購入場所 |
エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年07月15日 |
購入金額(税込み) |
1078円 |
テイスティング日 |
2022年07月21日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
ラングドック・ルーション |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
ピノノワール100% |
コメント:
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30%オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと1600円弱のものを1000円少々でお得に購入。
この日は暑かったこともあり白を飲もうかと思ったが、合わせる食事のことを考えるとちょっと冷えた軽めのピノが飲みたくなり、偶然にも白ワイン用の少し温度の低いセラーで保存していたこちらのワインのことを思い出したので早速頂くことにした。
色はフランスのピノにしてはかなり濃いめのしっかりとした赤紫系の色合い。
粘度もそれなりにあり、グラスの縁み出来た脚がゆっくりと伝わり落ちていく。
香りは力強く、グラス周辺にまで爽やかでジューシーな香りが感じられる。
その香りはピノらしく、よく熟したベリーの甘酸っぱいニュアンスをしっかりと感じられるのだが、フランス・ブルゴーニュのピノのような儚さや柔らかさというよりも、ニューワールド系の力強さをしっかりと感じられ、わずかにスパイスのニュアンスも感じられる。
実際の味わいも香り同様にニューワールド寄りな印象。
アタックはボリューム感がありまだ若さを感じるシャープでフレッシュな甘酸っぱい味わいが口一杯に広がる。
中盤もその傾向は変わらず、ピノの味わいの骨格を残しつつもしっかりと飲み応えのあるパワフルな味わい。
余韻には爽やかな酸が小さな果実の甘酸っぱさと共にほどよくアクセントを残していく。
ガッツリボリューム感のある味わいとシャープではっきりとした甘酸っぱさを楽しめるニューワールド感を感じるフランスの骨太ピノ。
<アルコール度数12.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
すみれ |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
木苺、ブラックベリー、さくらんぼ |
乾燥果実 |
イチゴジャム |
香辛料 |
クローブ、胡椒 |
味わい |
アタック |
強い |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
十分な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★☆ |
コスパ |
★★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日は肉じゃがと合わせてみた。
なんとなく肉じゃがの肉の味わいと出汁の甘味がちょっと冷やしたピノに合うのではと思って試してみることにした。
しっかりと肉の味わいが効いた味わいながら料理としては比較的甘めでおしとやかな味わいということもあり、ピノとの相性はとても良いのだが、料理と合わせると不思議とピノの甘味が際立ちワインだけで味わった時より酸のニュアンスも落ち着く。
やはりみりんや出汁のような砂糖とは違う甘味や、肉の脂系の旨味との相性が良いのかもしれない。
キリッと冷やせば今回の肉じゃがのほかにシンプルに豚串の塩味などとの相性も良さそう。
<マリアージュ指数:5ばっちりマリアージュ>
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