Brasserie du Quai (2023/04)


名前Brasserie du Quai

場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-2 ウェスティンホテル横浜 3F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 桜木町駅 徒歩6分

営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=優雅にオシャレにそれでも肩肘張らずに気軽に使える味わいもホスピタリティーもレベルの高いホテル系ブラッズリー

外部リンクBrasserie du Quaiの公式HPへのリンク

備忘録

(2023/05/20記載)
2023年4月下旬の週末の夜に利用。
この日はこちらのレストランが入っているウェスティン横浜に宿泊していたこともあり折角ならばホテルのレストランで夕食を、ということで利用してみた。

<お店の場所はどこ?>
こちらのお店はウェスティン横浜の3Fということで、ホテルまでのアクセスは桜木町駅から徒歩となる。
桜木町駅を降りて線路沿いに横浜駅方面に歩いていくと見える。
最寄駅は横浜市営地下鉄線の高島町となるのだが、そこからでも4分程度はかかるので、利便性を考えると桜木町駅からの方が良いかも知れない。


こちらが店舗外観。
レストランへはホテルの中、外いずれからもアクセス可能。
こちらはホテル内からアクセスした場合の入口となる。
その場合、入口は併設されている和食レストランと共通、かつ今回予約した「Brasserie du Quai」へは和食レストランのエリアを突っ切っていくスタイルとなる。


ホテルの外アクセスする場合にはこちらの入口となる。
ただ、こちらのお店は3Fにあるのでわざわざ外からアクセスするケースは少ないイメージ。


店舗の外にはアラカルトのメニューも置かれている。
単品の値段を見る限り、ホテルのレストランにしては比較的リーズナブルな印象。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の17時半の営業開始時間に予約、お店に到着すると先客は1組のみで我々が食事を終えて帰るまでの間も計3組程度が来店したのみ。
そのうちの4組は身内の集まりのような感じでちょっとオシャレな夕食をホテルのレストランで頂くというような雰囲気で、普通に夕食を食べ来ていた人はかなり少ない印象。
店内は洗練されたデザインで建物の角に位置していることもあって2方向が窓となっているので開放的。
4名掛けのテーブルとなってはいるが、基本的にはそのテーブルを2名で利用するような設定になっている。
今回は早めの時間ということもあって周囲がまだ明るかったが、日が暮れると天井の間接照明やペンダント型のライト、テーブルライトが上品で大人のイメージを演出する。


こちらが店内の雰囲気。
レストランが建物の角にあるので2方向が開けており明るく開放的。


一方で天井の優しい間接照明や大型のペンダントライトは夜になると明るすぎる暗すぎず、とても上質で落ち着いた雰囲気を演出する。

<オススメのメニューは?>
今回は事前に予約、ディナーの4品コース(7800円)ということで前菜、セカンドディッシュ、メイン、デザートの4品となっていた。
前菜は「山百合ポークのジャンボンペルシェ ホワイトアスパラ、カシスマスタード」、セカンドディッシュは「新じゃがのポタージュ 蛤、アスパラサラダ、パセリオイル」、メインは「ナヴァラン・ダニョー カブ、ペコロス、スナップエンドウ」もしくは「
オーストラリア産牛フィレ低温調理 グリーンアスパラ、ジャガイモピュレ、そら豆デュクセル、ボルドレーズソース」からのチョイス、そしてデザートは「オペラ コーヒー、チョコレート、ヘーゼルナッツ」というメニューであった。
他にも5品コースなどもあるので、予算に応じて色々と選ぶことが出来る。
料理はコースで決まっていたのでそれに合わせるドリンクは横浜の地ビール「横浜ヴァイツェン(1600円)」をセレクトしてみた。


こちらがドリンクメニュー。
ノンアルタイプのカクテルである「モクテル」をはじめとして、グラスのワインや横浜の地ビールなどを取り揃えている。
なお、90分でラストオーダーの飲み放題プランはスパークリングワイン・ビール・ワイン・ウィスキー・ソフトドリンクが選べる4000円コースとスパークリングワインがシャンパンに変わる8000円のコースがある。


