名前:奥の隠れ家 粋心亭
場所:〒405-0077 山梨県笛吹市一宮町坪井1928
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR中央本線 石和温泉駅から車で約10分
営業時間:11:00~15:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=桔梗信玄餅テーマパーク内にある国産牛の焼肉定食を楽しめる隠れ家的なお店
外部リンク:奥の隠れ家 粋心亭の食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/10/13記載)
2022年8月中旬の休日のランチタイムに訪問。
この日は甲府エリアまで足を伸ばしてワイナリー巡りをしていたのだが、その際に折角ならばということで信玄餅で有名な「桔梗屋」のアウトレット・工場見学のため「桔梗信玄餅テーマパーク」にも立ち寄ることにした。
当初は石和温泉エリアでのランチを予定していたのだが、休日なので混雑を予想して、テーマパーク内に併設されているこちらのお店でランチをすることに予定変更して立ち寄った。
<お店の場所はどこ?>
テーマパークはナビで設定すれば迷うことなく到着できる。
山中湖方面から峠道の国道358号線を甲府方面に向かって走っていくと、峠を下り切る手前を左折してのアクセスとなる。
工場の敷地内にも駐車場は十分にあるのだが、この日はお盆休み期間ということもあって大混雑。
工場敷地内の駐車場だけでなく、周辺の会社の駐車場を臨時駐車場として開放されていた。
こちらが工場兼テーマパークの外観。
中央には工場が、左側にはアウトレット、右側には通常の売店と飲食店エリアがある。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は連休中ということで、11時開店のところ余裕をもって10時45分に到着。
流石にまだ営業開始していなかったが、10時50分過ぎに「どうぞ」と通された。
店内はオシャレで落ち着いた和食店のイメージ。
吹き抜けのある3階建ての建物になっており、1階は4名テーブル席が6席、中2階はロースター付き6人掛けのテーブル席6名席が2つ、そして3階は座敷席となっている。
なお、焼肉ロースターは2階と3階席のみでなので、入店時に焼肉を食べるか聞かれる。
こちらのお店は「奥の隠れ家」の名の通り、お店へのアクセスが若干わかりにくいこともあってか、11時を過ぎてもあまり利用客は来ず、我々が食事を終えて帰るまでの間で4組が来た程度であった。
今回はこちらのお店を利用したが、敷地内には蕎麦料理がメインの「水琴茶屋」という飲食店がもう一店舗あり、そちらが目立つ、かつこちらの入口が非常にわかりにくいこともあって、こちらのお店は全く混雑しない。
こちらが1Fエリア。
テーブル席のみでこちらは焼肉ロースターの無い席。
こちらが2F席。
厳密には2Fというか中二階という感じで、こちらのエリアは焼肉ロースターのある6名択が2席のみ。
2Fから見た1F席。
吹抜けになっており空間を優雅にオシャレに使っている。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は焼肉メインがメイン。
国産牛や豚肉を使ったランチが6種類ラインアップされている。
また山梨県名物料理のほうとうと、石焼ビビンバもあるので、焼肉の気分ではない時でも使えるお店となっている。
今回は一つは焼肉料理から「国産牛カルビ+国産豚バラランチ(1300円)」と、「信玄ほうとう(1300円)」をオーダーしてみた。
なお、焼肉ランチはライスとわかめスープが付いているが大盛りには対応していない。
ご飯が足りない場合には追加ライスとしてオーダーする必要がある。
こちらが料理のメニュー。
焼肉ランチは6種類から選べる。
また、追加の肉もオーダーできる。
焼肉の他にはほうとうやビビンバ、そしてこちらの名物でもある「桔梗信玄アイス」などのデザートなどもある。
料理をオーダーしてから10分弱でまずは焼肉定食が提供された。
こちらが「国産牛カルビ+国産豚バラランチ」。
チョレギサラダ、ナムルと共にタレで味付けされた肉が入った器でご飯、わかめスープと共に提供される。
肉は国産のカルビと豚バラが50グラムずつと、そこまでガッツリとしたボリューム感ではない。
肉の焼き上げは無煙ロースターなので煙は出るもののしっかりとロースターが吸ってくれるので、店内が煙くさいということもなく快適に焼肉ができる。
肉はタレであらかじめ味付けされているので追いタレは不要。
食感は柔らかく、カルビらしくしっかりとした脂感を楽しめ、ご飯は必須という味わい。
そしてこちらが「信玄ほうとう」。
それなりに大きい鉄鍋での提供でボリューム感はしっかりとある。
野菜はかぼちゃ、えのき、ネギ、白菜、しめじ、ニンジン、椎茸、里芋、山菜など、かなり盛りだくさん。
そのほかに油揚げと豚肉が入っているが、豚肉はしっかりとしたサイズ感のものが3枚で味わいにアクセントを加えている。
そしてそれに合わせるスープは味噌ベースのもの。
煮干しをそのまま入れてしっかりと魚介ダシをとっており風味は豊かで、出汁の効いた味噌汁と言ってもいい感じの味わい。
ほうとう専門店のような野菜の風味はそこまで滲み出ていないが、これはこれでアリという味わい。
ほうとうだが、こちらはきしめん状のもの。
厚みは薄く、専門店のようなパンチはコシはあまり期待できない。
<まとめ>
今回は連休中ということもあって、石和温泉周辺の気になっていた飲食店ではなくこちらのお店を利用してみたが、わかっていたことではあるが、ほうとうの味わいは専門店には及ばない感じであった。
かぼちゃ、えのき、ネギ、白菜、しめじ、ニンジン、椎茸、里芋、山菜など、かなり盛りだくさんの野菜と油揚げ屋しっかりとしたサイズ感の豚肉が3枚で味わいにアクセントを加えている。
味噌をベースとしたスープは煮干しをそのまま入れてしっかりと魚介ダシをとったものではあるが、野菜の風味はそこまで滲み出ていないこともあって今一つ深みが無いという感じ。
そしてそれに合わせるほうとうもきしめん状のもので、ほうとうらしいコシはあまり感じられない。
ただ、焼肉定食についてはボリューム感はそこまででは無いものの、1500円程度で柔らかい国産牛を頂けるのはありがたい。
こちらのテーマパーク内にあるもう一つの蕎麦がメインの「水琴茶屋」と比較すると隠れ家的な場所にあるためか全く混雑していないので、肉系料理を食べるのであれば穴場的なお店かもしれない。
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