シーサイド (2023 /11)


名前シーサイド

場所:〒904-0200 沖縄県中頭郡嘉手納町
地図はこちらからどうぞ

交通手段:那覇市街地より車で約45分

営業時間:11:00~20:00 毎週月曜日

また行きたい度:=☆☆☆☆=やり取りは英語で支払いはドル払いの米軍が経営する沖縄にいながらアメリカ気分を体験できる夕焼けがキレイなレストラン

外部リンクシーサイドの公式HPへのリンク

備忘録

(2024/01/05記載)
2023年11月上旬の休日の遅いランチとして利用。
今回の滞在はレンタカーを借りて久しぶりに那覇を離れることもあり、そんな話を国際通りにある行きつけの居酒屋でしていると、マスターと常連の方から「嘉手納の方に行くなら米軍が経営している雰囲気のあるレストランがあるから是非行ってみな!」ということで教えて頂いたのがこちら。
メニューは英語表記(日本語併記)で金額はドル表示のドル払い(もしくはカード)、言語は基本英語で支払いはチップを決めて済ませるという完全にアメリカンなレストランということで、日本にいながらにしてアメリカの雰囲気を楽しめそうなレストランなので予定を変更して行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
店舗は嘉手納基地のあるエリアということで、公共交通機関で向かうことは不可。
レンタカーが無い場合は那覇市街地からバスでアメリカンビレッジまで向かった後、そこからタクシーで向かうのが一番効率の良いアクセス方法。
レンタカーでのアクセスの場合は那覇市からひたすら国道58号線を北上、アメリカンビレッジを過ぎ右手に嘉手納基地が見えてきた先5分程度進んだ場所にある。
ナビで設定すれば迷うことなく目的地にたどり着くことが出来るが、入口は米軍の施設のような香りがするので一瞬入るのにためらうかも知れない。


こちらが店舗外観。
特に派手さは無く、落ち着いた雰囲気の外観。
ただ、日本語はどこにもなく、周囲にはYナンバーの車と米軍関係者らしき人たちが多くいるので、何となくこのエリアだけ日本という感じがしない。


建物はマリーナのすぐ横にあり、目の前が海のテラス席も建物の外にある。

<混雑状況・店内の様子は?>
利用したのは休日ではあるが15時過ぎという非常に中途半端な時間帯。
それもあってか、店内には先客が3組のみ。
ただ、後で聞いたところ、14時頃までは大混雑していたようで、丁度良い時間帯に来たようであった。
店内は天井が高く床はタイル張り、雰囲気も日本のレストランと少し違う印象。
そんな中に4名掛けのテーブルが20卓程ゆったりと配されており、建物の外のテラス席も4名テーブルが10卓程配されておりトータルキャパは100名超という感じのそれなりに広いレストラン。
店舗内に入るとここからはもうアメリカ。
入るといきなり英語で「inside? outside?」と聞かれるので油断をしていると??となるが、単純に店内かテラス席かの確認。
11月にしてはかなり暑かったので無難に店内の席にしたが、海側が西なので冬場の夕方はテラス席で夕焼けを見ながらゆったりと過ごすのがオススメ。


こちらが店内の雰囲気。
日本のレストランとは明らかに何かが違う独特の雰囲気がある。
また、海側が全て掃き出しの窓になっており、とても開放感がある。


今回は車なのでNGだが、レストランエリアの横にはオシャレなバーカウンターのエリアがある。
こちらはではカクテルをはじめとしたお酒を楽しむ事ができるよう。

<オススメのメニューは?>
こちらの店はアメリカンダイナー的な感じとなっており、メニューはそこから想像できるものがほぼ全て楽しめるという印象。
サラダ、スープ、バーガー系、メキシカン、パスタ、ステーキなどなど、とにかく種類が豊富。
加えて海の幸もそれなりに取り揃えているので、大人数で来てワイワイガヤガヤ楽しむのが一番よさそうな感じではある。
メニューは英語表記ではあるが日本語も併記されているので英語が苦手でも全く問題なし。
居酒屋のマスター曰くボリュームたっぷりのステーキがアメリカンな気分を味わえるのでオススメという事ではあったが、そこまでガッツリというお腹具合ではなかったので、「Road Kill burger($12.95)」と「Fish & Chips($11.95)」をオーダーすることにした。
なお、オーダー含めてやり取りは全て英語になるが、日本人のスタッフの方もいるので英語が苦手な場合は日本人スタッフの方に色々お願いするとスムーズにオーダーが出来る。


