| 購入場所 | (こちらから購入可能) | 
  
| 購入日 | 不明 | 
| 購入金額(税込み) | 不明 | 
| テイスティング日 | 2021年01月26日 | 
ワインデータ:
| 国名 | ウルグアイ | 
| 地域 | N/A | 
| 地区 | N/A | 
| ヴィンテージ | 2018年 | 
| ブドウ品種 | タナ100% | 
コメント:
この日は赤が飲みたくなり、以前セラーから見つけて気になっていた「タナ100%」のワイン。
抜栓した後にレビューを書くためにワインの詳細を調べて、初めて「ウルグアイ」産であることや、値段も3000円近くするなかなか高級なワインということに気付いた。
グラスに注ぐと、濃厚な色合いに驚かされる。
カベルネなどの濃厚な赤紫よりももっと深く濃い独特の色合いは吸い込まれそうな印象。
粘度はかなり高く、複数の脚がゆっくりとグラスを伝わり落ちていく。
香りはそこまで強くはないがしっかりと主張し、カシスなどの甘酸っぱさやフレッシュな酸味、そしてスパイス感が強めに感じられる。
4年熟成ながらもまだまだ十分に若々しく力強い香り。
口に含むと何とも不思議な印象。
一瞬薄めの味わいなのかと思うほど水のようにスッキリとした印象持つが、すぐに爽やかな酸味と果実感がその思い込みを否定する。
中盤からはしっかりとした甘味も加わり、そして終盤にはやや強めの渋みがそこに加わり、複雑な印象の味わいは優しい樽香と共に消えていく。
甘味と渋みが同居するボリューム感のある面白い味わいのワイン。
インプレッション:
| 外観 | 清澄度 | 深みのある | 
| 色の濃淡 | 濃厚 | 
| 粘度の高さ | 脚が出来る | 
| 発泡度 | 無し | 
| 気泡大きさ | 無し | 
| 色調 | ブラックチェリー | 
| 香り | 強さ | 十分 | 
| 果実感 | ス黒すぐり、ブラックベリー | 
| 乾燥果実 | レーズン | 
| 香辛料 | ミント、胡椒 | 
| 味わい | アタック | 爽やか | 
| 甘辛度 | 辛口 | 
| 酸味 | 適度な | 
| タンニン | 強い | 
| キムラ的おすすめ度(5点満点) ★1点 ☆0.5点
 | 味わい | ★★★☆ | 
| コスパ | ★★★ | 
| 総評 | ★★★☆ | 

今日は中東のスパイスをたっぷりと使ったミートボールを入れたハーブを効かせたボロネーゼパスタと合わせた。
スパイスとハーブがたっぷりと効いていることあって、味わいは比較的シャープで特徴がある。
トマトソースの甘味とスパイスの辛味、ハーブの味わいは思った以上にタナの特徴的な味わいとマッチする。
特にマッチしているのはトマトソースの甘味かも知れない。
タナの渋みが柔らかくなりつつもしっかりとその特徴は残しており、あまり気にしないで合わせた割にはなかなかのマリアージュ。
カプレーゼのバジルソースとも合わせてみたが、タナの渋みがそのまま舌に感じられ、少々バランスが悪い感じがした。
同じトマトなのに火を通すか通さないかでも相性が変わるのはなかなか不思議。
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