Remole Bianco 2021（フレスコバルディ）

ワインデータ：

コメント：
コストコでフラフラとワインをチェックしていたら、何気なく山積みされたこちらのワインを発見。
よく見てみるとイタリアの有名な造り手である「フレスコバルティ」のものながら、798円で販売されており、期間限定でさらに160円引きの638円という、もはやノーブランドのニューワールドのワインよりも安い状況。
コルクタイプでフレスコバルティのものなのでこれはお得と思いまとめて12本購入した。
調べてみると日本での正式流通はあるものの、最安でも2000円以上というものだったので、半額以下でお得に購入できた。
色は比較的しっかりとしたグリーンイエロー。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁からゆっくりと脚がでる。
香りは芳醇。
グレープフルーツやライムのような柑橘系の香りと共にアプリコットのような甘味がぎゅっと凝縮された果実感も感じられる。
加えてはちみつのようなニュアンスも見え隠れ。
アタックは優しく、しっかり濃厚な甘味口の中にゆっくりと広がっていく。
豊かなブドウの果実感と共に、アプリコットや熟したパイナップルのような甘味と程よい酸のバランスが心地よい。
中盤でものバランス感は変わらず、しっかりとしたボディーを形成する。
余韻にはわずかな苦みと共に豊かななブドウの果実感が心地よく感じられる。
フルーティーで軽快ながらも深みや複雑さのある甘味を楽しめるしっかり冷やして楽しみたいワイン。
今回は600円少々で購入出来たが、この金額であればデイリーワインとしてまとめ買い必須。
ただ、2000円超と言われると少々高いかな、という印象。
＜アルコール度数12%＞

インプレッション：

この日はアクアパッツァということで、イタリアのワインを合わせてみた。
タラを中心にたっぷりアサリやエビなどで仕上げたもの。
タラとアサリからしっかりと濃厚なダシが出て、更にはニンニクの旨味も加わり濃厚な味わい。
その魚介の旨味たっぷりのスープに負けずにしっかりとマッチし、「イタリアのワインは軽い」という印象を覆してくれる。
また、魚介独特の風味との相性もよく、ペペロンチーノなどの唐辛子を使った辛めの料理とも相性が良さそうな印象。
＜マリアージュ指数：4美味しくマッチ＞