| 購入場所 |
北野エース |
| 購入日 |
2022年08月28日 |
| 購入金額(税込み) |
858円 |
| テイスティング日 |
2023年04月04日 |
ワインデータ:
| 国名 |
チリ |
| 地域 |
セントラルヴァレー |
| 地区 |
N/A |
| ヴィンテージ |
2020年 |
| ブドウ品種 |
シャルドネ85%、ソーヴィニヨンブラン15% |
コメント:
以前フラフラッと立ち寄ったこちらの店で「印度カリー子オススメのカレーと合うワイン」というPOPと共に売られていたのがこちらのワイン。
カレーに合うワインという文言についられてついつい購入するも、なかなかカレーを食べる機会が無くセラーで眠っていたのだが、この日はカレーそのものではないがカレー粉を使った料理であったので合わせてみることにした。
色はしっかりとしたグリーンのニュアンスを感じられる輝きのある色合い。
粘度はそこまでなく、グラスの縁をゆったりと伝わり落ちるものの脚は出ない。
香りはシャルドネらしいジューシーなニュアンスをベースに15%のアサンブラージュながらソーヴィニヨンブランらしいハーブのニュアンスもしっかりと感じられ、ブドウの風味をダイレクトに楽しめる。
フレッシュなパイナップルやマンゴーのような南国のフルーツの風味やわずかに蜂蜜のニュアンス、そして樽香のような甘味もほのかに感じ取れる。
アタックはジューシーでフレッシュ。
しっかりとした絞りたてのレモンのようなフレッシュで若干刺激的でもある柑橘系の酸と共に、しっかりと熟したパイナップルやマンゴーを思わせる甘味のある果実感を感じられるガッツリ系の味わい。
中盤には酸味がやや弱まりしっかりとした果実感が厚みのあるボディーを作る。
余韻にはその果実の甘味と共に舌先を刺激していた酸がしばらく口の中にとどまり、甘味を程よく洗い流していく。
ブドウの特徴をしっかりと楽しめるパワフルながら嫌味の無い安旨系コスパニューワールドワイン。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
| 外観 |
清澄度 |
輝いている |
| 色の濃淡 |
中庸 |
| 粘度の高さ |
滑らか |
| 発泡度 |
無し |
| 気泡大きさ |
無し |
| 色調 |
グリーンイエロー |
| 香り |
強さ |
十分な |
| 果実感 |
グレープフルーツ、マンゴー、パイナップル |
| 香辛料 |
バジリコ、レモングラス |
| 味わい |
アタック |
爽やか |
| 甘辛度 |
辛口 |
| 酸味 |
適度な |
| タンニン |
少ない |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
| コスパ |
★★★★ |
| 総評 |
★★★★ |

鯖缶の鯖にカレーの風味を効かせた小麦粉をまとわせた「鯖の竜田揚げカレー風味」と合わせてみた。
カリっと仕上げた衣にはほんのりとカレーの風味が感じられ、中の鯖はフワフワで程よく脂が乗ってとてもジューシー。
鯖とカレー粉という聞いただけではちょっと不思議なイメージの組み合わせではあるが、実際に食べてみると後を引く癖になる味わい。
そのスパイシーでオイリーな濃厚な味わいに特に違和感なくマッチするのだが、なんとなくワインの甘味と鯖の脂感が打ち消しあってしまっているような感じもしなくはない。
ケンカをしているというわけではなく、ワイン単体で楽しんだ方がよりそれぞれの味わいをダイレクトに楽しめるような印象。
とはいえ、確かにスパイス全般との相性は悪くなさそうなので、脂感の少ない魚を使ったスパイス系料理と合わせるのが一番良いかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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