Campanella Chianti Classico 2016(カパンネッレ)



購入場所 エノテカ御殿場アウトレット店(こちらから購入可能
購入日 2021年11月12日
購入金額(税込み) 3010円
テイスティング日 2022年03月11日

ワインデータ:

国名 イタリア
地域 トスカーナ
地区 N/A
ヴィンテージ 2016年
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ

コメント:
以前こちらの店に行った際、ラベル不良ということで30%引き、さらにクーポン利用でそこから10%引きというもともと5000円近いワインをかなりのお得なお値段で購入できたワイン。
色は若干熟成感を感じる深く輝きのあるルビー色。
僅かにオレンジ色のディスクが見え隠れする。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁をゆっくりと伝わり落ちながら脚が出る。
グラスに注ぐとしっかりとした果実感を感じさせる香りが周辺まで広がる。
しっかり熟したブラックベリーをぎゅっと濃縮させたような果実感と、それに加えてカシスのような豊かな酸味やほんのわずかに熟成感も感じられる。
アタックはクリアな舌触りとともに始まり、一瞬物足りなさを感じるのだがそれも束の間。
すぐにジューシーな甘味とともに比較的しっかりとした渋みを感じられる。
ボディーは程よく厚みのある果実感とともに、爽やかな酸味も加わり熟成感を感じる落ちついた味わいで飲み応えはバッチリ。
余韻にはブドウの甘味をはっきりと感じられ、しっかりと渋み感じられる重厚でボリューム感を楽しめる。
6年の時間を経た熟成感と凝縮感とともに濃厚な甘味と渋みが同居するボリューム感たっぷりの熟成キャンティ。
<アルコール度数13.5%>

インプレッション:

外観 清澄度 深みのある
色の濃淡 中庸
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 ルビー

香り 強さ 十分
果実感 黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 レーズン
香辛料 胡椒
味わい アタック 強い
甘辛度 辛口
酸味 適度な
タンニン 茎っぽい
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★
総評 ★★★☆


この日はラザニアということでイタリアワインと合わせることにした。
たっぷりとホワイトソースを使いチーズは控えめ、さらにラザーニャを餃子の皮を使って仕上げていることもあってか思っていたほどガッツリ濃厚系の味わいではなかった。
その影響もあってか、ワインの濃厚でガッツリとした味わいが料理に優っている印象はある。
だが、相性そのものは全く悪くなく、チーズやホワイトソースの味わいも十分に感じられる。
とはいえ、このワインが本領を発揮しそうなのはスペアリブやカチャトーラのような比較的ガッツリめの肉料理という印象。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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