Grand Maison ORENO by俺のフレンチ (2022/03)


名前Grand Maison ORENO by俺のフレンチ

場所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 サンケイビルB2F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 大手町駅 直結

営業時間:11:00~15:00、17:00~23:00 不定休

また行きたい度:=☆☆☆=開放的で優雅な雰囲気でフレンチコースを楽しめるエンターテイメント性抜群の俺のシリーズ

外部リンクGrand Maison ORENO by俺のフレンチの公式HPへのリンク

備忘録

(2022/04/02記載)
2022年3月中旬の平日の夕食時に訪問。
この日は突然思い立ち、当日夕方に丸の内界隈で落ち着いて食事を出来るところを探し出したのだが、その際にふと思い出したのがこちらのお店。
また、3月末まで有効の「俺のシャンパン人数分無料」券もあったので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は最寄り駅ベースであれば大手町駅から地下で直結しているが、JR東京駅からでも丸の内北口からであれば7分程度で歩ける距離。
季節の良い時であれば丸の内のオフィス街のビルを見ながら散歩がてら歩くにはちょうど良い距離。
個人的に地下はいまいち方向感覚が分からなくなるので苦手だが、こちらのビルはE1もしくはA4出口からすぐの場所にあるのでそこまで迷わずにアクセス可能。
以前は「俺のGrill&Bakery 大手町」として営業しておりいつの間にか改装してこちらの形態になっていたが、外観はほぼ変わりなし。


こちらが店舗外観。
店舗はB2Fにあり、B1Fまでを使った吹抜け構造になっている。
グロスのある黒をベースとしていることもあってか、かなり高級感のある雰囲気。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の19時過ぎということでそこまで混雑していないだろうと読んでの来店だが予想通りであった。
営業時間が限定されている時期ということもあり、70席程度に限定された店内は先客が5組程度であった。
入口を抜けると目の前には300インチというもはや普通には想像出来ないサイズのモニターと共にスタインウェイのピアノが置かれた広々とした舞台がある。
天井が吹抜けということもあって、非常に開放感のある中にゆったりとテーブルが配されている。


こちらが店内の様子。
今回はステージ前の席に通されたこともあり天井が高く非常に開放感がある。
ステージの周辺には円卓が配されているが、写真右側は劇場のように少し高さが設けられたエリアもある。
とにかくスペースを贅沢に使っており優雅に過ごすことが出来る。

<オススメのメニューは?>
こちらの店舗は基本的にコースのみとなっている。
予約限定の10000円と18000円のコースや、リーズナブルな4800円のコース、その他には6800円や12000円のコースなど、比較的幅広い金額帯から選ぶことが出来る。
今回は一番リーズナブルな4800円のコースをオーダーしたが、お代わり自由の俺のベーカリーの自家製パンが付くこともあり、物足りなさはなかった。
お酒をあまり飲まずに料理に集中したいということであれば、4800円のコースに1品加わり料理のグレードが上がる6800円のコースもオススメ。


こちらが店の前に置かれているメニュー。
アラカルトは限られた数種類のみ、かつメインではなくサイドメニュー的なもののみ。


こちらはドリンクメニュー。
今回はボトルでオーダーしなかったのでボトルメニューは見ていないが、ワインは国ベースでの記載ではなくブドウ品種ベースでの記載。
グラスで1杯1000円弱程度から設定がある。
また、面白いところだと「マリアージュ」と称してその時に食べている料理に合わせてソムリエがワインをセレクトしてくれるというものや、「シャンパンのフリーフロー」が1時間5000円というものもあった。

さてオーダーして待つこと5分程度でまずはドリンクから提供開始。
なお、コースでの提供ということで、食べるスピードに合わせて結婚式のように一斉に料理が提供されるスタイル。


「俺のシャンパン」からスタート。
「ザヴィエ・ルイ・ヴィトン」、ルイヴィトンのプライベートシャンパーニュとのこと。
豊かな泡は流石にスムーズで、ブドウの旨味をしっかりと感じさせるものの過度に甘さはなく、食事に合わせてすっきりと頂ける味わい。


続いて、食事が始まる前にフィンガーフードが提供された。
こちらは某社のお菓子「〇〇の実」をモジったもので、一口大のパイ状の焼き菓子の上にトリュフがのせられたもの。
写真は撮れなかったのだが、提供時にはアノお菓子を想像させる箱に入れられて運ばれてくる。
サクッとした食感と厚くスライスされたトリュフの風味はシャンパンがすすむ。


続いての料理が提供される前に、俺の名物の「俺の食パン」が提供された。
俺のフレンチではお通しとして提供されているものだが、こちらでは無くなると追加で提供してくれる。


パンをつまんでいると前菜が提供された。
この日は季節ものということで、ウドとイチゴ、そしてトマトを使ったサラダであった。
食べる前はどのような味か想像がつかなかったが、ウドそのものは特に味がなくサクサクとした食感を楽しめ、思ったよりもバランスが良い味わい。


続いて提供されたのが「季節のスープ」ということで、この日はアスパラガスのスープであった。
色から見てもわかる通り、かなりしっかりとしたアスパラガスの味わいを感じられる、味わいにボリューム感のあるスープであった。

そしてメインの「牛フィレ肉」のステーキが提供された。
注文時に焼き加減は特に聞かれなかったが、ミディアムでの提供。
柔らかい牛肉と赤ワインソースの相性は抜群。
ここで赤ワインを追加オーダー。
ドリンクメニューの中に「マリアージュ」というものがあり、その時に食べている料理に合わせてソムリエがセレクトしてくれるというもの。


セレクトされたのは「Chateau Bouscasse」というマディラン地方のタナを使ったワイン。
タナはかなり強いブドウなのでどのような味わいなのかドキドキしていたが、実際に飲んでみると2009年ヴィンテージということもあってか思ったより渋みはまろやか。
ジューシーな果実感というよりは、ジワジワと濃厚な果実の味わいを楽しめるワインで、牛フィレ肉との相性はなかなか。


そしてデザートは「モンブラン「俺」ファソン」ということで、カットイチゴが重なった状態の一見モンブランに見えないようなプレートに、目の前でイチゴのクリームチーズを専用の機械を使ってたっぷりと盛り付けてくれる。
エンターテイメント性はあるのだが、食べてしまうと「イチゴのクリームチーズの中にカットイチゴが入っている」といういたって普通の味わい。

<まとめ>
今回は急に決めてサッと来てしまったが、コース料理ということもあり飲み会的な利用ではなく、少しかしこまってピアノなどの生演奏を聴きながら優雅に時間を過ごすという使い方をしたいお店であった。
実際、こちらの店舗は他の俺のシリーズのような時間制限はないとのことで、ゆっくりと優雅に食事を楽しむ事が出来る。
今回はメニューもパッと決め、ワインリストも見ずに食事をしたので、次回はもう少し優雅にじっくりと時間をかけて楽しみたい。

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Grand Maison ORENO by俺のフレンチフレンチ / 大手町駅東京駅竹橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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