名前:カンブーザ
場所:〒164-0013 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-11-2
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交通手段:各線 横浜駅 徒歩8分
営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00 月曜
また行きたい度:=☆☆☆☆=鶴屋町にこんなレストランが!隠れ家的お洒落なお店
外部リンク:カンブーザの公式サイトへのリンク
備忘録:
(2016/11/26記載)
2015年7月上旬の日曜日、久しぶりの日本を満喫すべく、「美味しくて優雅、かつ横浜駅周辺」というキーワードをベースにこちらを予約した。
予約したのは2ヶ月程前だが、当日は日曜の夜にも関わらず、「予約で満席」の札が掲げられていた。
横浜の鶴屋町という、飲み屋がメインの立地ながら、僅かにそこから外れた路地裏に、お洒落なレンガ造りを思わせる佇まいがある。
店内は1階がカップル向けのテーブル席が2~3席とワインセラーと厨房、2階席がテーブル席10席程度で落ち着いた雰囲気になっている。
今回は4名でかなり早い段階から予約したということもあって、2階席の少々奥まった個室的なところを準備して頂いていた。
こちらのお店はディナーについてはアラカルトではなく、前菜・ピザ・パスタ・食後をそれぞれ数種類のメニューから選ぶタイプ。
2種類あるコースの違いは、メイン料理を注文するかしないかというところで、メイン無しのものは4300円、メインありは6500円となっている。
今回は4名ともメインありで注文した。
なお、4名で注文をした場合は、ピザ・パスタについてはもちろんバラバラで注文することも出来るが、ピザを2枚、パスタを1種類注文してシェアすることも可能。
前菜はスモークサーモン、鮎のコンフィ、ホワイトアスパラガス等をそれぞれ注文、ピザは黒オリーブのピザと生しらすの3枚限定ピザを、パスタはポルチーニ茸のオイルパスタ、メインはシャラン鴨、ラム肉、霜降り豚肉等をそれぞれ注文した。
ワインは泡と赤をそれぞれボトルで注文し、食事に合わせて提供して頂いた。
テーブルセッティングもお洒落。
これから始まるディナーへの期待が高まる。
味は全体的にしっかり目で、料理によっては少し塩を強めに効かせているものもあった。
こちらは前菜のスモークサーモン。
低温でスモークしたこちらのお店自慢の一品。
季節限定の前菜である鮎のコンフィ。
こちらは絶品、骨まで美味しく頂くことが出来る。
メニューについてはもちろん季節によって変わるものもあるが、それでも前菜であればスモークサーモンはこちらの定番メニュー。
厚切りにされたスモークサーモンは、その厚みからは想像出来ない程柔らかく、スモーク加減も少々強めに効いている。
また、6月に解禁されたばかりの鮎については、天然のものを10時間近くかけてコンフィにしたとの事。
塩加減が少々強い気もするが、鮎の旨味をしっかりと閉じ込め、骨まで全て食べられる程の柔らかさに仕上がっていて絶品であった。
季節限定ではあるが、非常にオススメの一品。
一方のピザは全体的に上品な仕上がりであった。
生地はクリスピーまではいかないが、薄めでもっちりとした食感。
ところどころにある焦げが良い具合で味わいにスモーク感のインパクトを与えている。
黒オリーブのピザ。
文字通り黒オリーブの味わいが前面に出ている。
存在感が控えめの生地に対してオリーブの風味がストレートに効いていて味わいのコントラストが新鮮。
今まで見たことも味わったこともないタイプのものであった。
一方で生シラスのピザについては、ガーリックをベースに、ほんのり塩気の効いた生しらすの味わいと、焼き上げた後にのせられた水菜の食感がバランスよく味わえる。
泡との相性も良く、女性受けは抜群の味わいであった。
パスタについては旬のものということで、この時期にたまたま入荷したポルチーニ茸のオイルパスタを注文した。
1人ずつに取り分けて提供されたが、コース全体のボリューム感からすれば十分な量であった。
量はそこまでではないが、濃厚なポルチーニ茸とチーズの味わいでしっかりと満たされる。
軽くかかったチーズがアクセントになり、ポルチーニ茸の独特の味わいが一層引き立てられていた。
オリーブオイルのソースは素材の味の邪魔をせず、泡や白ワインとの相性も良い。
メインだが、思っている以上にしっかりと量がある印象。
豚については恐らく150グラムくらいあるのではないかというボリューム感であった。
豚の味わいは至ってシンプル。
厚く切られた肉の中に絶妙の火加減で火が通されており、炭火の味わいと塩の味というシンプルな味付けが素材の旨味を引き立てる。
メインのシャラン鴨。
豚肉のソテー同様に、ソースではなく素材の持ち味を生かした調理が嬉しい。
最後はデザートだが、これも手を抜かずにしっかりと自家製のものであることがわかる味わい。
食後のデザート。
甘さ控えめで果実の味わいがしっかりと感じられる。
食後のデザート。
トータル4種類の中から好きなモノを一つ選ぶことが出来る。
食後のエスプレッソ。
他にもコーヒーやカプチーノも選ぶ事が出来る。
食後のカプチーノ。
しっかりとイラストを書いてくれる演出がニクい。
食後のカプチーノ。
こちらはウサギのイラストが書かれている。
お値段は抑えめながら、味わいボリュームは一流、ワインもリーズナブルなものからそこそこプレミアムなものまで揃っており、バランスが良い。
今回は4名でメイン付きコースをオーダーし、ワインを2本ボトルで注文し、トータルで45000円程度。
この料理・雰囲気・立地を考えれば、リーズナブルとまでは言えないが非常にコストパフォーマンスの良いお店であることは間違いない。
一方で、ディナーの予約は必須なので、行く日にちが決まった際にはすぐに予約をしたほうが確実。
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