味わいはフレッシュで若々しい酸とソーヴィニヨンブランの特徴的な味わいをしっかりと感じられるもの。
アタックはとてもフレッシュでややシャープな酸がダイレクトに口一杯に広がる。
加えてソーヴィニヨンブランのハーブ感やグレープフルーツのような柑橘系の味わいやパッションフルーツのような甘味や苦みを力強く感じられる。
しっかりと濃厚な味わいは中盤のそのまま続き、余韻にはしっかりとした酸に加えて、程よい苦みが口の中に存在感を残していく。
シャープな酸としっかりとしたソーヴィニヨンブランのハーブ感や甘味や苦みを力強く楽しめる陽気な味わいの一本。
＜アルコール度数13.5%＞

インプレッション：

この日は食事を済ませていたので軽くナッツで合わせようかと思ったら、ナッツが品切れ…。
おつまみコーナーを探していると、美味しくて以前まとめ買いしたカルビーの「トリュフポテトチップス」が1袋だけ残っていたので合わせてみることにした。
ポテトチップスというとお菓子的なイメージもあるが、こちらのポテトチップスはトリュフの風味がかなり強く効いており普通におつまみとして楽しめてしまうレベルの高いもの。
フライドポテト＋トリュフを白ワインに合わせることを想像すると全く違和感ないのでそのイメージで試してみたが、相性はなかなかのもの。
トリュフの濃厚な風味とソーヴィニヨンブランのハーブ感が何の違和感もなくマッチする。
イタリアのワインにしてはかなりしっかりと濃厚な味わい、かつニューワールドのジューシーなソーヴィニヨンブランを連想させる味わいはニンニクをたっぷりと使ったアクアパッツァだけでなく、ガッツリとハーブが効いたサルシッチャなどとも相性が良さそう。
＜マリアージュ指数：4美味しくマッチ＞