ボトルのワインはブラッズリーだけにフランスのものをオンリスト。
価格はおおよそ市価の3倍とホテルのレストランの定番の価格設定。


こちらが今回のコースメニュー。

オーダーしてから待つこと5分弱でまずは飲み物が提供された。


こちらが「横浜ヴァイツェン」。
キンキンに冷えて氷の付いたグラスと共にビールがボトルで提供、最初はスタッフの方がサーブしてくれる。
ヴァイツェンらしいフルーティーな味わいながらもしっかりとしたビールの風味も楽しめる、クラフトビールらしい味わい。
オフィシャル通販サイトで6本4810円(送料込み)で販売されているよう。


ビールを飲みながら会話を楽しんでいると、「マリオットボンヴォイ ゴールド会員」の特典として、生ハムとオリーブのプレートがサービスされた。


その後しばらくして前菜の「山百合ポークのジャンボンペルシェ ホワイトアスパラ、カシスマスタード」が提供された。
ハムとパセリのゼリー寄せということで、パセリ感はほぼ感じさずにハムの味わいとブイヨンの旨味がしっかりと効いたもの。
カシスマスタードはカシスの甘酸っぱさとマスタードがしっかりとマッチし、想定外の美味しさであった。


続いてバゲットが提供された。
バゲットは専用の布袋にアツアツの状態でオシャレに提供される。
バゲットの付け合わせはバターとそら豆のペーストの2種類。
そら豆のペーストは文字通りそら豆の風味がしっかりと効いており舌触りも滑らか。
バゲットはクラストが少し厚めでクリスピーな食感、クラムはフワフワしたタイプ。
全体的にライトな食感のものであった。


そしてセカンドディッシュとして「新じゃがのポタージュ 蛤、アスパラサラダ、パセリオイル」が提供された。
写真では既にポタージュとなった状態だが、提供時は皿の中には蛤とパセリオイルのみが盛られた状態で、冷製のポタージュを目の前で皿の中に注ぐという演出をしてもらえる。
じゃがいもの風味と蛤の味わいがしっかりと感じられる味付けになっていて個人的には好みであった。


メインは2種類から選べるのだが、今回は「オーストラリア産牛フィレ低温調理 グリーンアスパラ、ジャガイモピュレ、そら豆デュクセル、ボルドレーズソース」をセレクト。
牛フィレは100グラム程度の程よいサイズ感で、低温調理ということでかなり柔らかく、かつジューシーに仕上げられている。
肉だけでもしっかりと旨味があるのだが、赤ワイベースで作られたしっかりと甘味や旨味のあるボルドレーズソースと絡めてもよし、そら豆とニンニクの風味がしっかりと効いたデュクセルを少し添えてもよしという感じであった。


そしてデザートは「オペラ コーヒー、チョコレート、ヘーゼルナッツ」が提供された。
オペラということでガッツリとチョコの層が主張するタイプかと思ったら、こちらはどちらかというとヘーゼルナッツがメインのよう。
濃厚なヘーゼルナッツの風味をベースに、チョコとコーヒーの味わいがアクセント加えるタイプで、食後のホットコーヒーとよくマッチする。

<まとめ>
今回オーダーした4品のコースはベースが7800円でメインディッシュを「オーストラリア産牛フィレ低温調理」にアップグレードしたことでプラス500円、ドリンクを入れると1名あたり9000円程度であった。
最初は4品、かついわゆる食事はメインディッシュのみなのでボリューム感少なめでお腹があまり満たされないかと思っていたが、ゆったりと提供されることと優雅な雰囲気の中で頂いたこともあってか、食事を終えた時点ではお腹がしっかりと満たされていた。
もちろん提供される料理もクオリティーは高く、フレンチというと何となくお高く接しにくいイメージが先行するが、こちらの料理はいずれもそれぞれの料理の食材の風味をしっかりと活かした味付けとなっており、とても分かりやすい味わいであった。
また、この日は日曜日の一番早い時間帯の予約ということもあってか、オシャレな店内をほぼ貸し切りの状態で使えたこともあり、とても優雅な空間で食事を出来たのも良いポイント。
また、食後のコーヒーもカップが空になるとすぐにお代わりを提供してくれる(かつ無料)等、ホスピタリティも流石ホテルのレストランという感じで満足度の高い穴場的ブラッズリーであった。
金額だけ見ると決して安くはないが、優雅にオシャレに、そして混雑せずに隠れ家的に食事をしたいときにはとても使い勝手がよく満足度の高いホテル系レストランの一つになりそう。

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Brasserie du Quaiフレンチ / 高島町駅みなとみらい駅新高島駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7

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