こちらがドリンクメニューの一部。
カクテルは$5程度からあるようで、来店時の為替換算でおおむね750円とそこまで高いという感覚では無い。


こちらがサラダやスープメニュー。


こちらはハンバーガーやメキシカン、フィッシュアンドチップスなどのおつまみ系メニュー。


そしてこちらがメイン系のメニュー。
パスタや魚料理、ステーキなどが記載されている。
ステーキは一番小さくて8オンス(約220グラム)、大きいもので20オンス(約560グラム)とかなり幅広い品ぞろえ。

オーダーをしてから待つこと15分程度で料理が提供された。


こちらが「Road Kill burger」。
巨大なパティに加えてオニオン、マッシュルームグレービー、ペッパージャック、ベーコン、レタス、トマト、ピクルスが入った盛りだくさんのハンバーガー。
見ての通りバーガータワーのようなサイズ感で高さは15センチ程度はあろうかというもの。
バンズの直径も某有名ハンバーガーチェーンの1.5倍程度はあろうかというサイズ感で厚みもかなりのもの。
そこにたっぷりの皮付フライドポテトが盛られ、見た目もアメリカンな雰囲気たっぷり。


流石にそのままでは食べられないのでバンズを潰したうえで半分にカット。
パティの巨大感が半端なく、200グラムくらいはあろうかというサイズ感。

まずはパティだが、日本のハンバーガー専門店で頂くようなみずみずしいモチモチ感とは異なるが、バターの効いた味わいで少し水分控えめという印象。
そしてハンバーガーだが、こちらが思いのほかシンプルな味わい。
BBQソースたっぷりでチーズガッツリという味わいを想像していたのだが、意外とそうでもなくマッシュルームグレービーの味わいを活かした比較的優しい味わい。
また、パティも肉汁たっぷりというよりは粗挽きの挽肉を味付け無しでそのままパティに仕上げた肉の味わいをストレートに楽しめるもの。

日本のハンバーガー専門店等で頂くようなハンバーガーとは全く系統が異なるが、これはこれでアメリカンテイストとボリューム感を楽しむという意味ではアリな味わいであった。


そしてこちらが「Fish & Chips」。
写真だとわかりにくいが、1つが15センチ程度あろうかというかなり巨大なサイズの白身魚のフライが4つも乗せられている。
そして当然ではあるが「チップス」である皮付ポテトもたっぷりと盛られている。

白身魚のフライは全くをもって期待通りの味わい。
衣はサクサクで白身魚はホクホク、程よい塩分がフライにアクセントを加えている。
その程よい塩感があるので白身魚のフライのみでも美味しく頂けるのだが、皿に添えられているタルタルソースをディップしたりレモン汁を絞ったりして頂くと巨大な白身魚のフライ4つはアッという間に胃袋に消えていく。

<まとめ>
行きつけの居酒屋で紹介されたこともあって折角なので行ってみたが、結果としては大正解であった。
入店後にいきなり英語で話しかけられオーダーも基本的には英語で支払いはドル払いもしくはカードだったりと、プチ海外旅行を味わえるような雰囲気はここが沖縄であることを忘れてしまう。
肝心の料理だが、正直日本のレストランで頂く同じ系統のメニューと比較すると、よく言えば全体的にワイルドな味わいという印象。
今回オーダーした「Fish & Chips」のサクサク衣とホクホクで程よい塩加減の白身魚の味わいは本場のジャンキー感があるスナック的な料理で間違いなく万人受けするようなおつまみ的なメニューであった。
一方の「Road Kill burger」は見た目の破壊力とボリューム感が間違いなくアメリカンサイズ。
ただ、好みの問題もあるがバンズのモチモチ感やパティの肉汁のジューシー感は日本のバーガー専門店のそれと比較するとかなり系統が異なっている。
バンズはバターの効いた味わいで少し水分控えめという印象でモチモチ感はあまり無し、パティも肉汁たっぷりというよりは粗挽きの挽肉を味付け無しでそのままパティに仕上げた肉の味わいをストレートに楽しめるものであった。
いずれもアメリカンサイズながら円安のご時世でも値段も比較的良心的(2023/11のレート換算で計$28、約4200円)なのも嬉しいポイント。
那覇市内滞在の場合はレンタカーが無いとアクセスが難しいことと、米軍運営のレストランということで初めての場合は若干アウェー感があるので入りにくいという難点はあるが、それを考慮しても沖縄でアメリカンな雰囲気を味わえる貴重な場所であった。

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シーサイドアメリカ料理 / 嘉手納町)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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